2020年05月21日

パソナ・南部靖之氏の「食の力 〜ニューミール政策〜」ぜよ!

 今回のお薦め書籍は、かのパソナグループ代表・南部靖之氏編の、「食の力 〜ニューミール政策〜」(南部靖之 編 株式会社財界研究所 2020年4月30日発行 700円+税)をご紹介さいていただきますぜよ。
写真1 食の力2020.5.21写真2 裏表紙
















 ちなみに確か1999年、当時ベンチャー三銃士と呼ばれよった、ソフトバンクの孫正義氏と、旅行代理店「H・I・S」の澤田秀雄氏と、人材派遣業パソナグループの南部靖之氏の3人が主役で、「平成・幕末世直し劇 いでよ龍馬」っちゅう芝居が東京で開催され、ワシも観劇さいてもうた記憶があるがやき。


 確か孫氏が坂本龍馬役で、澤田氏が勝海舟役で、南部氏は桂小五郎役やったと思うがよ。


 またその後2006年にゃあ、永田農法の創始者である故・永田照喜治先生に誘われて、東京・大手町の地下農場「PASONA 02」を見学さいてもうたこともあったがやき。


 そんなことらあがあって、パソナグループが農業分野や「食」について、いろいろ展開されゆうこたぁ知っちょったもんやき、新聞の週間ランキングでこの本を見つけたとき、思わず書店に走って購入しちょったがよ。


 まず、表紙のトーマス・エジソンさんの言葉が、グッとくるがやき。


 「未来の医者は、薬で人間を治療するがやのうて、栄養・食事によって病気を予防し、治すやろう」


 早うに、そんな未来が来てほしいと、まっことつくづく思うがよ。


 さて本書の中身けんど、まず第1章は、南部氏による「『ニューミール政策』を国民運動に」っちゅう内容ながやき。


 ちなみに「ニューミール政策」のネーミングは、ルーズベルト大統領の「ニューディール政策」から取ったもんで、正しい食と健康のあり方を提言するっちゅうことながよ。


 ほんで、パソナグループは、この「ニューミール政策」を次期経営ビジョンに据えるにあたり、具体的な5つの行動指針を掲げたっちゅうがやき。


【「ニューミール政策」五ヵ条】

一、食は健康な体を創る

二、食はこれからの医療を創る

三、食は芸術文化を創る

四、食は心豊かな人生を創る

五、食は豊かな未来を創る


/は健康な体を創る


 海外じゃあ日本料理が人気で、健康にえいっちゅうて評判やけんど、その一方で日本は、添加物の基準が緩い、使用可能な農薬の種類が多い、卵や豚肉の飼育環境基準が低い・・・らあの問題もあるっちゅうがよ。


 日本じゃあ当たり前のように売られゆう食品やち、海外じゃあ問題視されちゅうっちゅう例も、少のうないっちゅうがやき。


 ほんで、「ニューミール政策」の第一歩としちゃあ、働く人々が毎日食べるランチから、意識を変えていきたいっちゅうがよ。


 さらに、安全性に心配があると指摘されちゅう食品はなるべく選ばんっちゅう、社会的な意識を広めていきたいっちゅうがやき。


⊃はこれからの医療を創る


 生産や飼育方法らあにこだわった食材は、値段の高いもんが多いけんど、年を取ってから飲む薬代よりか、はるかに経済的やないかっちゅうがよ。


 医療の世界やち、東洋医学(漢方医学)が見直され、西洋医学を補完する統合医療が広がりゆうっちゅうがやき。


 ワシらあが普通に食べゆう野菜や果物やち、「衣食同源」を実践することができるっちゅうがよ。


 食事に気をつけることが、医療に頼らんと健康的な体をつくることにつながるっちゅうがやき。


 食を見直すことぁ、すなわち医療を見直すことやっちゅうがよ。


食は芸術文化を創る


和食は、食材の扱い方から、味付けの仕方、お客様へのサービス、おもてなしまでトータルで、「総合芸術」と言えるっちゅうがやき。


こうした食文化は、日々の生活のゆとりや心の豊かさにもつながり、ワシらあの人生に彩りを与えてくれるっちゅうがよ。


たは心豊かな人生を創る


健康のためにゃあ、笑顔で食べることも大切やっちゅうがやき。


家族や友人と笑顔で食卓を囲みゃあ、味覚や食の効能も変わってくるやろうっちゅうがよ。


1日3回の食事の時間は、人間が生きていく上で重要なもんで、健康な体づくりに加え、人とのつながり、新しい知見や発想を得るチャンスにもなるっちゅうがやき。


タは豊かな未来を創る


売り上げ、利益っちゅう株主価値の最大化や効率を目指す経営から転じて、社員の健康推進への取り組みで企業価値の向上を目指す、「健康経営」に注目が集まっちゅうっちゅうがよ。


 ちなみにパソナグループは、現在淡路島でさまざまな農業プロジェクトを手がけゆうっちゅうがやき。


 農業を通じた持続可能な社会の実現を目指すベンチャー、「タネノチカラ」らあやっちゅうがよ。


 ほんで、地方は、鮮度が高うてビタミンが失われちょらん収穫したばっかしの野菜や、キラキラとウロコが光る新鮮な魚であふれちゅうっちゅうがやき。


 豊かさの定義はさまざまやけんど、食に関しちゃあ、地方の方が豊かで、健康的やと言えるかもしれんっちゅうがよ。


 ワシらあ一人ひとりの未来をつくるがが、日々の心豊かな暮らしやっちゅうがやき。


 ほんで、すぐに実践できるがが、毎日の健やかな食事やっちゅうがよ。


 多くの人が共感し、試みてくれるような取り組みとして、この「ニューミール政策」を広めていきたいとし、一人ひとりの健康はもとより、「豊かな未来を創る」一つのムーブメントになりゃあうれしいっちゅうて、南部氏は締め括っちゅうがやき。


 その他は、第2章が「食と健康を考える・・・『食べ方』で血糖値上昇抑制」(健康科学博士 和洋女子大学教授 元厚生労働省栄養・食育指導官 古畑公氏)。


 第3章が「子供、若者、ミドル、シニア・・・[世代別]食の疑問 Q&A」(回答:薬に頼らない薬剤師 栄養学博士 宇田川久美子氏)。


 第4章が、「健康寿命を延ばす、『玄米菜食』の健康食生活」で、元ミス日本代表の筒井菜月氏の「食べたいものを食べる知識を」と、薬剤師の宇田川久美子氏の「日本人の体に合った食事で病気予防」と、鍼灸師の長島晃氏の「オーダーメイドの食事療法広めたい」の3編が掲載されちゅうがよ。


 さらに第5章は、「ヴィーガン料理とスイーツでお出迎え〜」(淡路島のハローキティショーボックス・・・和食シェフと、パティシエに聞く)。


 第6章は「識者座談会」で、南部氏が司会を務め、信川益明氏(一般社団法人日本健康科学学会理事長、一般社団法人日本健康食品認証制度協議会理事長、日本健康生活提案委員会委員長、元慶應義塾大学医学部教授、医師、医学博士)、宇田川久美子氏(一般社団法人国際感食協会理事長、特定非営利活動法人統合医学健康増進会常務理事、薬剤師、栄養学博士)、外岡瑞紀氏(特定非営利活動法人国際連合世界食糧計画WFP協会マーケティングコミュニケーションマネージャー)っちゅう3名の識者の方々と南部氏が、食について語り合うちゅうがやき。


 「持続可能なライフスタイルとは?」、「『いただきます』は、日本の文化」、「まずは食べることに感謝をする」、「頭だけやのうて、心と体で感じることも重要」、「SDGsの目指すがは、人の幸せ」、「Happiness Fills the Air」(周囲を幸せで満たすこと)、「食の安全保障」、「日本の発酵食品文化が、飢餓を救う!」、「日本食は、何かを排除する考え方やのうて、この自然とともに生きちょって、持続可能な食であることが、美しいところ」・・・等々、珠玉の言葉や学びになる考え方らあがズラリながよ。


 南部靖之氏の「食の力 〜ニューミール政策〜」は、食に興味を持っちゅう方々だっけに限らんと、是非日本人みんなあに読んでいただきたい書籍ながぜよ。















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Posted by tsukasabotan at 10:01│Comments(0)