2018年01月

2018年01月31日

筋肉の痙攣


 先日の勝田マラソンで苦しめられた痙攣だが、以前にもフルマラソンで経験していた。今までは片足だけとか、両脚非同期だったので、まだびっこを引きながら走れたのだが、今回は両脚同時で強い痛みを感じ、停まってからも10分位は痛みが引かなかった。立った姿勢・座り込んだ姿勢何れでも痛く、その間ストレッチやマッサージをしても奏効せず。3日経った今でも腫れが引いていない。一体何が起きていたのだろうか。

 筋肉の痙攣(muscle cramp/spasm)については諸説あるようだが、ネットを渉猟してみると下記のものは原因ではないとわかっている。俗説は間違っているようだ。

(1)水分不足
(2)金属イオン不足

事実、私の過去の経験でも、スポドリを積極的に摂っていても痙攣は起きた。先日の勝田では、自前でスポドリをソフトフラスクに入れて携行していたくらいだ(昨年のかすみがうらマラソンの教訓から)。
下記のものが、考えられる原因として残る。

(3)筋肉の疲労
(4)運動神経の異常

(3)については、筋トレをする・ペースを落とす、くらいしか対策はなさそうである1)。(4)については、筋肉の異常な緊張を抑えるべく次のような対策が出来そうだ。

・運動神経の伝達物質であるアセチルコリンを阻害する抗コリン薬
・Ca2+チャンネルを阻害する薬:芍薬甘草湯がこれに当たるらしい

抗コリン薬で普通の薬局で買えそうなものは、ジフェンヒドラミンやブスコパンくらいだろうか。前者は乗り物酔い用の抗ヒスタミン剤、後者は胃痙攣の薬だが、骨格筋の痙攣に使えるのか不明である。硫酸キニーネもこむら返りに処方されるようだが、作用機序はよくわからなかった(常用は控えたほうが良さそうである)。
Ca2+阻害剤は、血管拡張に用いられているもの(ジルチアジム、ベラパミルなど)が使えそうであるが、OTC医薬品として入手可能とは思えず、激しい運動中に摂取してよいものか否か(+その場合の副作用)についての知見があるのか不明。

対症療法として今まで用いてきた2)鎮痛剤(ロキソニン)、筋弛緩剤(テルネリン)は、痙攣が酷いと奏効しないようだ。少なくとも、今回の勝田マラソンでは中間地点で摂ったテルネリンは効かなかったと謂わざるをえない。今季フルマラソンは後2回あるが、色々な策を講じてみたい。


1) いつも痙攣するのは内側腓腹筋だが、ここを重点的に鍛える方法はあるのだろうか?
2) 大体、20km付近で胃酸を抑えるファモチジンと一緒に摂取してきた。効かなければ用量を増やす、という手もあるが、副作用が心配である。


tsukimaru123 at 12:30|PermalinkComments(0) 日記 

2018年01月30日

第66回勝田全国マラソン(フル)ーyet another hellhole-


 あまりに酷いレースだったので、結果のみ。
 グロス:5:03'57"
 ネット:4:56'26"
 35km地点で両脚脹脛が痙攣し、身動きが取れず。緩和してから小走り→痙攣で停止、を3回ほど繰り返し、走るのを断念。残り7kmを一時間半かけて歩く、という最低の出来だった。

寒い中お仕事をしてくださった主催者・ボランティアの皆さま、有難うございました。修行し直して参ります。


tsukimaru123 at 23:23|PermalinkComments(0) 日記 

2018年01月08日

第42回牛久マラソン(10km)


 地元の大会で、4年連続参加である。昨年総括したように、過去3回の記録は全く変化がなかった(ネットで46'30"切る位)。今回は記録更新を目指したが、体の限界を知るため光学式心拍計をつけて本番に臨んだ。今までは練習中の心拍数管理に使っていたが、本番での負荷の程度は計測していなかったのだ1)。最初の1kmは混雑もありペースは上がらないが、残りは配分を考えずに走ることにした。

 当日は午後から雨、との予報だったが、薄明るい曇り空。寒すぎず暑すぎずで無風という、絶好のマラソン日和。6:30に起床し、8時頃家内に会場まで送ってもらった。着替えの後はサッカーグラウンドを5周ほどウォームアップし、45−55分のブロックに整列。
 9:05にスタートし、最初の1kmを5分ほどで通過した後は4'30/km程度で走った。7km付近のアンダーパス上りが一番きつかったが、それ以外はあまり苦しくなく時間が経過。残り1kmで流石に息が上がってきたが、何とか大幅なペースダウンなくゴール。タイムは
グロス47'13"(ネット46'20")
と、昨年よりたった6秒の進歩ではあったが、4年間で一番良かった2)
3

GARMINのログを見ると、ペースに大きな上下は見られなかった。
1

心拍数は平均175:最大182と、最大心拍数の9割以上で走っており、ほぼ体の限界であることがわかった。
2

心肺系が一杯一杯であるのだから、これ以上のタイム向上には、ストライドを広くする・下肢の筋力アップなどが必須だろう。新たな練習メニューを検討しよう。

 最後になりましたが、お世話になった大会の主催者・ボランティアの皆様にお礼申し上げます。来年またお会いしましょう!




1) どうせ本番は目一杯で走るから心拍計測不要、と考えていた。今回は53という年齢を考え、身体への負荷を量るつもりで計測。
2) ネットタイム。とはいえ、10kmPBの44'07"(古河はなもも2015)にはまだ開きがある。あの頃はまだ若かったのだろうか(爆)。


tsukimaru123 at 22:44|PermalinkComments(0) 日記 

2018年01月01日

2017年の有酸素運動


 明けましておめでとうございます。2018年もどうぞよろしく。

 2017年の有酸素運動の結果は下記の通りだった。


ラン:1399km
自転車:3031km


ランは昨年度より136km減少し、自転車は(ジテツー復活もあり)400km以上増加した。距離の変化以上に気になるのは、平均ペースが
ラン:11.0→10.8km/h
自転車:25.3→22.4km/h
と低下していることである。後者はジテツーの影響があるが、前者はやはり加齢のせいか・・運動強度を上げないといかんなぁ、と反省中である。


tsukimaru123 at 17:54|PermalinkComments(0) 日記 
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