あっという間に5月です。

3月にはさつきのお家生活も一周年を迎えました。
いやはや、いろいろあった一年でした。

弟・陽樹(はるき)の誕生でいっそうにぎやかになったつき家。

起きている間は常に抱っこされていないと許さない王子の登場に
さつきは戸惑いつつも、陽樹が泣くたびに両手をつっぱって心配してみたり、
夜中に起きる陽樹のためにケアが遅くなっても、アラームも鳴らさずじっと待っててくれたり。
頼もしすぎる、つきねえちゃんのおかげで、なんとか順調に滑り出した。。。ところが

秋に、まさかのさつき大入院。
今までになかった全身の衰弱、循環状態の悪化に、病院ももはや打つ手なく、
おそらく誰もが、親である私達すら、覚悟しなければならない状態で、
それでもさつきの生命力を信じながら、祈りながら、家族4人で入院させてもらいました。

事故から2年、ちいさいさつきの体はさすがにもう限界なのか。
いや、でも、今までだってさつきは何度も奇跡を起こしてここまでやってきた。
あの子の生命力を信じよう。いつだって、さつきのいのちはさつきが決める。
いのちは、たとえ親であっても、どうにもできないこと。
親にできるのは、一生懸命がんばる子どもを応援し、
選択の場面にはとことん考えて、向き合い、そして受け入れることだけ。

それが、さつきが教えてくれたこと。

心が折れそうで、覚悟をしてしまいそうで。でもさつきを信じて、
ちょっとした変化に一喜一憂の三週間。
じわじわ、じわじわと、回復の兆しが見え、ついには在宅医療に戻れるまでになりました。
これは本当に、ほんとうに嬉しくて、さつきが誇らしくて、
毎日毎日交代で様子を見に来てくれた、優しい小児科の先生方の、
狐につままれたような驚き顔もほほえましく、

意気揚々と退院。

その後、予期せぬ後遺症が現れて、再入院するも、やはりさつきは乗り越えてくれました。
すべてが終わると・・・世間は年末でした。外の寒さに改めてびっくり。

はじめて、お家で過ごすクリスマスとお正月。
さつきが生まれて2年、年末年始はずっと病院で過ごしていたつき家、
それぞれの病院でとてもよくしてもらって、それはそれで幸せなひとときではあったけれど
やっぱり、お家で家族揃って、は格別。しかも、陽樹もいっしょ。

「しあわせは、いつもじぶんのこころがきめる」
ほんとうに、その通りだなぁと、しみじみ。
これも さつきが教えてくれたこと。

年明けは、陽樹の風邪、とうちゃんの胃腸風邪、まさかのかあちゃんダウンと次々に
藤井家受難の秋冬。。。
しかし、大入院を克服したさつきにとってはどこ吹く風だったもよう。
誰の何をもらう事もなく、ある意味さつきが一番元気でした。

やっと来た春、3月!
陽樹も元気にすくすく大きくなり、いろんな人たちの支えあっての、在宅一周年を祝いました。

体温調節が心配だった夏や冬も経験し、大入院までクリアしたもんだから、
さらに経験値レベルアップで、在宅2年生へ。
今年は在宅リハビリや、お出かけもいろいろチャレンジしていきたいなぁー・・・と、
夢はふくらみます。

5月はさつきの季節。
もうすぐ3歳のお誕生日。

じつは、5月に入ったころの急な寒暖の変化のせいか、さつきはこのところ不調です。
でも、これまでと同じように、今回もきっとつきは大丈夫。
信じて、応援するのみ。

だいじょうぶ、だいじょうぶと みんなで言い聞かせながらも
でも、祈らずにはいられない状況に
願掛けではないけれど、ここにひそやかに、願いを。
さつき、頑張れ。

来週のお誕生日には、すっかり元気になって、みんなでお祝いしようね。