2016年05月11日

「土佐学協会」主催「第10回・土佐学大会」(後編)ぜよ!

 5月8日(日)は、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)主催の「第10回・土佐学大会」やって、今回は昨日のブログの続きで、その「後編」ながぜよ。


 さて、高知大学名誉教授の鈴木堯士先生の基調講演と、高知県立高知城歴史博物館学芸員の田井東浩平さんの講演に続いては、高知県立大学教授で「土佐学協会」理事の清原泰治先生による、「地域文化による震災復興〜石巻市雄勝町名振地区の『おめつき』から〜」の講演ながやき。
(1)地域文化による震災復興(2)清原先生

















 ちなみに「おめつき」たぁ、「思いつき」の意味で、秋葉神社の祭礼で行われる「にわか」(即興劇)ながよ。
(3)「おめつき」ビデオ(4)「おめつき」の風景


















 大火災からの復興の祭りであり、子宝祈願の祭り(ご神体は巨大な男根!!)でもあるっちゅうがやき。


 ほんで、「若者組」と「年金組」の2つのグループに分かれて、「にわか」を演じるっちゅうがよ。


 見物人を巻き込みもっての「しゃれ」や、ある意味「コント」でもあるっちゅうがやき。


 ちなみに、東日本大震災の翌年の公開講座にて、この名振地区の「おめつき」の責任者の小松さんっちゅう方の講演を聴き、清原先生は感動して涙を流したっちゅうことで、今回そのネタで、清原先生に講演をお願いしたっちゅう流れながよ。


 さて、東日本大震災にて、石巻市雄勝町は、その8割が津波で流されてしもうたっちゅうがやき。


 この町だけやち死者156名、関連死者17名、行方不明者70名っちゅうき、凄まじい被害ながよ。


 ちなみに雄勝町名振地区の方々は、被災後はお寺にて共同生活をおくられよったらしいがやけんど、仕切りらあも何ちゃあないに、喧嘩もイザコザも何もなかったっちゅうがやき。


 「ここは仲良しやき」っちゅう言葉が飛び出すばあで、元々地域のつながりが強い地区、つまり地域のコミュニティが確立しちょったっちゅうことながよ。


 ほんで、被災後、みんなあが打ちひしがれちゅう中で、女性達の中から、「お祭りをやろう!」っちゅう声が出てきたっちゅうがやき。


 けんど、「おめつき」の道具も何もかんも、一切合切流されて無いなっちゅうがよ。


 ほいたら全国に呼びかけてみろうっちゅうことで、ホームページで呼びかけてみたら、全国各地からお祭りの道具らあが送られてきたっちゅうがやき。


 こうして何と、震災から僅か10ヶ月後の2012年1月24日に、名振地区の「おめつき」は復活したっちゅうがよ!


 その祭りを見たあるお婆さんは、「これで春が来た」っちゅうて嬉し涙を流したっちゅうがやき。


 つまり、「おめつき」は春を呼ぶ祭りでもあったっちゅうことで、「おめつき」を開催できたっちゅうことは、「普段を取り戻した」っちゅう意味でもあるがよ。


 ほんで清原先生は、「名振地区の皆さんに教えていただいたこと」として、次の2つを挙げるがやき。


|楼茲励を大切にして、地域の人と人を日常からつないでおくこと。


△修里燭瓩砲磴◆地域の行事が大切。神祭、運動会、盆踊り、花見、田休み・・・等々。


 さらにまとめとして、高知の人々は、季節ごとに集まることを楽しんできちゅうがやき、その伝統を忘れちゃあイカンっちゅうがよ。


 近年廃れつつある地域の神祭やち、人と人との関係を再生産しゆうとも捉えることができるっちゅうがやき。


 本当にツラい状態の時、「ヨッシャ!」と思えるキッカケになるがが、この「おめつき」や神祭らあの、地域ごとのお祭りやないろうかっちゅうて、清原先生はまとめられたがよ。


 さらに、そういうお祭りや地域行事らあがまだ残っちゅう限りは、高知は何があったち大丈夫やっちゅうて、締め括られたがやき。
(5)清原先生講演締め


 感動的な講演に、拍手喝采やったがよ。














 その後は、3名の講師の皆さんへの質疑応答があったがやき。
(6)質疑応答


 ほんで、ちくと休憩をはさんで、16時ばあから研究会報告ながよ。


 まずはワシから、ワシが座長を務めゆう「土佐酒学研究会」の報告をさいてもうたがやき。


 昨年度の「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」の報告をさいてもうて、ほんで今年度9年目の第1弾田植え体験は、6月12日(日)に開催予定やき、皆さん奮ってご参加くださいやっちゅうて、報告さいてもうたがよ。


 お次は、「土佐の酢みかん文化研究会」の活動報告。



 理事の長崎さんが報告に立ち、この1年間の「土佐の酢みかん文化を楽しむ会」らあの報告をしたがやき。
(7)研究会報告・長崎さん

















 ほんで、様々な縁がつながって、「NHKワールド」のテレビ番組「Dining with the Chef」(http://www.nhk.or.jp/dwc/)が、「土佐の酢みかん文化」をテーマに取材撮影に来られ、そのお手伝いもさいてもうたがよ。
(8)ダイニング・ウィズ・ザ・シェフ(9)ダイニング・ウィズ・ザ・シェフ2




















 番組は、昨年12月18日に世界140ヶ国に放送されたがやき。


 ほんで、長崎さんの解説も交えもって、ちくとその番組の映像の一部を、流さいてもうたがよ。



 また、その「土佐の酢みかん」の活動に共感された畠中智子さんが、「土佐の酢みかん手拭い」を作り、その手拭いのデザインが、高知県出身の人気作家・有川浩さんのエッセイ集のカバーデザインとなったっちゅう報告もあったがやき。



 また、監事の松田さんも長崎さんと共に報告に立ち、今回のご参加者全員に配布さいてもうた年刊のフリーペーパー紙「土佐の口福・豊かな食〜土佐の郷土野菜〜」についても、ちくと解説さいてもうたがよ。
(10)長崎さんと松田さん「土佐の口福」解説(11)「土佐の口福」



















 特に「AR=動く印刷」がこの冊子にゃあ組み込まれちょって、そのご紹介もさいてもうたがやき。


 続いては、「地域文化デジタルアーカイブ研究会」の研究会報告で、担当理事の大野さんから、この1年間の活動について報告があったがよ。


 お次は一般研究報告で、再び理事の大野さんから、「消滅の危機にある県都の祭り」についての報告があったがやき。
(12)研究会報告・大野さん


 実は、高知県の県都である高知市にも、数多くの素朴で多彩な祭りが残されちょうっちゅうがよ。


 それらあも、人手不足や後継者不足やモチベーションの低下らあにより、廃れ消滅していく可能性が高いっちゅうがやき。











 祭りが消滅すりゃあどうなるかっちゅうたら、地縁の消失、個性・固有化の消失、観光資源の消失の3つが挙げられるっちゅうがよ。
(13)消滅の危機にある県都の祭り


 ほんで、高知市近郊の様々な祭りのビデオを流し、ご紹介があったがやき。
(14)いろんな祭り


















 次に、今ある祭りを消滅させないためにゃあ、祭りの運営側の人手不足は、他地域との連携・相互扶助や助っ人集団作りが、後継者不足による先細りは、子供らあに対する楽しい思い出作りや祭り自体の活性化が、運営者のモチベーション低下にゃあ、地域資源としての祭りの見直しや賑わいを生む祭り化や歴史等を踏まえた活性化らあが大事やっちゅうがよ。


 ほんで、消滅してしもうた祭りを復活させろうっちゅうて、「カイツリ」を紹介されたがやき。
(15)カイツリ


 「カイツリ」たぁ、新春を祝う祭りで、旧暦1月14日辺りに開催されよって、子供らあが仮面や頬被りらあを付けて変装し、「カイツリ、カイツリ」っちゅうて家々を回り、お菓子らあをもろうて歩くっちゅう、まるで今流行りのハロウィンにそっくりな祭りながよ。


 もはや高知市じゃあ消滅しちょって、大豊町の東土井地区あたりにしか、残ってないらしいがやき。


 この祭りを、高知市内の商店街らあで復活さいたら、町に賑わいも生むことになるがないかっちゅう提案ながよ。



 つまり、祭りの復活は、|榔錣鬚弔り、絆を生む、地域の個性・固有性を際立たせる、新たな観光資源を創出する、つ垢ぬ椶巴楼茲慮綏兌圓魄蕕鵑任い、らあの効果が期待できるっちゅうて、締め括られたがやき。


 こうして「第10回・土佐学大会」の一般の部は、17時にゃあ無事お開きとなったがよ。


 その後は引き続き、会員の皆さんだっけ残っていただき、10名ばあのメンバーにて、土佐学協会平成28年度総会を開催したがやき。
(16)総会


 まずは、理事長であるワシから、簡単に開会のご挨拶をさいてもうて、お次は議長選出で、ワシが議長を務めさいていただくことになり、審議を進めさいてもうたがよ。


 まずは会員の状況について。


 平成28年3月31日現在の会員数は、個人会員50名、賛助会員8団体、学生会員2名(現在は卒業のため0名)、県外在住者の「土佐学応援団」は0名で、前年と比べりゃあ、ちくと増加させることができたがやき。


 続いては、平成27年度事業報告と収支決算報告と監査報告。


 その後は平成28年度事業計画(案)と収支予算(案)。


 すべて無事ご承認いただけたがよ。


 また、これまでインターンシップとして事務局をお手伝いいただいてきた加藤さくらさんが、この4月で卒業し就職されたがやけんど、理事を引き受けてくださるっちゅうことで、理事会より推薦さいてもうて、無事ご承認いただけたがやき。


 こうして平成28年度総会も無事終了。


 その後は、ちくと会場の後片付けらあをして、18時前ばあからは、お疲れさんの懇親会ながよ。


 場所はもちろん、土佐学協会といやあ「ちゃのま」(高知市廿代町15-19ダイアパレス追手前2F TEL:088-802-3008)さん。


 今回は、基調講演をご担当いただいた鈴木先生も含め、8名での懇親会やったがやき。


 乾杯のお酒は当然、土佐学協会プロデュース、今年の「日土人(ひとびと)・生酒」(永田農法・純米生酒)ながよ。
(17)「日土人」

 その後は、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・こぢゃんと盛り上がったがは当然ながやき。

 初鰹の刺身も鯛の炙りも、何を食べたちまっこと旨いもんやき、お酒も会話も弾むこと、弾むこと!
(18)刺身


















 さらに飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・「司牡丹・生鮮酒〈春〉土州霞酒」(薄にごり純米酒)や「船中八策」(超辛口・純米酒)らあも注文し、また飲んで食べて語り合うて・・・おおいに盛り上がったがよ。
11(19)宴席風景(20)霞酒
















 鈴木先生、会員の皆さん、そしてご参加いただきました会員外の皆さんも、まっことありがとうございました!


 ちなみにその後は、この日に開催された「バッフォーネ」(http://www.baffone.com/)さんの20周年パーティの2次会に合流し、「バッフォーネ」さんにてトコトン盛り上がりまくり、ベロンベロンになるまでやり切ってしもうたがやき。
(21)バッフォーネ


 「バッフォーネ」の青野さん、20周年まっことおめでとうございますぜよ!

















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