築地市場は大混雑なので、年末はこちらが 穴場!?
訪問日 「2008/12/29」 ※最近の過去記事は → こちら
“東京都が建設した最も新しくかつ近代的な市場”( 公式HPより )
築地市場を 宇宙戦艦ヤマト とすれば、こちらは アンドロメダ なのですね!
以前から、行ってみたいと思いつつ訪問を果たしていなかった 大田市場。
そこに 「大食い茶屋」 釣りキチ四平様からのお誘いが。喜び勇んで、漫画『築地あるき』のなべひろ様・ゆき様ご夫妻と初訪問♪
※注: この記事は訪問前半の「見学編」です。お食事については → 後編 をどうぞ!
今日もいい天気だなぁ・・・。いくつかのルートのうち、今回は東京モノレール「流通センター駅」から徒歩約20分のコースを選択。
「昔、この流通センターで コミックマーケット をやってたんですよ」 と懐かしげに語ったのは、なべひろ様。
※ ご夫妻は明日(12月30日)、東京ビッグサイトの同イベントに『築地あるき』を出品予定!
さて到着。駅から歩いてくると裏手にまわったような気がするけど、こちらが正門側。
なんたって目をひくのは、建物ごとに扱う商品が一目でわかるオブジェ!
これはオモシロイ・・・
上の写真、いちばん右端のは タラの白子 ですかね!?
大葉をのっけて・・・ うーん、ポン酢をかけて食べたいぞー☆
さて、見学は24時間オーケー!という大田市場。入口脇の事務所棟から、渡り廊下のような専用通路で市場ゾーンまで雨の日でも濡れずに歩いて行けるんです。
通路の足元に貼られたプレートは、東京地方の“野菜の数え歌”。
いかにも野菜市場っぽい演出だなぁ。 “1” は「イチジク」で始まり・・・
あれ?、“7” は「七草」って。
もう、“7” と言えば「バナナ」でしょ!
てなことを考えつつ市場棟に入ると、青果部の見学者コースは階段をあがって キャット・ウォーク のような展望通路に続きます。
これは壮観!
広い、明るい、天井が高い。いつも築地市場を見慣れている感覚からすると、空気の肌ざわりまで違う・・・
逆に、いかに築地市場が特異な空間であるか、ってのも痛感するねぇ。
やはり、宇宙戦艦ヤマトと新鋭旗艦アンドロメダとの差が(略
なお資料写真によれば、今回は見学しなかったけど「花き棟」では、筆者がシドニーのフィッシュマーケットで見たセリ取引場と似たようなシステムがあるらしい。
こちらは、青果部より少し手狭に感じられる鮮魚部。
それでも築地の仲卸にくらべると、通路の幅に余裕があって安全・安心という印象。
※ なお魯様によれば築地の仲卸通路は決して本来は狭いものではなく、仲卸業者が通路にどんどんハミ出して商品を陳列するのが悪い、とか。
さて見学者通路の終端部からは、そのまま下に降りて店頭フロアに入れます。
さっそく、お魚の品揃えを見てみましょー♪
お正月準備ってことで、さすがにカニやカマボコ、おせち料理の材料になる加工パック品も多かったです。
正札1,200円のズワイガニは、午前11時半をすぎると700円まで下がってました。
マグロは、生でも冷凍でも丸ごとあるのを見かけましたね。写真下・左は柵売り。
エビに、ゆでダコに・・・。一般的に知名度のある魚貝類については、ほぼ何でもあると思って良い品揃えです。あとは品質の見極めしだい、って感じ。
“品質しだい” と言えば、今年は 築地の「高はし」 で “良いものが入りません!” と強調されていた アンコウ が、こちらの市場では「あっちにも、こっちにも」という感じで 数だけは十分すぎるほど 売られていたのが、ちょっと意外。
アンコウが目につく率としては、築地よりも多い印象だった。 それと印象的だったのは、小さな子供を連れた一般客 が多いこと。
築地の仲卸では、子連れなんて危なくてダメダメ!って感じなのだけど、これまたシドニーのフィッシュマーケットで土曜日に見た光景と似た感じで、ファミリー客も安心♪・・・という雰囲気なのだった。
さて、順不同になるけど以下は後編の → お食事編・・・♪
青果棟でしたでしょ?(滝汗)
大田市場探訪いいですね♪
飛行機がスグ頭上を通るのも良いんですよね~。
市場内のホテルのレストランが意外に「使える」スポットだったりします。今度是非!(笑)