2005年09月24日

パラパル 1巻 石田拓実 新たな挑戦

パラパル1巻
こんばんは、クラウドです。本日のマンガは石田拓実の「ジグ☆ザグ丼」に続く「クッキー」での新連載「パラパル」の第1巻。

「ジグ☆ザグ丼」の最終巻に次回作の予告をちょこっと載せていたので予想はついてたんですが、先日「ジグ☆ザグ丼」のエントリー時に指摘した通りに、今まで得意としてきた世界観をがらっと変えていました。

正直な話、石田拓実が本当の意味で人気漫画家という称号を得られるか否かはこの作品に懸かってるといえるでしょう。ただの少女漫画家で終わってしまうのかどうか。

どうにかして「ジグ☆ザグ丼」級の人気を保ちながら、そこそこの連載期間(単行本で5〜6巻くらい)の中で新しい挑戦を繰り広げていけることをせつに願う。「不人気により連載打ち切り」なんていう最悪の事態だけはなんとか避けてもらいたいものだ。

気になる「パルパラ」の基本設定だが、『脳の中に「宇宙人」だかなんだかが寄生したことによって、ある感覚(主人公 池野小牧の場合「嗅覚」)が異常に強くなってしまい、特殊能力のようなものを身につけてしまう』という、下手をしたらおこちゃま向けの安いSF崩れな話になってしまいそうな危険をはらむもの。

こうした「お子様向けの安直な設定」の中で、いかにして「石田拓実節」とも言える、彼女独特な「壊れたせつなさ」を出していけるのか。もしくは、いかにして「相乗効果」を成していくのか。この作品の「キー」になるのはその一点につきるだろう。

すでに『強化された嗅覚によって、「彼氏と親友の浮気の臭い」を、そして「嘘をつく時の臭い」を嗅ぎ取ってしまう』というシーンによって、その成功への道筋のとっかかりは摑みかけている。「このせつなさ」が「パラパルのせつなさ」へと今後大きく成長していくのだろう。

こうした「冒険作」を描き続けていくことが、石田拓実に課せられた試練なのだろう。


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この記事へのコメント
トラックバックありがとうございます。
NANAの映画のハチとナナの身長の差
私も
めちゃくちゃ気になりました。
あれで見る気がしませんでした。

でも
DVDがでたら見てみよう。
Posted by 倉庫201号室 at 2005年09月26日 23:40