岡山県真鍋島。「真鍋島の『三虎』さんがいいよ」と聞いていたので、高松港から日帰りクルーズでランチを食べに行ってきました。高松港から西へ約90分。猫で有名な香川県の佐柳島や、私がよく通っている粟島の近くにあります。専用桟橋もあり、クルーザーで行きやすい場所でした。
真鍋島の地図です。
高松港を朝9時に出発。
今回も、ユアクルーズの古市さんにお世話になり、友人たちと一緒に行ってきました。
前を見ると緑のキリンが!かわいいですね。
出発してしばらくすると、カモメが追いかけていました。
準備していたエサ、「かっぱえびせん」を投げたら、たくさんのカモメが追いかけてきました。
瀬戸大橋では、偶然に電車が通っているのが見えました。
こちらもよく見ると、電車が通っています。海を渡っている電車を見るのも圧巻です。
航路を示す、赤と緑の浮標が見えます。
瀬戸大橋の近くにあるこの場所は、釣りで有名な場所。ここまで渡し舟がでているそうです。
ちょっとアップで撮影。楽しく釣りをしてる感じですが、潮の満ち引きに注意が必要ですね。
またまた瀬戸大橋をくぐります。
瀬戸大橋を反対から見たところです。
上の斜張橋の部分をみたところです。斜張橋いいですね。
瀬戸大橋を渡ると、右手に六口島(岡山)が見えて、名物の、国指定天然記念物「象岩」が見えてきます。
象さんに見えますね。
アップで撮影。
穴の中に岩が入っている、ちょっと面白いところを見つけました。
六口島は、夏は海水浴のお客様で賑わいます。「象岩亭」では、ランチも食べられますし、宿泊施設もあります。今度ランチにお伺いしてみようと思っています。
岡山から来られる方が多いようです。定期船はないので、自分でクルーザーでいくか、下津井公民館まで行って、そこから「ぞういわ丸」で送迎してもらうかのどちらかのようです。夏の海水浴シーズンは、船が出るようです。
真鍋島に向かう途中の景色です。瀬戸内海は航路になっているので、このような大きなタンカーによく出会います。
タンカーをアップで撮影。
高松港から90分ほどで、真鍋島「島宿三虎」の専用桟橋に到着しました。こちらが三虎の全景。手前のオレンジの屋根が食堂棟、その奥が宿泊棟、そして写真左側が宿泊施設のロッジです。
クルーザーで近づいていきます。
クルーザーの前に座って撮影。臨場感あります。
無事専用桟橋に到着。この手作り感溢れる桟橋を見ると、ワクワクしますし心も和みます。
歩いていきます。
「三虎」という三角の看板が見えてきます。「三虎」という名前は、3代寅年が続いたので、その名前がついたそうです。
桟橋から歩くと、すぐ両側にテラスがあります。こちらが向かって右側のテラスです。この日昼食を食べたお部屋が左側に見えます。このテラスでBBQもできます。
こちらが向かって左側のテラス席です。海沿いの特等席ですね。
中に入っていきます。
ヤシの木がいい感じです。
振り返ると、今回ランチを食べた食堂棟の入口がありました。奥には歩いてきた桟橋が見えます。
お部屋には、既にランチが準備されていました。奥にあるアップライトピアノをランチの後に少し弾かせていただきました。
お料理をアップで撮影。
反対側から撮影。この鍋敷きのところに、後で大きなお鍋が到着します。
1人分はこのように準備されていました。焼き魚の種類が人によって違うのがいい感じです。
天ぷらも沢山ありました。
焼き魚をアップで撮影。鯛ですね。
かれいです。人によって焼き魚が違っていました。それがまたいいなと思いました。お魚は島の近辺で獲れたお魚なので、その日の状況によって、並ぶお魚も変わってきます。
渡り蟹です。これが甘くて美味しかったです。渡り蟹は時期があるので、タイミングが合って、またお値段の関係上、大人数での予約の場合に出てくる可能性が高いそうです。
そして、鯛のお造り。皮を湯引きしているのが美味しいです。瀬戸内の方ではよく湯引きします。
テーブルはこんな感じです。
鯛のお造りと、渡り蟹を見ただけでも、嬉しくなります。
そして、前述の鍋敷きの空間に、アクアパッツアが出てきました。超豪華!そしてすごく美味しかったです。スープもすごく美味しかったです。
アクアパッツアが並んだら、食卓がより豪華になりました。
暫くすると、更に煮魚が出てきました。これも身がぷりぷりしていてすごく美味しかったです。今回はこちらはおまけでつけてくださったそうです。
最後に鯛の潮汁。美味しかったです。脂がのっていました。
今回は1人5,400円のコースをベースに、ちょっと量が多いと思ったので、盛り皿で出すものは5人分、1人分で出すものは7人人数分という、ちょっと特別なオーダーをしました。それでもお腹いっぱいになって大満足でした。余ったものは全て、持参していたジップロックに入れたり、テイクアウト用の容器をいただいて持ち帰りました。みんなその日の夜のおかずにしたようです。
お食事を堪能した後、散歩がてら敷地内を見学させていただきました。まずは「天体観測所」。天体望遠鏡があるようです。この2階は部屋になっているそうです。
「潮湯露天風呂」です。入口です。
お風呂はオーシャンビューです。
シャワー室もあります。
「潮湯露天風呂」の隣には、ハンモックがありました。しばしハンモックで休憩。
海の見えるベンチもありました。奥には、桟橋と乗ってきたクルーザーが見えます。
そしてロッジの建物を拝見させていただきました。外観を撮影していませんが、こちらは1Fのお部屋のバルコニーです。外でシャワーを浴びることができるようです。
バルコニーから見たお部屋です。
ロッジにある、別のお部屋を撮影。
こちらは、食堂の裏手にある本館(宿泊棟)です。旧真鍋小学校の建物を移築して建てられたそうです。以前はユースホステルとして営業されていたようですが、現座は民宿として経営されています。こちらは海側のお部屋。学校の教室をお部屋に改装して利用しています。
別の海側のお部屋、「潮騒」です。
室内です。
反対側から撮影。この他にもお部屋があって、合計で約10室ぐらいはあったと思います。
展望風呂です。
こちらは、宿泊者が利用できるリビングルームのような場所です。建物が以前小学校だったというのがわかるような雰囲気でした。どちらかというと、若い方向けの宿泊施設かなと感じました。
宿泊施設を見た後は、腹ごなしがてら真鍋島散策をしてきました。三虎さんの建物の裏側をずっと上っていきます。振り返るとキレイな景色でした。
そして小高い山を登って降りて、約15分くらいで反対側の本浦港に到着。この道は荷物をもってだとかなりキツイと思いますので、本浦港から三虎にいくときには、本浦港から三虎まで海上タクシーを頼むとよいと思います。(幸進丸・片道3,000円 0865-68-4345)。
散歩をしていると、猫がたくさんいました。真鍋島も猫で有名な島ですね。
黒猫がいました。
ケンカしてしまったのでしょうか?耳が花びらのようになっていますが、かわいい猫ちゃんです。
「真鍋中学校」です。
そして、「漁火(りょうか)」という、真鍋島では有名な、漁師料理を食べられるお食事処です。この日は残念ながら閉まっていました。
「民宿」と書いてあるので、泊まることもできそうですね。
外観は素朴な感じです。
そして、三虎さんに戻ってきました。専用桟橋から出発して、高松港に帰ります。
桟橋に降りていきます。
ちょっと寂しい感じになります。
瀬戸大橋が後ろに見えます。
帰る途中に見えた、高松の景色が墨絵のようで、美しかったので撮影。
幾重にも重なる山のシルエットが素敵でした。
後ろに、瀬戸内海クルーズの指標となる、大槌、小槌山が左右に見えています。
高松港の赤灯台、「せとしるべ」がきれいに見えました。水面にも写っています。船の右舷の緑のライトといい感じでコラボしています。この赤灯台は、世界初のガラスでできた灯台です。
この赤灯台は大好きで、いつもこの辺りは少しスピードを落としてもらって通ります。赤色の20Wの蛍光灯を利用していて、13海里(24km)先から確認することができると言われています。
何度見ても飽きないです。赤灯台が見えると、帰ってきたんだとホッとします。
高松市が見えてきました。
高松の中では高層なビルである、シンボルタワー(右)と、JRホテルクレメント高松(左)が目印になります。その手前に桟橋が見えています。
高松港発の真鍋島「三虎」での日帰りランチクルーズ、よかったです。次回もジップロックとタッパーを持って、海鮮料理を堪能しに、ランチにお伺いしたいと思います。
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