181015 世界史おはようございます。
「まおまお」で~す。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。

今回の書籍の紹介はコレです。


ゆげ ひろのぶ『なぜ、指揮官は馬に乗るのか? 組織で悩むアナタのための世界史―世界史専門・ゆげ塾の実況シリーズ』(講談社,2018)  880円(税別)



この書籍をサクッというと


社会人になると不公平や理不尽と思えることにぶつかることも。その理由を世界史から導き出す非常に納得度の高い1冊。


目次


まえがき
第1章 なぜ、組織は不公平な処分を許すのか?
第2章 なぜ、組織は老害を生んでしまうのか?
第3章 なぜ、組織には階級の流動性が必要なのか?
第4章 なぜ、敵対組織のトップを討ちとってはいけないのか?
第5章 なぜ、組織の情報共有は進まないのか?
第6章 なぜ、専門家に組織の判断を任せてはいけないのか?
第7章 なぜ、組織は技術の前に跪くのか?
あとがき
参考文献・参考資料一覧


組織の問題は世界史で解決できる


今回紹介する書籍のテーマは「社会人とって今、必要な世界史」についてです。

社会人になると不公平や理不尽なことに多く遭うことがあります。
なぜ、そのようなことがまかり通るのでしょうか?
「上がダメだから」「組織が腐っているから」などの原因がある場合も。

しかし、それ以外に組織運営のセオリーかもしれません。
それを世界史の観点から導き出したのが、今回紹介する書籍。

世界史というと歴史上の事件や人物をただ暗記するという無味乾燥な強化のイメージがあり、トラウマとなっている人も多いかもしれません。
そんな世界史が社会人にとって使えるのかと疑問に思う人も多いでしょう。

しかし、今回紹介する書籍は違います。
単に歴史の事象を学ぶのではなく、過去からの人類がセオリーのように対応してきた事象を抽出。

それを現代の会社社会の中のさまざまな不公平や理不尽さに当てはめていきます。
すると、その判断や行動は過去から繰り返されている1つのパターンのようなものであることが見えくるのです。


世界史から見えてくる繰り返されるパターン


例えば、会社や官僚などにおけるキャリア(幹部職)とノンキャリア(一般職)の扱いについて。
同じような失敗を犯したとしてもキャリアはあまりペナルティーがないのに対し、ノンキャリアは重いペナルティーが科せられることも。

この理由の1つが育成コストです。
キャリアを選抜し、育成するには多くの時間と費用が掛かります。
組織において、それをむやみに排除していたら、組織としては大きな損失です。

当書籍ではナポレオンやマッカーサーなどを取り上げ、ノンキャリアとの扱いの差を解説。
読んでいくと、よく理解できます。

このようなことが世界史をひも解くことで、理解できるようになるのが当書籍の特徴。
単なる不平や不満だけでは解消されない、人類が選択し続けてきたパターンを理解することで、余計なストレスを得ないで済むかもしれません。


まとめ


当書籍から分かったことは以下のようなことです。
 1.現代組織に巣くうさまざまな問題は、過去の歴史においてもありました。
 2.組織の問題は、過去の歴史から「解」を見つけることで解決できるものが
  たくさんあります。
 3.世界史は暗記するものではなく、人類の英知を抽出し、現代に生かすために
  存在します。


とくに世界史が苦手、嫌いという人は、手に取ってみることをおススメします。
世界史のイメージが変わる1冊です。


ランキング評価
読みやすさ  5
情報量    4
情報質    5
価格     5
と言うことで「★★★★★」です。


次回も見に来てくれると嬉しいです。


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