津村造園のブログ

淡路島・神戸で外構・エクステリア工事、お庭のリフォームをしている津村造園から、お庭に関する様々な情報を発信します。

□■南アルプス縦走(その2)


 翌日、朝4時半に起床、5時には身支度を整え,、肩の小屋から北岳ピークを目指しました。
AM5:20
北岳3193mピークへ・・・
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雲海に浮かぶ富士山と
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AM5:40
素晴らしい日の出・・・
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ピークには約50分間の滞在でしたが、日本第二の山、北岳山頂からの風景を堪能しました。
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山頂からは標高3000超の山々が連なる天空の縦走路を望むことができます。
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AM6:10
降下開始、次のピーク、中白峰へ向かいます。
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降下後すぐに大沢ルート分岐点に合流
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北岳山荘を過ぎると、すぐに登りです・・・
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振り返り、北岳を望む・・・
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AM6:04
中白峰(3055m)ピークへ・・・
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中白峰から北岳・・・
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そしてこれから向かう間ノ岳を望む・・・
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間ノ岳へと続く稜線は比較的歩きやすく、これといった危険な箇所はありません・・・
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AM9:00
間ノ岳(3190m)ピークへ・・・
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パノラマで撮影するとこんな感じ・・・
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間ノ岳ピークから北岳を望む・・・
こう見ると北岳の険しさが伝わるのかなと思います。
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しばし休憩の後、続いてのピーク、西農鳥岳へと向かいます。
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はるか下に見えるのが噂の農鳥小屋で、そこに降りていくまでが危険なガレ場のトラバースとなっています。で、おそらく雨天時は滑りやすく、また、けがの発生しやすい場所でした・・・
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トラバースを降って振り返ったところです。稜線が急傾斜となり蛇行しているのがよくわかります。農鳥小屋の主人がけがをしないようにと、無理な登山をしている登山者を叱りつけるという意味がよくわかりました・・・
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農鳥小屋付近のウラシマツツジ・・・
農鳥岳周辺になると色鮮やかな稜線となります。
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時間が押していたもので、ノンストップで次なるピーク、西農鳥岳へと・・・
間ノ岳からの降りトラバースで膝が壊れかけていましたが、何とか登り切り・・・
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AM11:26
西農鳥岳(3051m)ピークへ・・・
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休む間もなく、次のピーク農鳥岳をめざして・・・
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PM12:50
農鳥岳(3026m)ピークへ・・・
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農鳥岳から見る北岳と間ノ岳・・・
さすがは日本No.2・No.3の山塊。ダイナミックです。
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富士山も・・・
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しんどくてつらい思いをして見た風景は、一生心に残るだろうなと・・・
本当に素晴らしい風景でした。
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はい、ここからは〇ォーリーを探せではありませんが
写真の中にライチョウがいます。
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夏羽でしたが、かつて雪の積もる御嶽山に登った時のように、近距離でも逃げることはありませんでした。
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そんなこんなで、そろそろ下山。
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名残惜しくも、天空の稜線から降下していきます。
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PM13:54
大門沢降下点へ・・・
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さいなら。またね。
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と、朝から今まで登り降りと、アップダウンで疲労した足にさらに追い打ちをかけるように、この後3時間ほど写真のようなガレ場が続きました。
まるで修行・・・
大門沢小屋につく頃には、山の中では日も暮れた17:40分、薄暗い森の中で、まるで産まれたての小鹿のように膝がプルプル震えていたのを覚えています・・・
この経験は心に残る風景と同じくらい心に残りました・・・
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翌朝、恐ろしい程の太ももの筋肉痛と、膝カックンした状態で下山の続きです。
AM5:50
大門沢小屋出発・・
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あまりの痛さと疲労により、写真撮影どころではない状態でしたが
AM7:48
下山ぶっ続けで2時間後・・・ようやく文明が・・・
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AM8:56
県道へ・・・
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3日目の朝、無事奈良田へ下山しました。
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今回の山行をグーグールアースで見るとこんな感じ。
まあ、よく歩きました・・・
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本当に美しかった風景・・・
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本当にトラウマになるんじゃないかというぐらい辛かった経験・・・
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南アルプス白根三山縦走、無事に下山できたことに感謝(o人o)
生きていれば良いこともあるし、悪いこともあるし、足して2で割ったらちょうど良い、とは申しますが、ほんとにその通り。

両方あるから生きることは面白い。

もうすぐ1年前のこととなりますが、そのように思います。


今回も長々お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。(。_。)ペコッ

これにて南アルプス縦走編を完結したいと思います(..)



いつも応援ありがとうございます O(-人-)O感謝   


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□■南アルプス縦走(その1)・・・

 いつもありがとうございます。
季節は梅雨に入りまして、かなりのタイムラグとなりましたが昨年の秋に南アルプス(白根三山)を縦走した時のことについて書き綴りたいと思います。
 昨年の9月27日、淡路島を出発して山梨県・長野県にまたがる南アルプスへと出発しました。縦走は過去2014年9月27日、中央アルプスを縦走しており、偶然にもこの南アルプス縦走も同じ日となりました…
 登山口のある山梨県南巨摩郡早川町、奈良田温泉駐車場まで約7時間、いつものごとく午後19時ごろに出発して午前2時ごろに駐車場に到着、しばしの仮眠をとり、明け方5時過ぎには登山口まで運行している山岳タクシーに乗り込みました…
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AM6:30
山道を揺られること約50分、広河原山荘登山口に到着。
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登山口からははやくも北岳のピークを望むことができます。目的が見えている登山ほど疲れないと言いますが、どうしてなかなか、この後急峻な南アルプスの洗礼を受けることに…
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AM:6:48
吊り橋を渡り
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9月29日 AM6:50
長大な南アルプス縦走の開始です。
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AM7:50
1時間ほど道草を食ってしまい、北岳バットレスが見えてきました。
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この辺りは前々回の仙丈ヶ岳と同じく、トリカブトが普通に自生しています。
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また、普通に9月の終わりでも谷筋には雪渓が残っています。
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こちらはトリカブトと色は似ていますがリンドウです。
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基本的な登山道は写真のような感じで、山肌に沿って斜面に対してジグザグにトラバースしているのが特徴です。
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この辺り、標高2200m付近ではすでに紅葉が始まっており、一足早くに紅葉を見ることができます。
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この道をトラバースしたら今度こそ稜線に…
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とはならぬ…
幾度となく期待をしながら登るのですが、現実は目の前にとてつもない壁がそそり立っているかのようです。
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PM13:00
8合目まで登ると展望が開けます。この日はきれいに鳳凰三山が見えていました。
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もちろん、北岳のピークもかなり近くなってきました。
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PM13:30
体力的にはこの辺りからきつくなってきましたが、稜線に出る最後の登りを登ります。
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PM13:50
ついに稜線。登山開始からゆうに7時間が経過しました。目の前にきれいな仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳を望むことができます。(左・仙丈ヶ岳 右・甲斐駒ケ岳)
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そこから時計回りに
鋸岳と甲斐駒ケ岳
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遠くに八ヶ岳
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鳳凰三山
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鳳凰三山続き
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富士山
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最後に北岳ピーク
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まるで恐竜の背中を登るようにこの日最後の力を振り絞って稜線を登っていきます。一つだけ、この時点で急酸素は平地の2/3、寝不足で登ったらあきまへん。
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PM15:10
そんなこんなで、宿泊地である肩の小屋に無事到着、8時間にも及ぶ初日の登山が終了しました。
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本当に素晴らしい自然の風景…
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夕食までの束の間、日常を忘れるぐらい魅せられた時間だったように思います…
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登山口からの標高差は約1500m、8時間かけて標高3000m地点の北岳肩の小屋へ…自身過去最高となる標高差を登り切り、安堵したのもつかの間、次日の縦走では更に上をいく行動時間と標高差を踏破することとなるのでした…

それはまた、次回に書き綴れればと思います(。_。)ペコッ

いつも応援ありがとうございます O(-人-)O感謝


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オランダ紀行(その3)・・・

 ブログの更新が滞っており、ご迷惑をおかけしております。(..)
前回の続きを綴っていきたいと思います。
 
 最終日は今回の旅の最終目的地、世界最大の花の公園、キューケンホフ公園です。東京ドーム7個分の敷地に約700万球、800種類のチューリップが至る所に植えられています...
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 エントランスをくぐると...
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 700万球のチューリップの迫力に圧倒されます...
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 オランダの緯度は北海道の遥か北、樺太のあたりになりますが、偏西風の影響で極寒にはならないのです。とはいえ、この時期5月の平均気温は日本の3月並みの気温です。
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 公園内には展示室などもあり、寒くなると中に入って珍しいランなどを鑑賞したりと、時間があっという間に過ぎてゆきます...
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 花筏...
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 にしても東京ドーム7個分の実感はつかめませんが、とにかく広大な敷地です。
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 計算されたカラースキーム、そしてプランティングデザインでもってこの広大な敷地を彩る術はさすがの一言です。
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 チューリップ“Tulipa”の語源は、ペルシャ語で頭巾を意味するツルバン“Tulipan”を語源とし、頭に巻くターバンとチューリップの花姿が似ていることに由来するといわれています。
 かつてオスマン帝国から、薬草学者オージェ・ギスラン・ド・ブスベックによってヨーロッパへともたらされたチューリップ。その鮮やかな色合いを持つ花弁に人々は魅了され、熱狂し、さらなる品種改良が進んで、希少種や珍種がつぎつぎに生まれたのです。そしてオランダでは1636年から1637年にかけていわゆる“チューリップバブル”のピークを迎えます。
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 今日では、こうしてたくさんのチューリップをそれこそ、数十ユーロで堪能することができますが、当時わずか1球でアムステルダムの高級住宅街の家が買えたほど価格が高騰したことなど、微塵にも感じさせないほど身近な存在で、繊細さと力強さを併せ持つチューリップという花には、いつの時代も人々をひきつけてやまない魅力があるのです。
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 そうこうしているうちにお時間となり、キューケンホフ公園を後に、周囲を取り巻く広大なチューリップ畑を眺めながら次なる目的地へと向かいました...
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 アムステルダムから少し離れるだけで、のどかな風景を見ることができます。
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オランダと言えば「風車」が有名ですが、そんな風車群を見学するために次なる目的地、「ザーンセ・スカンス」へと向かいました。
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 オランダ語で「ネーデルランド」は低地の国という意味があります。その名前が示すように、じつに国土の4分の1以上が海抜0m以下の土地で、そんな低地から水をかき出す動力として風車が用いられたのです。また、粉を引いたり丸太を切ったりと工業用の動力としても使用していました。ちなみに、ザーンセ・スカンスは主に工業用風車が多く、世界遺産キンデルダイクは排水用風車群で構成されています。
 風車の起源は紀元前3600年ごろのエジプトで使用された記録が残っているそうで、12世紀には十字軍によってヨーロッパに伝えられ、13世紀にはオランダへと伝わってきます。それから産業革命がおこる19世紀までの間、オランダの産業を支え、最盛期は10000基以上の風車が稼働していました。現在では1500基ほど現存しており数こそは減りましたが今なおオランダの産業を支えています。

 


 
 
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 そんなこんなのオランダ最終日、最後の夕食は地元でとれた新鮮な魚介類を提供してくれるPESCAへ...
とても素敵な晩餐となりました。
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I amsterdam...

 ちょうど一年前の出来事となりましたが、ヨーロッパの花文化や歴史、はたまた食文化までと、短い期間でしたがすぐに実践できる庭造りのヒントとなる事柄をいくつも吸収できたことがうれしく、私たちの一つの財産になったのではないかと思います。また、今回の旅で文化や気候といった日本との違いを意識しながらこれからの庭造りにこの経験を生かしていければと考えております。

これにてオランダ紀行編を完結したいと思います(..)

今回も長々お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。(。_。)ペコッ

いつも応援ありがとうございます O(-人-)O感謝     


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□■オランダ紀行(その2)・・・

 ブログの更新が滞っており、ご迷惑をおかけしております。(..)
前回の続きを綴っていきたいと思います。
 次の日はいよいよオランダ散策
アムステルダム南駅から列車の旅となります。
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しばしの間、のどかな田園風景^^
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最初の目的地があるVleuten(フルーテン)駅に到着・・・
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この旅最初の目的地は、オランダ最古のお城「デハール城」です。
まるでトランプを思わせるような赤と白に色分けされた鎧戸が印象的です・・・
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クリサンセマム・・・
こんな感じは大好きな風景の一つです・・・
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The Arts・・・
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当時から、このような精巧な技術を用いて数々の建築物を造っていた職人たち。
改めてヨーロッパレンガ文化の歴史を感じることができます。
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19世紀、城主ファン・ザウレン家の子孫が資産家ロスチャイルド家の支援により、現在の姿に再建し、その際に樹齢40年ほどの樹木をユトレヒト中から7000本集めて森を作ったというのだから驚きです。あくまで自分が存命の内に庭園を完成させたかったのだろうと、ふと城主の心情に思いを馳せたりもします・・・
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グリフォンに迎えられて、いよいよ中へと・・・
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まずは、大広間の天井の高さに驚きます。そしてこの大広間を中心にして各部屋につながっています。
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世界中から集められた豪華な調度品の数々・・・
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遊技場・・・
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ヨーロッパの冬は暗くてとても長いですから・・・
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こちら徳川将軍家の持ち物だった金箔張りの駕籠
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女性用の寝室
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バスタブが床の高さっていうのを初めて見ました・・・
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もう一つ、ヨーロッパのタイル文化、ちなみにここはキッチンです・・・
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ほんま、レンガ積の技術はすごい!!
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どこから見ても画になりますね。
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ちょうどこの時期、幾何学花壇は植え替えで・・・
この花壇、実はお城の上から見るとローマ競馬場の形となっています。
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しかしまあ、よく手入れされた庭園でした。
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周囲をぐるりと水堀で囲み、開閉式の跳ね橋や見張り櫓のついた城門が、中世らしさを感じさせ、まるでその時代にタイムスリップしたかのような感覚を与えてくれた場所でした。
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 デハール城を後にし、つづいてユトレヒト市内へ・・・
そう、この町はあのミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナの生まれ故郷・・・
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そんなことで信号もミッフィーなのです・・・
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歩く青ミッフィー、止まる赤ミッフィー、世界で一つだけの信号です。
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そしてもう一つ、ユトレヒトと言えば、この“ドム塔” 
高さ112m、ユトレヒトの象徴です。
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14世紀にこれほどに高い建物をよく建てたものだと感心・・・
その堂々たる風格や重厚さは見事なもので、かつてはランドマーク的な存在だったのでしょう。
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そして、ドム塔のおひざ元はオランダらしい運河沿いの街並みが続きます。
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オランダ第4の町、ユトレヒト・・・
中世の古き良き街並みでした・・・
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 名残惜しくもユトレヒトを後にし、再びアムステルダムへ・・・
この旅の重要な目的の一つ、“シンゲルの花市場”へ
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シンゲル運河沿いにずらりと並ぶ花市場・・・
オランダの面積は日本の九州ぐらいの大きさで人口は1,650万人弱ですが、花卉生産額はアメリカに次ぐ世界第2位(ちなみに日本は世界第3位)の一大花卉生産国です。国土及び人口の比率からしても、とんでもなく花卉を生産していることがわかります・・・
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最初に目に飛び込んできたのは、数々の球根・・・
それにしても種類が豊富^ ^
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こちらは大麻・・・
オランダは薬物政策上は合法なので、普通に花市場でも販売しています。
もちろん買いませんでしたが・・・
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こんな缶詰めタイプはとても新鮮^ ^
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ヨーロッパには長く暗い冬があります。
花はそこに住まう人々に明るさをもたらしてくれる存在であり、
特にオランダでは、花が飾られていないテーブルは印象がよくない、というぐらいなくてはならない文化となっています。
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「パンを二つ買うお金があればパン一つに花を買う」という言葉があるほど、オランダという国の花文化は人々の生活に深く浸透しているということに深く感銘を受けたように思います。7E3A5849

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そんな素敵な1日が終わり、素敵な夕食を頂きに・・・
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その日の夕食はCafe Loetje^ ^
アムステルダムでステーキと言えばここ!!
ソースが絶品でした!!
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Cafe Loetje

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今回も長々お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。(。_。)ペコッ

次回へと続きます・・・

いつも応援ありがとうございます O(-人-)O感謝

     





□■オランダ紀行(その1)・・・

 皆様、ご無沙汰しております。
本日より、洲本アルチザンスクエアにおいて冬咲チューリップショーが開催されています。

オランダから特殊温度処理を施した4品種 約9000球のチューリップが、真冬の淡路島を彩ります。
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 そんなチューリップを生産しているオランダへ旅した時のお話を少しだけさせて頂きたいと思います。

 関西国際空港から飛行機で約10時間、オランダ最大の国際空港、アムステルダムスキポール空港へ・・・
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空港を出ると、いきなりオランダの国花、チューリップが出迎えてくれます。
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 バスに乗り、アムステルダム市街へと・・・
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 市街には、「トラム」と呼ばれる路面電車的なものが走っており、交通の便は非常に良く、効率よくいろいろな場所に出かけることができます。
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 また、アムステルダムには写真のような運河が町の周囲を同心円状に巡っており、総延長はゆうに100kmを越えます。これらはアムステルダムが商業都市として最も栄華を極めた17世紀ごろに建設され、そのうちのプリンセン運河・へーレン運河・ケイザー運河・シンゲル運河の4運河とそれに沿う街路は2010年にはユネスコの世界遺産リストに登録されています。
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 まさに「北のベネチア」
エルム(楡)の並木がポストカードのような世界を作ります。
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 通りすがりに見た藤の棚・・・
このような感覚はとても新鮮です・・・
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しばらく歩きながらダム広場へと・・・
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 こちら王宮・・・
ヨーロッパを肌で感じる良い時間となりました・・・
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 さらに歩いて20分でアムステルダムセントラル駅に・・・
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歴史ある赤レンガ造りの重厚な建造物で、街のランドマーク的存在です・・・
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 ちなみに東京駅とアムステルダム中央駅は2006年に姉妹駅として締結しています。
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 そして、少し隣のbibliotheek(図書館)へ・・・
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アムステルダムの街路樹がまるで桜を見ているかのような美しさで、どんな樹か調べようと思って図書館に行って調べたのだけど、オランダ語がわからないので、結局わからない...
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 日本に帰って調べると、楡の木でした・・・はずかしい・・・
そうエルムです・・・
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 気を取り直してトラムに乗って・・・
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 その日はオランダの家庭料理を満喫したのでした・・・
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 今回も長々お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。(。_。)ペコッ

次回へと続きます・・・

いつも応援ありがとうございます O(-人-)O感謝

     


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