2018年4月に開通30周年を迎えた、香川県と岡山県を結ぶ「瀬戸大橋(児島・坂出ルート)」。ずっと行きたかった「塔頂体験」に、2018年5月に行ってきました。毎年5月と10月に「瀬戸大橋スカイツアー」という名前で開催されるこのイベントは、平均競争倍率が今回26.8倍という人気イベント。普段立ち入ることができない通路やエレベーターを経由して、海面から175mの高さの主塔の塔頂に登れるツアーです。その塔頂から撮影した、岡山側の写真です。圧巻でした。

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主催は「本四高速(本州四国連絡高速道路株式会社)」。この日はあいにくの曇りでしたが、風がなかったので登りやすかったです。それでは詳しくご紹介していきます。参考までに、この本四高速が「瀬戸大橋スカイツアー」を旅行会社に卸していて、旅行会社がツアーとして企画しているものもあります。例えば、2018年9月~11月に朝日旅行が新大阪発で「瀬戸大橋開通30周年記念 特別企画『瀬戸大橋スカイツアー』」を出しています。地元の観光もついていて内容いいですね。

このブルーのラインが、塔頂体験で歩く場所です。海面と平行の主塔の塔頂まで行き、瀬戸内海の景観を眺めます。場所は与島にある「北備讃瀬戸大橋」。手前に見えるのが与島PAです。

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今回はまず、海面から175mの高さの塔頂から堪能した、瀬戸内海の絶景映像をご紹介します。

まずは岡山県側(児島)です。



続いて香川県側(坂出)です。



今回のツアーを通して、改めて瀬戸大橋のすごさに気付いたというのが正直な感想です。世界に誇れる建築遺産だと思いました。香川県出身なので瀬戸大橋は開通した時から関わっていますが、もっともっと機会を増やして、地元民だけでなく他県の方にも、そして外国人にも紹介してほしいと思いました。香川県の「MICE誘致」などでも、抜群の効果があると思います。

参考までに瀬戸大橋(児島・坂出ルート)は。昭和53年10月10日に着工。上段を自動車が、下段を列車が通る「道路鉄道併用橋」として、9年半の歳月と1兆1200億円の建設費をかけて、昭和63年4月10日に完成。海峡部9.4kmは、吊橋、トラス橋、斜張橋などいろいろな橋で構成されていて、将来新幹線複線を併設できるようにも設計されています。今だともっと建設費がかかっていたと思います。

それでは、詳しくご紹介していきます。本四高速主催のツアーは、与島で集合・解散となります。指定された時間に与島PA(パーキングエリア)に設置されている受付に集合。私は10時集合でした。与島はほとんどの方が車で行かれると思いますが、私は今回、坂出駅から路線バスを使って与島PAに行きました。

高松駅を8時22分発、坂出駅に8時36分到着。坂出駅のパン屋さん「ウイリーウインキー」で朝食を食べて、9時10分坂出駅発の与島行のバスに乗りました。こちらが坂出駅です。

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こちらが、改札口の目の前にあるパン屋さん「ウイリーウインキー」です。JR四国の経営しているパン屋さんで、大好きなパン屋さんですので、ここで朝食を取れるように逆算して来ました。改札の真向かいにあるので便利です。

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大好きな塩パン。あんこが入っているものもあります。

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今回私は、チーズが食べたかったので、「石窯2種デンマークチーズブレッド」を食べました。アイスコーヒーも美味しかったです。

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朝食を終えて、バス乗り場に向かいます。バス乗り場はすぐにわかります。

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バス停が2カ所ありますが、こちらの「1番」が与島行のバス停となります。この1番のバス停に与島行の案内がないので、確認を取りました。坂出駅を9時10分発、与島に9時26分着。帰りは、与島13時4分発、坂出駅13時23分着。その後、13時50分発のマリンライナーで、14時5分に高松到着でした。

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こちらが与島行の路線バスです。琴参バスの「瀬戸大橋線」です。時刻表はこちらです。

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瀬戸大橋に乗るための、高速道路の入り口です。

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「瀬戸大橋記念公園」が見えました。「瀬戸大橋タワー」も見えますね。陸路で続いている「沙弥島」もすぐその後ろに見えます。3年毎に行われている、瀬戸内国際芸術祭の開催地にもなっている島です。

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バスで瀬戸大橋を通ると、視界が高くなるので、乗用車とはまた違う楽しさがあります。

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しばらくすると、与島パーキングエリアが見えてきました。

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与島のバス停です。路線バスで与島に降りたのは、何度も瀬戸大橋を利用していますが初めてです。降車も乗車もここからとなります。

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ゲートのすぐ近くにバス停があります。

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与島PAです。

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奥に歩いていくと、スカイツアーの受付案内の看板が見えてきます。

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こちらが受付です。与島にある展望台の下側にあります。

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初めて知ったのですが、キャンセル待ちのシステムがあるようでした。当日先着順で受け付けるそうです。元々が20倍近い倍率なので、もしかしたらこのキャンセル待ちを利用する方が、確率が高いかもしれません。金曜日はちゃんと予定してくる人が多いので、キャンセルが出にくい傾向があるようです。当選倍率は、日曜日がやはり一番高いようです。

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キャンセル待ちの詳細です。この日も多くの方が訪れていました。

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時間があったので、展望台に上りました。眼下に瀬戸内海が広がって、とても心地よい空間でした。

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写真真ん中にある橋脚が、今回塔頂する橋脚です。

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展望台には、眺望の説明もありました。

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こちらが、このブログの2枚目に紹介した写真のオリジナルです。

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集合時間になると、このように1か所に集まって、説明が始まります。ヘルメット着用です。同じグループは、同じヘルメットの色です。

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今日はどこを通って行くかなど、詳細が説明されます。途中で怖かったら海の上を歩く手前で止めることもできるそうです。実際、網で透けている通路を見て、ギブアップされる方もいらっしゃるそうです。ただ、私は体験してみて思ったほど怖くないというのが印象でした。

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こちらの軍手が配られます。とてもカワイイくて、いいお土産になりました。塔頂でははしごなどもあり、手すりも摑まるので必須アイテムです。

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橋をマリンライナーが通っているところを撮影。

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そして、一つ手前のグループが塔頂しているところが見えました。まさに電車が通っていた横を歩いています。ここに今から向かいます。

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塔頂ツアーは約1時間半。ここからスタートします。この左側のコンクリートの部分(アンカレイジ)に入っていきます。

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瀬戸大橋に近づいていきます。

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階段が見えてきました。登っていきます。

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登ると、このように鍵がかかった扉がありました。

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鍵を開けて登っていきます。

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建物の中に入って行きます。

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中は広いスペースがあって、瀬戸大橋の模型や、建築についての説明がありました。

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中は空洞ですね。

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説明パネルです。

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そして、エレベーターがありました。こちらに乗って上に上がって行きます。最初は「えっ、これに乗るの?」という感じでした。

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エレベーターです。

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開いたところです。ここに乗ります。結構ドキドキです。

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エレベーターを降りると、このように進んでいきます。

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電車が通っていた近辺に向かって歩いています。

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電車が通るところの横です。隣りに線路が見えます。

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端の方に向かって歩いていきます。

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説明を受けながら、前に進んでいきます。

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横から見える景色です。

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そして、足元です。写真よりも実際に見る方がリアル感があります。この辺りで断念する方もいらっしゃるようです。

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海の美しい景色を臨みながら、歩いていきます。

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しばらくするとこのような階段も出てきます。こういうところがちょっと怖いなという感じですが、みなさん行くと決めたからには、へっぴり腰になりながらでも、声を掛け合って頑張っていらっしゃいました。

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最初は怖いかな?と思っていたこの通路は、むしろちょっとホッとする感じです。みんな景色を楽しんでいました。

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与島PAも見えました。

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海沿いの緑の部分もキレイに見えました。

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引き続きずっと歩いていきます。先頭に立ったらこんな感じです。

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与島が段々遠くに見えてきます。

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海側の景色です。

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すると、マリンライナー(瀬戸大橋線)の電車が目の前を通りました。

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線路がこのように間近に見えます。

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更に登っていきます。平地よりも、このような階段が結構怖いです。

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先ほど横に見えていた線路が、上の方から見下ろすように見えてきます。

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線路が段々と奥に見えます。

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今度は道路と同じ高さになりました。瀬戸大橋は、道路鉄道併用橋で、上が道路、下が鉄道となります。

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反対側、岡山側を見たところです。左手下に与島が見えています。

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こちらが、香川県側を見たところです。右下に見える扉から入っていきます。

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このような扉を入って行きます。いよいよここから、エレベーターで175m付近まで登っていきます。

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中でエレベーターに乗るのですが、このような説明書がたくさん貼られていました。

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エレベーター内には、このようなボタンがありました。10Fの164mに向かいます。

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アップで撮影。

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165mまで上がると、このような階段が見えてきます。瀬戸大橋の中はこんな作りなんだと、初めてしりました。

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階段を上っていきます。

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更にもう一回同じような階段があるので、上っていきます。

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このようなところを歩いていきます。

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すると、外が見えました。こちらから地上175mに、いよいよ到着です。

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こちらが終点です。やっと到着しました。10時半出発組でしたが、こちらに到着したのが11時13分でした。集合して説明を受け始めてから45分位で到着しました。

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岡山県側です。この塔頂ツアーで一番みんなが見たい景色です。写真左側に見えるのが、与島PA。右側の海側の駐車場エリアは、以前「フィッシャーマンズ・ワーフ」というレストランやショップが入っている一大リゾート施設があった名残のところです。

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縦位置で撮影してみました。

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岡山側の「斜張橋」の部分をズームで撮影。

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瀬戸内海の多島美を体感できます。

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こちらは、香川県坂出側です。

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縦位置で撮影してみました。迫力あります。

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暫くすると、記念写真撮影会があります。

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先ほどの看板を持って、みんなで記念撮影です。撮影しているところを、撮影してみました。

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人が少なくなったところで、全体を撮影しました。

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反対側です。こちらの写真撮影は、11時半。ちょうど15分ほど頂上で楽しんだことになります。ほとんどの方が降りて、私もこれから降りて行きます。

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最後、私が降ります。

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この日はあいにくの曇りでしたが、この景色が美しく、晴れている時にまた是非来たいと思いました。一方で、晴れていても風が強い日だとちょっと大変だと思いますので、行けるときに行くのがよいと思います。エレベーターで降りていきます。

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こちらもエレベーター内の表示です。

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今度は反対側(橋の東側)を歩いて行きます。

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このようなはしごを降りていきます。こういうところになると、ちょっと足がすくみます。

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階段を下りていきます。

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電車の隣を歩いていきます。行きは西側を、帰りは東側を通っていきます。きっと後発組と重ならない工夫だと思います。

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こんな階段も降りていきます。

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網上の床の通路です。ここが怖いのかな?と行く前は思っていましたが、ここは意外に大丈夫で、はしごや階段などの方が勇気がいります。

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こちらちょっと注目です。線路の防音板の右側にちょっとくびれているところがありますが、新幹線が通れるように設計されているところだそうです。将来四国に、そして瀬戸大橋に新幹線が通ることが決まった時に、ここが使われるそうです。

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アップで撮影してみました。

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そうしているうちに、また電車が通りました。マリンライナーです。11時46分撮影です。上手くタイミングが合えば、「アンパンマン列車」に遭遇することが可能かもしれませんが、どうでしょうか?

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身長よりも低いところを通っていきます。

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最初の「アンカレイジ」に戻ってきました。ここからまた、ちょっとガタガタするエレベーターで、こちらを降りていきます。

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降りた後に、展示物を使って瀬戸大橋の説明をしてくださいました。

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気になったのが、「塗装ロボット」。瀬戸大橋ならではですね。

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最後、受付のところに戻ってきました。色で分けてヘルメットがたくさん置かれていました。出発の時間帯で色を分けるようです。

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そしてお気に入りの軍手。いい記念になりました。お土産で売っていたら、売れるのになと思った次第です。

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以上、瀬戸大橋塔頂体験ツアー「瀬戸大橋スカイツアー」の体験記でした。

JR四国も時々ツアーを出しています。こちらが過去のツアーで参考になると思います。今度は晴れた日に是非行ってみたいと思います。