二〇一二年皐月廿一日

◆終わりの始まり

いつかは来る、むしろこれまでなかったことが奇跡のような

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廓楼主 記 17:26|一言(0)付箋

二〇一二年皐月朔日

◆知らぬ顔の

知らぬ存ぜぬ
思いもせぬ

目が冴えるのは
新茶の所為


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廓楼主 記 23:57|一言(0)付箋徒然 

二〇一二年如月十一日

◆かさならぬ路

冥界軍先発隊の転戦より五夜を重ねて
届いた文に、思うこと暫し。

敢えていつもと同じ着物に、高下駄、
紅い倭傘を供に進む道。
雪道。

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廓楼主 記 20:22|一言(0)付箋徒然 

二〇一二年如月九日

◆醒

ああ、夢か。

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廓楼主 記 16:44|一言(0)付箋徒然 

二〇一一年師走十九日

◆心結唄

しわすれて
のびのびのびた
としこしの
いまさらくちに
しづらきものも
そばにこそあれ


おろしたままの
かみのゆくすえ
ゆうきがたらぬ
もうひとつこえ

廓楼主 記 19:22|一言(0)付箋 

◆想遺唄


幾年戻り今日この日
国を開いて名付いたは
同じ土地にて立てられし
似て非なるかし
非ならまし

かのくには
くいのみのこす
はたかしら


廓楼主 記 00:52|一言(0)付箋 

二〇一一年師走八日

◆霜月唄

瀬を早み
年の瀬も早や
過ぎるのみ
想い遺して
背負うその身か


思い切るにはもう一つ越え

廓楼主 記 19:19|一言(0)付箋 

二〇一一年霜月廿六日

◆素戔嗚弁天

りはびり兼ねて来年の準備

筆の走りはじめ

素戔嗚弁天


廓楼主 記 00:29|一言(0)付箋徒然 

◆いきつづける

青息吐息も生きてこそ
才気小粋はその向こう
酒息吐いて向こう意気
一息つけば盈虧も回帰

蓋し塋域至らばその時続きを読む

廓楼主 記 00:17|一言(0)付箋徒然 

二〇一一年如月十六日

◆ゆめのいし

睦月

夢の名残を掌に乗せ
覗きこめば嘗ての夢
煌めいて輝いて見えたそれ

舌先で舐めて苦味
けれど確かにそこにあるもの

最後まで残るのはいしだと


***
懐かしい客人は少し大人めいて

今なら酒も付き合ってくれるかしらん

廓楼主 記 11:14|一言(0)付箋