ニック・カサヴェテス監督作品
きみに読む物語人は忘れることが出来るから生きていけるのだという人がいる。
でも、忘れてはならないことも忘れてしまったら。
とても大切なことを。

ある人から見たら、どうでもいいことかもしれない。
しかし、当人達にとってはとても大切なことと言うものもある。
ある瞬間の出来事かもしれないし、あるいは、共に過ごした時間かもしれない。

この作品はアルツハイマー病を取り扱ったものだが、何かとても切なかった。
失った思い出。それを呼び戻そうとする人。
愛する人さえ忘れ、自分をも忘れていく。
そんな人を愛している人は、失った記憶と共に、自分の元へ戻ってきて欲しいと願うだろう。
そんな主人公の思いの強さが非常に強く伝わってきた。

また、この映画は恋愛映画でもある。
話としては何処にでもあるようなものだが。
アルツハイマー病を扱うことで、単なる恋愛映画終わってないところがいい。

最後に、あの終わり方は...