2013年05月22日

「土佐学協会」主催「第7回・土佐学大会」(前編)ぜよ!

 5月19日(日)は、ワシが理事長を務めゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)主催の、「第7回・土佐学大会」やったがぜよ。


 ちなみに昨年の「第6回・土佐学大会」についちゃあ、昨年の「5月23日」と「5月24日」のブログをご参照くださいや。


 ほんで「第7回・土佐学大会」は、高知県立大学永国寺キャンパス南舎137教室にて13時半からの開会やき、ワシゃあ12時半前にゃあ県立大学に到着したがやき。


 ほいたら、高知県立大学の熱血「清原ゼミ」の生徒さんらあが、受付や会場の準備らあを、バッチリやってくださりゆうところやったがよ。


 毎年のことながら、感謝感謝ながやき。


 また、ワシらあのこの1年間の集大成、「土佐学年報・第7号〜たまるか!土佐がはみかえる〜」が、遂に完成しちょったがよ。土佐学年報・第7号.jpg土佐学年報・第7号・裏表紙.jpg



 ご担当いただきました清原先生、大野さん、まっことありがとうございましたぜよ!


 また、思わず笑みがこぼれる表紙と裏表紙の写真とデザインをご担当いただきましたサコダデザインの迫田さんにも、心から厚う御礼申し上げます!


 さて今回の大会は、「土佐は自然エネルギーではみかえる!〜土佐の自然エネルギーの可能性〜」がテーマながやき。


 13時の受付開始から、ぼちぼちお客様が集まりだいて、60名ばあの方々にご参加いただけたがよ。2013.5.22ご参加者.jpg



 雨の中の日曜に、このテーマでこれっぱあ集まっていただけりゃあ、例年の大会と比べてみたち上出来ながやき。


 13時半からは開会行事。


 まずは理事長のワシからのご挨拶ながよ。


 県民所得は47位と最下位で、あらゆる社会経済的指標が万年最下位クラスの高知県やけんど、逆に輝く太陽、青い空、日本一の清流、自然の風とおいしい空気、長い海岸線、緑の山々らあにゃあ、こぢゃんと恵まれちゅうがやき。


 しかもそんな高知県の豊かな大自然が、日本のエネルギー政策に多大な貢献をすることになるかもしれん、自然エネルギーの宝庫やとすりゃあ、坂本龍馬さんが幕末日本を維新に導いたように、吉田茂首相が戦後日本を復興に導いたように、三たび土佐の高知が日本を救う立役者になるかもしれんっちゅうことながよ。


 そんな土佐の高知が秘めちゅう自然エネルギーの潜在力と可能性を、「土佐は自然エネルギーではみかえる!」っちゅうタイトルに表現さいていただいたがやき。


 ちなみに「はみかえる」たぁ、「開き直ってがんばっている」っちゅう意味の土佐弁ながよ。


 だいたい、こんな内容のご挨拶をさいていただいたがやき。


 続いて担当理事の大野さんから、趣旨説明ながよ。大野さん趣旨説明.jpg



 土佐の高知は、晴天日数や日照時間が全国トップクラスで、以前から「土佐学協会」名誉会長の中内光昭先生(高知大学元学長)は、「高知県は太陽光発電効率日本一」と訴求されよったがやき。


 また、降雨量も毎年全国トップクラスで、四万十川や仁淀川らあの清流に恵まれた、こぢゃんと豊かな水の国でもあるがよ。


 さらに、太平洋に向こうて両腕を広げたような地形をしちゅうし、背中に背負った四国山脈にゃあ、西日本最高峰の石鎚山も擁する、自然の風にもまっこと恵まれた県ながやき。


 その上、森林面積比率が日本一で、県土の84%が森林っちゅう森林県でもあるがよ。


 つまり高知県は、太陽光発電に向いちゅうし、水力発電や小水力発電にも向いちゅうし、風力発電にも向いちゅうし、間伐材や端材らあから生産された木質ペレットを使うたバイオマス(生物資源)発電にも向いちゅうっちゅう、ある意味「日本一自然エネルギー資源を潜在しちゅう県」やといえるがやき。


 だいたいこんな内容の趣旨説明やったがよ。2013.5.22会場風景.jpg



 続いては、メインの事例発表ながやき。


 まずは、高知県林業振興・環境部・新エネルギー推進課課長補佐の上岡啓二さんに、「高知県の自然エネルギー戦略」について、ご講演いただいたがよ。高知県林業振興環境部・上岡課長補佐.jpg












 まず、「自然エネルギー」や「新エネルギー」たぁ何かっちゅうたら、およそ「再生可能エネルギー」の意味やっちゅうがやき。「新エネルギーとは?」.jpg



 ほんで、これが話題になりだいたがは、平成24年7月に施行になった、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」のお陰やっちゅうがよ。


 つまり、電力会社が、一定期間一定価格で買い取ることが義務化されたがやき。


 ほんで、高知県における「新エネルギー」の取り組みは、平成23年3月の高知県新エネルギービジョンの策定に始まり、同年4月の新エネルギー推進課の設置、7月の高知県新エネルギー導入促進協議会の設置、11月のこうち再生可能エネルギー事業化検討協議会の設置、24年12月のこうち型地域還流再エネ事業スキームの取りまとめっちゅう流れながよ。高知県における新エネルギー導入状況.jpgこうち型地域環流再エネ事業イメージ.jpg




 さらに平成25年2月にゃあ、第1弾として安芸市妙見山にメガソーラー発電事業に着手しちゅうがやき。


 さらに、高知県における新エネルギーの導入状況について、具体的な施策について、高知県新エネルギービジョンでの導入目標らあについてらあのお話をしていただいたがよ。


 続いては、社団法人大川村ふるさとむら公社専務理事の近藤政徳さんの、「小水力発電の取り組み事例」について、ご講演いただいたがやき。大川村ふるさとむら公社・近藤専務理事.jpg大川村ふるさとむら公社.jpg












 標高750mの、昔は2000人が働く鉱山やった場所に、白滝発電所っちゅう小水力発電所をつくったっちゅうがよ。山、山、山の大川村.jpg復活した白滝小水力発電所.jpg



 ちなみに大川村は、ピーク時は4000人ばあおった村の人口が、現在400人ばあと、日本一ちんまい自治体やっちゅうがやき。


 山の資源、つまり水が豊富っちゅう資源を活かすしかない自治体やっちゅうがよ。


 けんど、小水力発電所をつくるにあたっちゃあ、電気事業法と河川法っちゅう2つの法律をクリアせんとイカンっちゅうがやき。


 特に河川法の水利権が、なかなか許可が下りいで、ヤヤコシイらしいがよ。


 また、平成16年8月18日にゃあ、大川村ゲリラ豪雨に襲われ、3日間で年間降雨量の3分の1が降るっちゅう大災害で、この発電所が壊れてしもうたっちゅうがやき。


 何とかそこから立ち直り、平成18年12月に再稼働にこぎつけることができたっちゅうがよ。


 ほんで現在は、最大出力60kwばあで、売電も可能になっちゅうっちゅうがやき。


 続いては、荒川電工株式会社代表取締役社長の荒川浩一さんが、「太陽光発電の取り組み事例」について、ご講演いただいたがよ。荒川電工(株)荒川社長.jpg



 まず再生可能エネルギーの普及率のお話で、日本はまだ、わずか3.3%(2010年)やっちゅうがやき。


 また四国四県の家庭用らあの太陽光発電の現状じゃあ、高知県の普及率は低いっちゅうがよ。


 高知県の産業用太陽光発電の現状としちゃあ、大きいくは、高知市瀬戸の「せとソーラーパワー」(2.0MW)、宿毛市の「四国メーコー」(1.0MW)、安田町の「やすだソーラーパワー」(1.0MW)、宿毛市の「若宮汽船」(1.0MW)、芸西村の「サンライトミタニ」(1.6MW)の5ヶ所やっちゅうがやき。高知県の産業用太陽光発電の現状.jpg



 高知県の日照時間は、毎年全国1位か2位で、高知市の最適傾斜角における日射量のグラフを見ても、全国と比べて高いっちゅうがよ。


 太陽光発電の設備利用率も、全国平均12〜13%のところ、高知市は約15%と、恵まれちゅうっちゅうがやき。太陽光発電の設備利用率.jpg



 ちなみに、太陽光が強いだけやのうて、海が近うて風があるくが向いちゅうようで、土佐清水市が県下で一番高うて、高知市が二番目らしいがよ。


 さて、荒川電工さんとしての「せとソーラーパワー」やけんど、こちらはゴルフ場跡地につくったもんやっちゅうがやき。


 年間280万kwhらしいきに、固定買取り価格40円とすりゃあ年間1億1千万で、5億4千万かかったらしいきに、不動産投資的に考えりゃあ、なかなかえい利回りやっちゅうがよ。せとソーラーパワー.jpg


 また、「やすだソーラーパワー」は、荒川電工さんと安田町が60:40の割合で出資しちょって、133万kwhやっちゅうがやき。


 さらに今後の予定としちゃあ、安芸市にて県と市と一緒にやることになっちょったり、日高の方でも予定しちゅうらしいがよ。


 また、ハウス農家の加温や温泉の湯沸かしらあにも使える、太陽熱集熱装置や、スマートコミュニティの実現や、エコ防災団地の開発らあも手がけゆうっちゅうがぜよ。


 お次は、高知県公営企業局電気工水課企画監の右城純男さんが、「風力発電の取り組み事例」について、ご講演いただいたがやき。


 まずは高知県公営企業局のご紹介からで、‥典せ業、工業用水道事業、I賊〇業の3つの仕事があるっちゅうがよ。高知県公営企業局・右城企画監.jpg



 ほんで、電気事業のメインは水力発電で、物部川に永瀬発電所(土木部の管理)、吉野発電所、杉谷発電所の3つがあり、最大出力の合計は4万kwばあやっちゅうがやき。


 公営企業局の風力発電所としちゃあ、野市風力発電所(250kw×1基)、大豊風力発電所(600kw×2基)、甫喜ヶ峰風力発電所(750kw×2基)の3ヶ所やっちゅうがよ。


 ちなみに高知県内の風力発電所は現在7ヶ所40基で、四国にゃあ14ヶ所113基もあり、愛媛県伊方町にゃあ6ヶ所58基もあるっちゅうがやき。
四国の風力地図.jpg


 全国にゃあ1870基もあり、風の強い北海道、青森、鹿児島らあが多いようながよ。


 公営企業局の基本的な考えとしちゃあ、電気事業を基にちびっとやち貢献するっちゅうことと、県民や各方面の方々に普及啓発(見学・出前授業・環境イベントに協賛等)を行うことやっちゅうがやき。公営企業局の基本的考え.jpg



 また、風力発電所建設の4条件は、’間を通して安定した風がよう吹くこと、機材の運搬、特に羽根の運搬が可能な道路が整備されちゅうこと、四国電力の配電線や送電線が近くにあること、ぜ辺に影響を与えないこと、やっちゅうがよ。


 今後の課題としちゃあ、四国電力の風力発電の受け入れ枠が満杯やっちゅう問題があるっちゅうがやき。


 最後に、檮原町役場環境推進課環境モデル都市推進室環境整備課長の矢野準也さんが、「バイオマスや小水力発電・・・小さな町のエネルギー戦略」について、ご講演いただいたがよ。


 檮原町は、91%が森林で、人口は4000人を切っちょって、高齢化は41%やっちゅうがやき。


 けんどそんな町に、平成23年度は1000人ばあの視察が訪れたっちゅうがよ。


 まちづくりとしちゃあ、平成2年からの「森と水の文化構想」からはじまり、現在は「共生と循環のまちづくり」がテーマやっちゅうがやき。


 また平成10年度にゃあ、新エネルギービジョンを策定し、新エネルギー活用施設への助成らあも行いゆうっちゅうがよ。


 風力発電は四国電力に売電し、太陽光発電の設置率は家庭の16軒のうち1軒やっちゅうがやき。2種類の風車.jpg



 さらに公共施設らあにも、22ヶ所太陽光発電を設置しちゅうっちゅうがよ。







 小水力発電は、現在は檮原学園の約90%をまかのうちゅうらしゅうて、夜は町の街路灯82基に供給しよって、残りは四国電力に売電しゆうらしいがやき。檮原町役場・矢野課長.jpg「共生と循環」のまちづくり.jpg












 さらに豊かな森林を活かした木質バイオマス発電や、地中熱の利用らあも実施されゆうっちゅうがよ。木質バイオマス地域循環利用プロジェクト.jpg




 特に木質バイオマスについちゃあ、「木質バイオマス地域循環利用プロジェクト」を、檮原町と矢崎総業、森林組合、高知県の共同事業で実施しゆうっちゅうがやき。


 木質ペレットを生産する檮原ペレット工場は、時間あたり1トン、年間1800トンの生産能力があるっちゅうがよ。檮原ペレット工場の概要.jpg



 このようなエネルギー戦略のお陰で、檮原町の電力自給率は現在28.5%らしゅうて、さらに2050年までに電力自給率100%を目指すっちゅうがやき。


 こうして、予定時間を30分ばあオーバーの16時ちょい前、「土佐は自然エネルギーではみかえる!〜土佐の自然エネルギーの可能性〜」の事例発表講演会は、無事終了したがよ。


 5名の講師の皆さん、素晴らしいご講演、まっことありがとうございました!


 さて、ちくと長うなってしもうたき、この続きは明日のブログをお待ちくださいや。








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表面主演女優賞雅代、裏面主演女優賞雅子!
http://mnnbo2.exblog.jp/20551133/


こちらも、早くも大反響♪キテマス!
Posted by まんぼ at 2013年05月26日 10:41
まんぼ姉やん、コメントありがとうぜよ!
「土佐学年報」の表裏のデザイン、確かに表はまーちゃん、裏はまんぼが、主演女優賞やのう!さすがはレディ雅雅さまぜよ!
Posted by 竹村昭彦 at 2013年05月27日 18:17