つくばの話題 : 【田村けい子ブログ】つくばさわやか通信

つくばの話題

8月29

筑波山神社前ロータリーが完成

８月２９日（金）

県道筑波山公園線、筑波山神社前前ロータリーが完成し、開通記念式典が行われました。
これまで門前通りは神社前で行き止まりになっていたため、正月や梅まつり、紅葉シーズンなどの観光シーズンには交通渋滞の原因となっていました。道路改良により、スムーズなUターンが可能となり、渋滞軽減など、観光客の利便性の向上につながることが期待されています。
GWには供用が開始されましたが、石垣の積み直しなどの工事がこのほど完成し、記念式典が行われたものです。
私が、道路改良について初めてご要望をいただいたのが５年ほど前。住民や事業者の合意の形成など、「宮前商店会」や、用地を提供していただいた筑波山神社などの大変なご努力の賜物と感謝しております。
市が予算を確保し同時に設置される予定だった観光トイレが一部住民の反対をうけて中止になったことが残念です。

1月12

筑波山ジオパーク

１月１２日（土）

つくば市役所でジオパークパネル講演会が開催され、出席してきました。
午後一時半からの開催でしたが、市民相談をお受けした後、後半部分にすべりこむことができました。
会場には１００人を超える市民が参加し、主催者も「これほど集まるとは思わなかった」とのこと。
講師は産業技術総合研究所の渡辺真人先生。
「ジオパークってなに？」と題したお話は、はぎれが良く、わかりやすい内容でで、ジオパーク認定に向けて、思いが深まる内容でした。
「ジオとは地球の素顔が見える場所」との説明に、「大地の公園」との認識に深みをもたせていただきました。
また、今年あたりからブレイクしそうとの予想のもと、ジオツーリズムを「ある地域のアイデンティティーと、地質・環境・文化・景観・遺産、さらには住民の幸せを考慮した上で持続し拡げていく観光である」とのアロウカ宣言に、観光振興の一つの方向性を確認させていただくことができました。

一期目の一般質問でジオパークを取り上げてからはや５年。実現に向かって着実に進んでいく様子に、私も市民レベルでの参加、一層の推進を誓いました。

5月8

竜巻被害3日目

5月8日（火）

予定をすべてキャンセルし、今日も現場へ。現場を歩き回りながら要望聴取を行いました。
送電線の断線や電信柱の倒壊などの被害があったので、電気が使えるようになるまでには相当時間がかかるだろうと思っていましたが、昨夜、徹夜で作業を行い、復旧したところも出てきました。
カスミも平常通り営業を開始し、ほっとしました。

がれきの処理も想像以上のスピードで進んでいますが、家の中のガラスくずなど細かいゴミが次々に出てくるためやってもやっても片付かない感じです。廃棄物の受け入れは旧つくば庁舎とクリーンセンターへ持ち込むこととなっていますが、とても個人の力で運びきれるものではなく、要望も廃棄物の収集方法に関するものが一番でした。

避難所はつくば研修センターへ移動し、小田・田井小学校の避難所は閉鎖されました。研修センターは入浴施設もあり、和室もあることから、少しはゆっくりしていただけると思います。
JCによる炊き出しも継続して行われており、昼食時には列ができていました。JCの皆さんには本当に頭が下がります。

大きな被害を受けた雇用促進住宅の知人宅も訪問。壁に残った傷や、ベランダの手すりが飴のように曲げられ、飛ばされ、なくなっている様子に竜巻の威力を見せ付けられました。風で、冷蔵庫の扉が開き、扉だけ吹き飛ばされていったとの生々しいお話も聞きました。家電品はほぼ使い物にならず、階段を使って廃棄物を降ろす作業は本当に大変そうでした。

被災された方々は、片づけに追われ、「必要なものはありませんか」と問いかけても、何が必要なのか把握できない状況との答え。とにかく、安心して生活できる環境整備が何より大切。被災者生活再建支援法が適用されることが決まりました。公務員宿舎・公営住宅や借り上げ民間賃貸住宅の制度を整え、一日も早い住宅の提供を求めてまいります。

1月8

出初式・成人式

1月8日（日）

午前中は市民ホール茎崎で出初式、午後からはカピオで成人式が開催され、来賓として出席いたしました。
出初式は市内7支団、46分団の団員が一堂に会し、決意も新たに出発します。
大変残念なことに、この日の朝、式典会場近くで火災があったとのこと。
安心・安全なまちづくりをさらに深く決意しながら式典に臨みました。
市長のあいさつの後、表彰が行われ、その後、来賓祝辞。今年は、県議会議員を代表して、私がご挨拶をさせていただきました。昨年の東日本大震災での被災状況に触れながら、地震被害、そして、停電・断水・放射能汚染と不安な日々を過ごす私たちにとって、消防団の皆様が、安否確認や被害状況の確認や消防水利の確認、住民、特に要援護者の安否確認、給水状況の広報活動など、献身的な活動をくりひろげてくださったことに対し、心からの感謝を述べさせていただきました。さらに震災の教訓を活かし、自分たちの地域は自分たちで守るという、住民一人一人の意識と、連帯感や信頼関係による防災意識の高い地域社会づくりが必要との考えを述べ、危機管理体制のさらなる充実を図るとともに、地域の皆様、そして消防団と一丸となって防災意識と防災力を高めて行きたいと挨拶しました。
式典には、女性消防団の皆様も、はつらつと参加され、寸劇を披露するなど、大活躍でした。
地域防災には女性の視点が欠かせません。女性の視点を忘れず防災力強化に向けて頑張ってまいります。

午後から開催された成人式。
今年は、わが子も成人の一人として式典に参加しており、感慨深いものがありました。式典は一部・二部形式で行われ、一部は、市長のあいさつ、来賓祝辞、来賓紹介、成人代表のあいさつととてもシンプルなものでした。
二部では、中学校単位に大いに盛り上がった様子でした。
今日、成人を迎えたのはつくば市で2890名。経済状況が厳しく、本当に大変な時代を生きる新成人に、「たくましく、自分らしく生き抜け」と心からのエールを送りたいと思います。

3月17

福島からの避難者の受け入れ

3月17日（木）
一昨日から福島の原発事故の避難者の受け入れが始まりました。
県で用意したつくば市内の避難場所は、洞峰公園体育館、国際会議場の二箇所。
既に、洞峰公園は298名、国際会議場には204名の方が避難されており、2会場とも定員一杯になっています。
昨日から、避難者の受け入れのため、現地確認、各種団体との連携、市との協議など、あわただしく動いています。
特に市側から問題にされたのは、避難者の被爆レベルの確認。スクリーニングを受けて、問題が無いことを確認しない限り、市としての受け入れはできないとの市長の強い意志を受け、県と折衝。検査を担当する職員を土浦保健所から2名派遣してもらうことが決定しました。
次に問題になったのが救援物資の不足。現地調査の結果、毛布と食糧が不足していることがわかり、その対応策についても、検討しました。
私は、早速石井啓一衆議院議員と連携を取り、毛布・食糧の供給と、避難が長期化した場合の住居の確保策として、公務員住宅の利用をお願いしました。
食糧に関しては、JCなどのボランティアグループが炊き出しをしてくださることが決まり、一安心。なにせ、県が用意できた食料はカロリーメイトとアルファ米だけという状況でしたから･･･
今朝、避難所にいくと、たくさんのボランティアの方が来てくださり、救援物資もいろいろな方が、いろいろなものをたくさん提供してくださっていました。「歯医者ですけど、歯の痛い人、総入れ歯の人はいませんか」「パン屋ですけど焼きたてのパンをお届けしたいのですが･･･」などなど。まだまだ日本も捨てたものじゃないと痛感しました。
心配した毛布も国から5000枚が届き、スピーディな対応に感激しました。
何人かの避難者とお話しをしました。つくばに来られた方は、多くがいわき市からの方。いわきも津波の被害が大きく、ある集落では約500軒中、残ったのは20軒程度。「家を流され、全てを失ってここまで来ました。テレビで放送されないけれど、いわきの被害も大きかったんだよ」と語ってくださったおじいさん。家族を失ったと涙ぐむ女性。家は残ったが、再三の津波注意報でかたづけもままならず、原発事故の不安もあり、早めに避難してきたという、子供連れのお母さん。みんな、事情はさまざまですが、深い傷を負って、長旅を続けてこられたのでした。
なんとか元気になっていただきたい。できる限りの支援をとの思いを深くしました。
夕方には、公務員宿舎を避難者へ提供することが決定したとのニュースが流れ、ネットワーク政党公明党の強みを実感しました。
避難所には全てをなくしてこられた方も多く、まだまだ物資が足りません。
特に、防寒用の下着類（男女とも。大きめサイズ）幼児用下着、靴下、スリッパ、敷布団、子供用漫画、雑誌などが不足しています。また、義捐金の受付をつくば市庁舎1回の会計課で受付をしています。ご協力いただける方は宜しくお願い致します。

11月1

国道125号線つくばバイパス開通

11月1日（月）

待望久しかった国道125号つくばバイパス及び県道筑西つくば線バイパスの安全祈願式典が行われ、来賓として出席しました。国道408号田中交差点から県道筑西つくば線筑波参道入口交差点間は、朝夕の通勤渋滞や行楽シーズンに慢性的な渋滞が発生し、改善が望まれていました。
開通した、国道125号バイパス1360ｍと県道筑西つくば線バイパス800ｍの供用開始により、この間の渋滞緩和と、つくば市内から筑波山へのアクセス向上が期待されています。バイパス開通により田中交差点から筑波参道入口まで通過にかかっていた約13分が約半分に短縮すると予測されています。のどかな田園風景の広がる、ほぼ直線の走りやすい道路です。
夜のご挨拶周りを終えて、早速、バイパスを利用して帰宅しました。昨年整備された筑波参道ミニバイパスを通ると、あっと言う間に我が家に到着しこれまでより大幅に時間短縮できました。
今後の課題は、125号バイパスの早期完成です。県に対しての要望活動も積極的に行って参ります。

7月13

土砂災害防止法

７月１２日（火）
土浦土木の河川課より、土砂災害防止法について説明を受けました。
平成１１年に施行された土砂災害防止法は、土砂災害から国民の命及び身体を保護するためハード対策とあわせて必要性が求められたソフト対策の為の法律です。この法律では、土砂災害の恐れのある区域を明らかにし、警戒避難体制整備をはかると共に、一定の開発行為の制限・建築物の規制を行うことにより、土砂災害の防止の為の対策の推進を図ろうとするものです。
本年は、つくば市とつくばみらい市の基礎調査を実施することとなっています。この調査を受けて、市においてハザードマップが作成されることになります。
河川課の説明によると、つくば市における土砂災害の危険箇所は筑波山麓に集中しており、急傾斜地崩落危険箇所が谷田部地区と茎崎地区に数箇所見られるとのこと。
私の地元、つくば地区においては昨今のゲリラ豪雨による土石流や鉄砲水などの被害が目立ち始め、ご要望も数多く頂いています。
丁寧に調査をしていただき、その情報を基にした「まさかへの備え」を行っていくことが大切だと痛感いたしました。

4月24

圏央道開通式

4月24日（土）
圏央道つくば中央インターチェンジ（IC)～つくばジャンクション間の開通に先立って行われた開通式典に出席しました。
県西地域へのアクセス性が向上し、企業誘致への効果が期待されています。
サイエンス大通り（県道取手つくば線）に接続し、我が家から東京方面へ出かける場合、これまでは谷田部インターを利用することが多かったのですが、つくば中央の開通で、利便性が増します。
首都圏中央連絡自動車道（圏央道）は、都心から約40～60kmの位置を環状に結ぶ延長約300kmの高規格幹線道路で、横浜、厚木、八王子、川越、つくば、成田、木更津などの都市を連絡し、東京湾アクアライン、東京外かく環状道路（外環道）などと一体となって首都圏の広域的な幹線道路網を形成するとともに、首都圏の道路交通の円滑化、環境改善、沿線都市間の連絡強化、地域づくり支援、災害時の代替路としての機能など多くの役割を担う環状道路です。
平成24年にはつくばから桶川北本間での区間の整備が計画されていますが、民主党政権の公共工事削減の流れの中で、工事期間延長の可能性も取りざたされています。
予定通り、工事が進むことを期待しています。

4月16

つくば市役所新庁舎竣工式

４月１６日（金）
新たなつくばの幕開けとなる念願の新庁舎の竣工式が行われ、来賓として参加しました。
TX研究学園駅近くに建設された新庁舎。合併前の旧町村の役場等を利用した分庁舎方式をとってきましたが、市としての一体感に欠け、業務効率が良くないことがかねてより指摘されていました。
新庁舎の敷地面積は約90000㎡。駐車台数1200台。鉄筋コンクリート7階建ての新庁舎のコンセプトは経済的・機能的でコンパクトな庁舎。屋上緑化や太陽光発電システムなどを導入した環境共生型建築となっています。
福祉は桜、教育は豊里、環境は茎崎・・・など、縦割り行政を解消し、市民サービスが向上するものと期待しています。
庁舎の完成により、世界のつくばにふさわしい、活力ある都市として発展していくことと思われます。
5月6日、いよいよ新庁舎が開庁します。
住んでいることが誇りになる。そんな街づくりをめざして、頑張ってまいります。

4月6

北条大池の桜

４月６日（火）
暖かな春らしい一日でした。
企業訪問の途中に通った北条大池で、桜が見ごろを迎えていました。
多くの方がお花見を楽しんでいらっしゃいました。