とてもとてもいそがしい年明けを迎え、気が付けば3月。
あかるいほうへ、あかるいほうへ、手をとりあって走ったらそこは春だった。

さつきの在宅生活の準備もととのい、暖かい春の訪れとともに、
さつきは晴れておうちの子に戻ります。

もう少し。

2月18日、「脳死」「臓器移植」について問う、とある集会で、
さつきのことをお話させていただく機会がありました。

今日、何気なく会のホームページを訪れると、その報告が掲載されていました。


「脳死」ということについては、さつきを通じてずっと考えてきたけれど
こと「臓器移植」の問題になると、正直、自分自身で確固とした意見をもつほど勉強しておらず

こんな大きなテーマで、さまざまな人のさまざまな立場からの考えがあること、
ある強い意志を持った集会で、ど素人(?)がのこのこと行ってお話してよいのだろうか・・・と
お話をいただいた時は、ずいぶん躊躇しました。

しかし、日頃からたいへんお世話になっている「バクバクの会」からのお話ということもあり。
このような大事な問題を”みんなで”考えよう、ということならば、
個人的には賛成、反対の立場うんぬんから離れて、
「脳死状態」といわれたさつきの親として、そのありのままをお伝えすることで
なにか役に立てることがあるのなら、という思いで、お引き受けすることにしました。

迷いもありましたが、参加してよかったなと、素直に思いました。
知らなかったことを学べた良い機会になったし、
何より、この間家族でずっと向き合い、色んな意味でたたかってもきた
さつきの「いのち」について、あらためて考え、
これまでのことや自分自身の考え、意識を見つめなおすきっかけを与えてもらいました。

そして、がんばっているさつきを、一人でも多くの人に知ってもらえたことが、やはり親として
素直にうれしかった。
これまでに事故のこと、保育問題のことで大勢の方を前にお話する機会は何度かありましたが
さつきがじぶんのいのちを精一杯生きていること、その思いを伝えることができたのは
親としてとても有難いことでした。

ホームページを拝見し、あらためて感謝しました。

そして、わたしたちをここまで連れてきてくれたさつきにも。

いっしょに、がんばろうね。