つぐもんといっしょっ☆

TCG Lycee 日常のおもしろかった出来事 年に1~2回のえrgレビューとか書いてます。 またなにかのキリ番越えて、時間に余裕があれば今度は1ヶ月50更新とかやってみようかな(

正方形九鬼
サーヴァント、九鬼耀鋼。召喚に従い参上した、問おう。貴方が俺のマスターか?

正方形エポナ
これが・・・ティーチャーのサーヴァント・・・!?

うたかや

うたかや序章「カミサマごっこ」第二十四話

 俺は一瞬、思考が止まり、もう一度言われたことを反芻して、八重を見た。もとより、そんな冗談を言う人ではないけれども。その目は本気だ。
「…アレと戦うのか?」
「そうだ」
「俺には無理そうな気がするんだが」
「いや」
 八重が力強く否定した。
「あの速さであれを倒す人は、なかなか見ない。陽平ならできると思う」
「つっても、意識してやったわけじゃないし…しかも気絶したぞ?」
「うん…それがわからないところではあるんだが」
 しかし、と八重は続ける。
「見えてしまった以上、襲われる確率も上がるんだ」
「…なんでだ?」
「経験的というか統計的にというか…そういうものなんだ。一度見えると、あの空間へ迷い込みやすくなるとかな」
「つまり、俺は命の危険が増えたってことか……」
「端的に言えばそうなる」
 冗談じゃない…俺は割りと平凡な人生を歩む学生だってのに。だが…。
「だからといって、戦えるわけでもないだろ」
「ああ、当然訓練もしよう。あの空間用の力のな」
 …そこまで考えられていたのか。…安易に引き受けていいのだろうか。しかし、どちらにしても命の危険はすでに増えたらしいし。
「…戦わないと、どれくらい遭うものなんだ?」
「通常は月1くらいかな。多いと週1だ」
 …月一回の命の危険。ほぼ詰みだな。
「…わかった。とりあえず、練習させてくれ」
 ぱっと、八重の顔が明るくなる。
「そうか。ありがとう」
「よかったねー」
 あかりもうれしそうだ。そのうれしさを表現するためか、八重にハグを敢行。
「ああもうだから・・・・」
「ぎゅー」
「まったく…」
 八重も今度は半ばしぶしぶといった感じで受け入れていた。あかりの頭をなでたりしてるのだから嫌がってるわけでもないのか。
 そのあと、八重から魔物(?)や今後に関することを聞いた。
 あの空間は魔物が作ることもあれば、人が出現した魔物を捉え隠すために作ることもあること。魔物は近代の人口密度の高い都市になってから現れたものであること。見える人は軒並み魔法が使えること。風紀委員はその多くが関わっていること…怜も共に戦ったことがあるらしい。あかりも主に発見段階に協力していること。今回の神隠しとの関連性は不明であること。今後は週1~2で練習を行うこと。退治には一応本部的なものがあるので、そこに出向いてもらうこと。などなど。それから、俺は結構重たかったらしい。標準体型だとおもうんだが…痩せるべきなのか?
 余談だが、話している間あかりは抱きつきこそしなかったものの八重にほぼ密着状態だった。さっきまでの会話の感じといい、相当仲がいいのだろう。二人とは親しいほうだと思ってたが、わからないもんだ…。
 いつの間にか、夕飯の時間が近づいていた。
「今日は迷惑かけたな」
「いや、こちらこそ。ともあれ、明日からよろしく」
「…ああ、よろしく」
「新たな関係スタート!ちょっとどきどきだね」
「……正しいけどなんかなぁ」
 靴をはき終えて、玄関を開ける。
「じゃあな、また明日。お邪魔しましたっと」
「ああ、明日」
「また学校でねーじゃあねー」
「ああ、あかりも。また明日」

うたかや序章「カミサマごっこ」第二十三話

 …と。もう一個疑問があった。
「なぁ、そういえばなんであかりがいるんだ?」
「ああ、さっきも言ってた通り、あかりも見える人なんだ。それでまぁいろいろ…」
「八重ちゃんからしたら見られちゃった、だけどねー」
 あはは、とあかりは笑う。
「見える以上、襲われるかもしれないんだが、あかりは自分で対処できないから…」
「守ってもらってるのです!いつもありがとう八重ちゃん~」
 そう言って、あかりは突然八重に抱きついた…。女子のスキンシップは過剰だなぁ。
「ちょっ、抱きつかないでって」
「今日はやってなかったんだもんー」
 うん、仲良きことは美しきかな。っていうかちょっとうらやましい。どっちも。
「いやほら、いやらしい目で見てる野郎が」
「あー…まぁ見せとけば」
「あーもう、話終わってないし、ね?」
「うー」
 しぶしぶといった感じであかりは八重から離れた。…ちょっと残念。…はっ。
「いや、そんな目では見ていない」
 弁明しておく俺。抜かりないな。
「説得力がマイナス方向に働くっていうのもあるものだな」
 八重は頭から信じてくれなかった。白い目ってこういう目か。
「まぁまぁ。まだお話あるんでしょ?」
 あかりが助け舟を出してくれた。ぐっじょ。
「…そうだな。陽平」
「ん。なんだ」
 すぅっと一息ついて、八重は続けた。
「もしよければ、この先いっしょに戦ってくれないか?」

うたかや序章「カミサマごっこ」第二十二話

「おいしー…八重ちゃんのティータイムはすばらしい、うん」
 空気なんて気にせず、菓子をもそもそと食べ紅茶を飲んで幸せそうな奴が一人、その幸せをコメントした。もう紅茶がなくなりそうだ。
「ああ、おかわりあるよ。今もってくる」
 と言って、八重が立ち上がる。
「ごめんねー、ありがとー」
 そういいながら、あかりはもう一つクッキーを食べた。それを見て笑いながら、八重は階段を下りていった。
「おまえ、こう、空気とか…」
 俺があきれたように言うと、あかりはまたクッキーに手を伸ばしつつ言う。
「空気?それおいしい?」
「太ってしまえ」
「ひどい・・・けどまぁ、これを食べてみなさい」
 いいながら、取ったクッキーを俺の口に押し込んだ。
「どーだい」
「ん…どうって、うまいけど」
 味はクッキーだ。あたりまえか。バターの風味がおいしい。甘すぎず上品な仕上がりだと思う。
「手作りです。八重ちゃんの」
「まじか!」
 知らなかったぜ…?お菓子作りが趣味だなんて。幼馴染だというのに。
「嫁にしたいポイント急上昇だね☆」
「うむ…っていや何言わせる」
「ほんとになに言っているんだ…」
「うおっ八重!」
 いつの間にか八重は戻ってきていた。はやいな。
「この紅茶もおいしいんですよねー…このクッキーが見事に合うというか。嫁にしたいポイント倍増」
 そういいながら八重の持ってきたおかわりの紅茶を早速注ぐあかり。
「まったく、あかりは…」
 そういいつつも、八重はうれしそうだ。

うたかや序章「カミサマごっこ」第二十一話

「……あの空間は、魔力的にも異常なんだ。ああいうものが存在する代わりに、人も大きな力が使える…ことがある」
「というと?」
「陽平が気を失う直前…いや、巨人に襲われた直後、が正しいか、あの巨人は一瞬にして燃えて炭になった」
 あ……大きな力……俺の力…。
「わかったみたいだけど・・・たぶんアレは陽平の力だ」
「ええええええ・・・俺?いやいや…」
 信じがたい。電気ポットにも劣る、百円ライターといい勝負の能力がああなるか?
「私の力だって、普通にはあんなもの倒せない」
 そういわれれば、そうか。だって八重の能力は『自分の行動の結果の現象をコピーする』だったはずだ。刀を振るえば複数の刀痕が作れる。が、切る力そのものは八重の腕の力だけだ。あんなものが切れるわけが無い。
「……なんていうか。ちょっとコメントに困ることだな」
 しばらく沈黙…かと思ったが。

うたかや序章「カミサマごっこ」第二十話

「さて」
 八重が俺を見つつ、自分の向かいの席を指差した。どうやら、これから本題らしい。…長ったらしい前フリだったな。俺は席に着く。あかりも。
「どこまで覚えてる?」
 八重の問いだ。どこまで、とは当然あの巨人の件だろう。
「えーっと…八重がアレ…あの黒い巨人を切って、でも中から出てきたのが俺を殴ろうとして………で、燃えた?のか?」
 八重は一つうなずく。
「全部覚えているんだな。なら話はちょっと楽だ」
「ちょっとか…」
「どこまで知りたいかにもよる。全部は教えられるかわからないが…」
 八重はすまなそうな顔をした。
「とりあえず、アレはなんなんだ?」
俺はとりあえず質問していくことにした。
「自然現象というか…災害の一種、かな」
「災害…」
「魔力がなんらかの原因で集まって動き出すと、ああいう…まぁ、魔物とでもいうか、そうなるんだ」
「けっこー凶暴。」
 あかりの言葉に八重もうなずく。
「あかりも見たことあるのか」
「上からだけね。みつけちゃったっていうか」
 なるほど…。
「でも、そんなの聞いたこと無かったぞ」
 さらに疑問点を八重に聞く。
「うん、一般の人にはあまり知られないようにしているようだ」
「ようだ…って」
「私もそのあたりが良くわからないのだが…認識できる人とできない人がいるから、全体的に隠している、らしい」
「認識できる?」
「見える見えない、だと思ってくれてもいい。あの空間を思い出せるか?」
 あの空間、というと…
「…おかしな道の後の八重が戦ってた場所か」
「そう。あそこは外からは見えない。物理的には隔離された空間のはずなんだ」
「…?でも俺は入れたぜ」
「そうだな、だからあの時驚いた」
 ああ、そういえばそうだった気がする。
「…たぶん、陽平も認識できる人間なんだ」
 ちょっと重い感じで八重に言われた。
「まぁ見えたしな」
「あと、こんな事態になっても取り乱してない。これが証拠だと思う」
 こんな事態・・・いわれてみれば、おかしい。これは異常なことだ。言ってしまえばファンタジーだ。しかし俺は疑いもしない。しかも、命が危うかったにもかかわらず、俺は今至って冷静に受け止めている。
「そう…いわれればそうだな」
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メイン:Fo/Te
サブ:Fo/Br,Bo/Hu,Fi/Bo

2nd:月夜ship3
Fi:75/Hu:75

3rd:月河ship5
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