アマ書評家の書棚とラジオ欄と試写室

アマ書評家、司行方のブログ主に書評とラジオ番組、映画の感想、語学学習を綴っていく予定です。

『チョコレートデリンジャー』千葉映画祭版

 杉作J太郎監督が足掛け10年の月日をかけた『チョコレートデリンジャー』が「一応」の完成したという事件を受け、千葉まで密航。
 上映前、杉作監督のトークで本当にギリギリまで編集していて、このバージョンを観返していないという心強いお言葉の後、上映開始。
 
 アイドル、バニラビーンズの明らかに本編を観ていない (そりゃそうだ)感想から映画はスタートします。
 古本屋店頭で、鈴木則文監督の『ドカベン』のようなやりとりを経て主人公チョコレート・サンデー(松本さゆき)が登場。あずまひでおの『チョコレートデリンジャー』が始まります。
 
 メイキングと本編が混然一体となって話が進むと同時に、横道に逸れてゆき、最後には新潟のアイドルNegicoに出演交渉するあたりからドキュメンタリーとなるという非常に自由な構成となっています。
  
 私は監督主催のおもしろ墓場塾などに通ってますのである程度、心構えは出来ていましたが、完全に初見な人の感想がどんなものか非常に興味があります。
  
 全体的には石井輝夫、始まりは鈴木則文といった東映ゲリラ部隊の影響を受けた楽しい作品にはなっていますので、鑑賞する機会がありましたらお見逃しのないよう。 

 ps上映中小銭が落ちる音がするので、オイオイと思っていましたら犯人は監督でした・・・。

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哭声/コクソン

 『チェイサー [DVD]』や『哀しき獣(字幕版)』のナ・ホンジン監督の新作。『別冊映画秘宝謎の映画 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)』でも一章割かれていてはいて、凄い映画だとは推測はついたのですが、具体的には何なんだろう感が離れない作品でした。

 新宿シネマートの初回を鑑賞。『アシュラ』と同じく劇場は朝鮮戦争時の釜山橋頭保状態でテンションがあがります。

 粗筋は序盤の韓国の田舎の村「谷城」(コクソン)に猟奇殺人事件発生。ダメ警察官のジョング (not イデオン)が捜査に向かうが事件は止まらない。最近山奥のあばら家に住み着いた日本人(國村準)が怪しいとなり、ジョング達はあばら家に踏み込むが、そこには呪いの儀式を思わせる写真や、祭壇があったがそんなオカルトめいたモノは証拠にもならないのはいうまでもない。そしてジョングの娘にも呪いの的となったことを示唆する特徴が出、ジョングもムーダン(祈祷師)(ファ・ジョンミン)を雇って対抗する・・・。

というところまでの粗筋は書けますが、以降の粗筋がネタバレを別としても書けない位『謎』な展開になります。
 印象に残ったシーンは通訳を介してのジョングと日本人の庭先での会話が一種の決闘として機能していて映画をグィッと方向転換させています。
 ムーダンと日本人の動きに満ちた祈祷バトルの描写も鬼気迫るものでした。前日、大統領罷免が決まった際、罷免派の集会で踊りだした方がいらしたのを観て、動の儀式に妙に納得させられました。
 初登場時のファ・ジョンミンの振る舞いがが『カルト』のネオのようでもあり、そこも面白かったです。

 

 
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TBSラジオクラウド サタデーナイトラボ「映画『トリプルX:再起動』公開記念 愛され俳優ヴィンさま特集 by 丸屋九兵衛」

 TBSラジオクラウド サタデーナイトラボ「映画『トリプルX:再起動』公開記念 愛され俳優ヴィンさま特集 by 丸屋九兵衛」
 丸屋九兵衛氏による”ジョックスの皮を被ったナード”ヴィン・ディーゼルの魅力を語った30分。
丸屋氏が自身の服装を「ドラゴンランスではレイストリン」という宇多丸氏でさえついていけない例えではじまり、『トリプルX:再起動』の良さとヴィン・ディーゼルの経歴を紹介。
  ヴィン様の魅力を私のような卑しきどぶドワーフでも分かるように解説されています。「正二十面体を振っちゃうタイプ」=TRPGマニアと知られるヴィン様、リプレイを出してくれないものでしょうか。

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