「月の風」シネマ日記

最近、物忘れがひどく、観た映画を忘れてしまうので
記録することにしました。

キリング・ショット

マリン・アッカーマン主演

グラインドハウス的で、ストーリー展開が楽しめるクライム系映画だった。
程良く頭を使いながら観られて、飽きの来ない映画っていいよね。
そんな感じ。

暴力的な感じも良い。
これがないとクライム映画にならないと思えるほどに。

でも、この手の映画は観る人によって意見が分かれそうだな。
個人的には好きだけど。

アーティスト

ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ主演

映画館で4:3映像の映画を観たのは何年ぶりだろうか。
潔いというか、何か、すご〜く、気分が良かった。
中途半端なビスタサイズではなく、敢えて、4:3だったのだから。

全体的におしゃれだった。
約100分の映画で、BGMがず〜っと流れているような状態。映像に合わせて時々なくなったりはするけど。
音楽録るだけでも大変だろうなと思った。

サイレントだから、演技、特に表情が重要だと思うんだけど、もう最高です。

マリリン 7日間の恋

ミシェル・ウィリアムズ主演

この手の映画はとどうしても物真似に見えてしまう。
それだけ、役作りも大変だろうし、演技も良いってことなんでしょうけど、実在の人物に近づけると言うことは、そういうことなんだろうと思う。

内容と言えば、ローレンス・オリヴィエの成長の物語でしょう。
ミシェル・ウィリアムズ主演となっているけど、どう見ても、ケネス・ブラナー主演の映画でしょう。
英語の題「My Week with Marilyn」からして、私、すなわち、ローレンス・オリヴィエの話でしょ。
そこいらに違和感があったな。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

メリル・ストリープ主演

のっけから頭の上を「?」が回った。
時計を見てないから分からないけど5分くらいは「?」だったと思う。

本編に入ってからは、サッチャー自体の半生を描いているのはとても良いし、イギリスが抱えていた問題も分かりやすく描かれていたと思う。

しかし、冒頭や話の合間に入る近年のサッチャーの描写について言えば、あれでは「?」になる。
はっきり言えば、今患っている病気とは別の病気に見えるんだ。非常に悪い意味でね。
あの描写から想像した病気で、首相になれるとは思えなかったから、結局、ネットで現在の病状を調べた。
それで、なるほどと思った。
完全に近年の描写が悪い。工夫したんだろうけど裏目に出てるよ。そこが残念な映画だった。続きを読む

戦火の馬

スティーヴン・スピルバーグ監督作品

第2次大戦が舞台だと思っていたら、第1次大戦だったのね。

それはさておき、奇跡の物語でした。
最後に感動しない人はいないのでは?
馬を通して、親族愛や兄弟愛などが密に描かれていた。
全て馬を思う人達で繋がる人間関係も良かった。

因みに主人公は馬です。

ところで、何故、全編にわたって英語なんだ。
ドイツ兵同士が英語で会話してるって、違和感あるんだけど。
終いには、イギリス兵がドイツ兵に対して英語が上手い的なセリフまででてくる。
何だそれ?元々、全編英語なんだから関係ないじゃん。

TIME/タイム

ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・サイフリッド主演

突っ込み所はあるけど、内容もよく考えられていたし、物語の展開もテンポ良く進んでいったので、観てて飽きることはなかった。
でも、観終わった後に、「だから何なんだ?」と思った。

どうも話が途中で終わっているような気がしてならない。
結局の所、時間が通貨の代わりとなったあの世界はどうなったのだろうか。

もやもや感の残る映画だった。

POV〜呪われたフィルム〜

志田未来、川口春奈主演

この手の映画は完全にネタバレ厳禁だから感想って難しい。
観てのお楽しみですよね。

因みに、あくまで個人的なお勧め度ですがマイナスです。
ホラー映画で最も嫌いなことしてくれました。
臨場感を設けるための音ならば良いのだけど、突然大きな音で脅すのは論外。
これやられると怖さ半減。
本当に恐ければ、突然音を出して脅す必要ないでしょ。
分かってない。

主演2人の演技は良かったのになぁ。
残念な映画でした。

トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1

クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン主演

見せ場もあったのだけど、前作までと違って、ガッツリ感を得られなかった。
たぶん、2作に分けて、上映時間に余裕ができて、物語の展開がゆったりとし、何となく盛り上がりに欠けていたような感じになってしまったんじゃないかな。
元々、ゆったりした展開の物語だとは思うけど、それがさらにとなると、どうなんでしょう。

終わり方も、勿論、これからって感じで終わるからね。
それが、分かって観たのだけど、物寂しさは残ってしまう。

次が早く観たい。
このシリーズ好きなだけに、今の状態はとても消化不良です。続きを読む

ヒューゴの不思議な発明

マーティン・スコセッシ監督作品

ファンタジー映画と思って観ていたら、おっとどっこい、観終わった後、ヒューマンドラマじゃん、と思ったのでした。
全体的に人と人との繋がりを描いていたように思えたから。

物語としては主人公を通して、主人公が関わる人々が結果的に幸せになっていく感じかな。
勿論、例外的な人物は登場するが、主人公が幸せになることへの布石だから、それはそれで良しとしましょう。

2Dで観たのだけど、十分、奥行きが感じられました。映像もとても綺麗でした。
3D用に撮影されているから、カメラのアングルもアップではなく少し引いた感じで撮られていて良かった。

ところで、パリが舞台なのに、何故、全員、英語を話しているのだ。
おかしくない?

ベルセルク 黄金時代篇 覇王の卵

三浦建太郎原作

始まって直ぐに、その映像があまりにも美しく吃驚した。
「STUDIO4℃」は期待を裏切らない。
馬が走るときや正当シーンにおける砂埃、飛ぶ鳥のちょっとした影も細かく描かれていた。

原作を読んだことがないからハッキリ言えないのだが、内容は映画と言うこともあり、淡泊になっていたのではないかな。
細かな話を語っていくよりもスピード感が大切だから。

残念だったのは、時々だったけど、CGだと判ってしまうようなキャラの動き。
これはどうしても仕方ない。
昔からあるCGの妙な動きだ。
でも、何故、未だにその動きが改善できないのか、不思議に感じる。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

トーマス・ホーン、トム・ハンクス、サンドラ・ブロック主演

良い映画を観ました。

改めて一緒にいられることが当たり前ではなくなることの意味を考えさせられた。
失って始めて気付くこと、その大きさ、気持ち...
その人間が味わう喪失感はその人間にしか分からない。
けれど、映像を通して、その喪失感が伝わってきた。

そして、最後は「出会い」が喪失感を埋めて、温かな気持ちになれる。
そんな映画。

この映画の良いところは、主人公は勿論のこと、主人公の「出会い」を通して、「出会った人達」が失ったもの、大切なものを描いていたこと。
セリフの全くない「出会った人達」の感情さえ伝わってくるかのような映像。
それは、出演者の表情や動きだけの演出。
監督の巧みな映像表現が成せる技だと思う。

ドラゴン・タトゥーの女

デヴィッド・フィンチャー監督作品

久し振りに見応えのある映画だった。
登場人物が多いから頭がフル回転状態でした。
物語も2つの流れ(主人公が2人だから)が展開して1つとなっている面白い演出だった。
スクリーンから目を離すことができなかった。

また、主人公が真実に辿り着いて終了しないところも良かった。

だけど、残念なところもあった。
映像に修正を入れるのは仕方ないとしても、あの修正はないだろ。
むしろ、R-18にして、修正なしにして欲しかったな(修正があってもR-18かと思ったけど、いや、R-18にすべきだと思った)。

ところで、スウェーデンが舞台なのに何で全編英語なんだ?

ペントハウス

ベン・スティラー、エディ・マーフィ、ケイシー・アフレック、マシュー・ブロデリック、マイケル・ペーニャ主演

コメディ映画かと思っていたんだけど、思っていたより、コメディ色はなかった。
勿論、Mr.マーフィのマシンガントークも聞けるし、Mr.スティラーの愛嬌のある感じも観られるし、内容もお馬鹿なんだけど、みんなまじめな馬鹿(天然というか、どこか抜けてる感じ)を演出していたから、そう思えてしまったのかもしれない。
もしかするとアメリカンジョークが理解できなかったのかもしれない。
物語の展開に一捻り在るから、頭を使ったからかもしれない。

それでも、爆笑とはいかないけど、笑えるところは、笑えるから。

恋の罪

園子温監督作品

いつもながら暴力的だ。
監督独特のエロシーンはあるが、決してセクシーなシーンだと思ってはいけない。
観ていて痛みを感じるシーンが多いのだ。
暴力とエロ、こんなにR-18が相応しいなんて思ったことはない。
ねちねちとしつこく絡みいて、頭から離れない強烈な映像。
映画自体が凶器。

それでいて微かに笑えるシーンがあるのが不思議な映画だった。

孔子の教え

チョウ・ユンファ主演

原題が「孔子」なのだから、邦題も「孔子」で良いと思った。
確かに、孔子は色々な考えを説いた人物であることには間違いないだろうが、わざわざ「教え」を追加する意味が分からない。

内容は孔子の半生を描いたものだ。
半生を描いているから、勿論、教えも出てくる。
だが、それだけではない。

孔子が生きた時代は春秋戦国時代、その中で諸国との駆け引きや政治、時には戦争をダイナミックに描いているのだ。
自分の理想を追い求めた人物として孔子が描かれていた。続きを読む
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