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2013年12月08日

独立展に行ってきました

昨日は、京都の岡崎にある京都市美術館で開催されている独立展に行ってきました。去年は、行く予定だった日に親戚に不幸があって行けなかったので、2年ぶりになります。

山根須磨子さんが今回、独立賞を獲得された作品「光彩の溢るる中で」は、これまで描いてこられた若い女性と蓮のシリーズでの最高傑作とも言える程、美しかったです。巨大な蓮の葉っぱからしたたり落ちる水滴や女性の肌や衣装の質感の美しさに加えて、新たな美しさが加わっていました。黄金色に輝く水面に、女性の背後から降り注ぐ黄金色の光が、神秘的なオーラを放っていたのです。

華やかで贅沢な作品で、独立賞の受賞にふさわしい作品でした。

絹谷幸二さんの「祝・飛龍不二法門」には、ゲームの世界のような奇想天外な楽しさを感じ、中前光雄さんの「共生21(那智の滝)」には、装飾的な、完成された美を感じました。どちらの作品も大きなホテルのエントランスのような場所に飾ると映えるだろうなと思いました。

平育子さんの「保護区(古代魚)」は、建物よりも大きい巨大な古代魚の存在そのものが私は好きで、島崎陽子さんの「市の立つ日」は、不気味とも言える程デフォルメされた個性的な人物たちの造形が面白く、石井武夫さんの「アトリエのモデル達」も、球体関節人形のような、表情のない人形たちが新鮮でした。

今日の月川の絵は、BJD2と最近買った芝居小屋を使って、大急ぎでつくったものです。

                      楽屋で稽古をする踊り子
 
楽屋で稽古をする踊り子の

tsukitaku at 20:31│Comments(0)clip!芸術に関するもの 

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