2016年新語・流行語大賞にトップ10入賞した「聖地巡礼」。
映画やドラマ、漫画などの舞台となった場所に実際に訪れることだが、詰将棋の聖地巡礼をしてみるのも面白いのではないだろうか。
詰将棋には、実在する地名や名所をタイトルにした作品がある。
そのタイトルに付けられた場所に訪れてみようというわけだ。

今回訪れたのは、赤羽守氏の煙詰のタイトルとなった「馬籠宿」と「妻籠宿」。
赤羽信者なら一度は訪れてみたい場所だ。

2019年3月。
今回は青春18きっぷ(金券ショップで5回分11340円で入手)を使った日帰り弾丸旅行である。
大阪駅から東海道本線で米原、大垣経由で名古屋に出て、名古屋から中央本線で中津川駅で下車。
始発で出発して中津川駅に到着したのが11時前である。

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いかにも地方の主要駅といった感じの駅舎。
ここからバスで馬籠宿まで移動する。
バスの乗客はほとんど外国人で、車内はめちゃくちゃ賑やかである。
30分弱で馬籠宿に到着。

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趣きのある石畳だ。

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馬籠宿を入ってすぐのところにある「白木屋」(居酒屋じゃないよ)で五平餅を食べ歩き。
ここはわらじ型ではなく団子型である。

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馬籠宿のシンボルの水車小屋。

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水車小屋の内部はこんな感じ。

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坂道を振り返る。
恵那山が見える。

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清水屋資料館。
島崎藤村の「嵐」の舞台になった場所らしい。
馬籠宿は島崎藤村の出生地で、ゆかりのスポットが点在する。

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おやき。

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藤村記念館。

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馬籠脇本陣資料館。

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だいぶ高いところまで登ってきた。
そろそろ宿場町の終点だ。

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高礼場。

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宿場町を出て少し歩くと陣馬上展望台に辿り着く。
恵那山を望む絶景である。

それではここで赤羽守作「馬籠宿」を鑑賞してみよう。
馬籠宿
54と上、73玉、63と、同金上、76飛、84玉、75と、95玉、
96歩、同と、94と、同玉、96飛、83玉、84と、82玉、
83歩、91玉、92飛成、同玉、93と、91玉、82歩成、同飛、
92歩、同飛、同と、同玉、94飛、82玉、93飛成、72玉、
71と、同玉、61香成、同玉、63龍、同金、62金、同金、
52香成、同金、同香成、同玉、53金、41玉、31香成、同玉、
42金、21玉、32金、同玉、33と左、21玉、22歩、同と、
同と、同玉、33角成、21玉、12歩成、同玉、13と、同玉、
14と、同玉、26桂、25玉、36と、同金、34馬、15玉、
24銀、同歩、同馬、16玉、17歩、同金、28桂、同金、
17歩、同玉、28銀、同玉、29金、17玉、18歩、16玉、
27銀、同金、28桂、同金、49馬、26玉、37銀、同玉、
28金、同玉、46馬、37金、19金、同玉、37馬、28金、
同馬、同玉、38金、18玉、29金、同玉、39馬、19玉、
28馬まで113手詰

馬追いタイプの煙詰。
今でこそ普通だが、当時は珍しかったのではないだろうか。
収束にオリジナリティが感じられる。
実は「妻籠宿」よりもこちらの方が優れている説も?

動く将棋盤は詰将棋一番星「全作品リスト」「煙詰」1.全作品No.200をご覧ください。
※こちらは改良前の図です。

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ここから旧中山道を歩いて馬籠峠を超え、妻籠宿を目指す。

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急な階段。

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梅が綺麗に咲いている。

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しばらく歩くと雰囲気の良い石畳の道が現れる。

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この辺りは車道に合流したり、離れたり。

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熊よけのベルがあちこちに設置されている。

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水車塚。

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梨子ノ木坂。
熊出没注意の看板が。

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十返舎一九狂歌碑。

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小さな集落に出る。

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登録有形文化財の今井家住宅。

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再び車道に出ると、いよいよ長野県に入る。

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馬籠峠に到着。
正岡子規の句碑がある。

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妻籠宿までの道のりはまだまだ長い。

(後編に続く)