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\(^o^)/











ファイナル☆トワイライト/9



トワイライトディナー











トワイライトエクスプレスのA個室に乗り、フルコースディナーを食す…


これは恐らく、国内乗り鉄としては最上の行程でしょう。








さすがに12300円という額には躊躇しました。


しかし、こんな体験は二度と出来ないだろう…

という思いもありました。





ここで利用しないと後悔するかも…

そう考え、決心しました。









新婚旅行でヨーロッパに行った時、1991年ですが、最後に乗った国際特急『エトワール・デュ・ノール』でのこと。

アムステルダム発パリ行きの『エトワール・デュ・ノール』は、かつて欧州を網羅した豪華特急TEEの車両を使用した列車でした。
これの一等車に乗り、ゴージャスな気分を味わっていたのですが…

お昼を食べようとに食堂車へ行ってみると、ランチコースは日本円で5000円以上もするというのでビックリ!

あまりにも高いので引いてしまい、食堂車は諦めて隣のビュフェ車でマズいのに1000円くらいするピザを食べたという苦い思い出があります。

あの時、せっかくの機会だから…と奮発して食堂車を利用すれば良かった(T_T)
もの凄~く後悔しました。

その悔しさは今でも忘れていません。





そんなこともあったので、今回は思い切りました!









そして…







いよいよ…











17時30分からのフランス料理フルコースをご予約のお客様、


ご用意が整いましたので3号車ダイナープレヤデスまでお越しください。






との車内放送…

\(^o^)/











まりっぺはディナー用にちょっぴりお洒落なお洋服に着替えていました。


行く前から

『ディナーの時って、これがいいかな? こっちがいいかな?』

…なんて言いながら服を並べ、悩んでいました。


女子ですな~❤





ボクも一応ドレスシャツなんか着たりして(*^^)v

下はジーンズですが…












さあ!























↓ ↓ ↓ ↓ ↓














来ましたよ~

ダイナープレヤデス!











案内されて着席。

チケットに記載されていた通りのテーブルでした。















↓ ↓ ↓ ↓ ↓



















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(^v^)  (M)



お土産のプチフール、メニュー、ナプキンが用意されていました。
















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メニュー  (T)




コースの料理が写真入りで詳しく説明されています。












先ずは飲み物をオーダーします。

出発前は、せっかくのコースなのでお任せのワインにしようと思っていました。


しかし、体調を崩したこともあり、ここは安全策でアルコール度数の少ないビールだけで我慢することに。

日頃からワイン、酒、ウイスキー、ウォッカ、ジンなども呑んではいるのですが、やはり完璧な調子ではないのでやめておきました。









そして…

コースディナーの始まり始まり~


(^◇^)








トワイライトエクスプレスのラストランを記念し、2月からのディナーは『さよなら特別メニュー』となっています。

後にも先にもトワイライトのディナーは初体験なので、以前のメニューについては知る由がありません。

しかし、歴史あるトワイライトディナーの最後を飾るメニューを実体験出来ることは大変光栄なことです。



『さよなら特別メニュー』は、かの辻調理師専門学校などを経営する辻調グループがプロデュース。
ご担当となったのはフランス料理技術顧問の西川清博さん、教授の中田淑一さんです。

長年ダイナープレヤデスを仕切ってこられた、ジェイアール西日本フードサービスネットの伊福部雅司さんは辻調理師専門学校のご出身で、その縁で今般のコラボが実現したとのことです。

西川さんは九州沖縄サミットの首脳晩餐会で、料理長として腕をふるったという兵。

まさにラストメニューに相応しい布陣です。








さあ!

お料理をご紹介しましょう。





ついでにボクたちの感想も(*^^)v


















↓ ↓ ↓ ↓ ↓

















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これは…?  (T)
















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(・・?  (M)



外は薄明の噴火湾。

まさにトワイライト!















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(M)






アミューズ:「北海道イクラのコルネ」




黒ゴマが練り込まれたコーンに鮭のムースを入れ、イクラをトッピングしたプチ前菜、突き出しです。

2000年に行われた九州・沖縄サミットの首脳晩餐会に於いて、同じスタイルのアミューズが出されたそうです。


白ゴマがたっぷりと注がれたグラスに挿されて供されました。







≪感想≫

☆まりっぺ
最初に見た時に「海に沈む夕陽」を感じました。
その時、車窓には夕暮れの噴火湾、とてもロマンチックな食事の始まりでした。
外のコーンがサクッとしていて、中のサーモンムース、イクラとの相性が抜群でした。
私はイクラが苦手でしたが、このコルネを食べてみて「美味しい」と思うようになりました。


★つねぴょん
第一印象は『小さい!』(笑)
あと、トワイライトHPなどの見本写真により、一人あたり5本供されると思い込んでいたので『1本かぁ…』とも感じました。
アミューズなので、当然小さくて1本ですわなぁ…(汗)
鮭のムースは口どけが良く、イクラと相まって深い風味、対照的な食感のコーンと共に面白い味わいを楽しめました。











続いて…












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キレイ!  (T)
 


















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青森産 鴨のテリーヌ、

新潟特産「おけさ柿」のチャツネ・ソース







鴨肉、栗、サツマイモなどで造られたテリーヌ。

和菓子の金鍔をモチーフにしたそうで、それをアピールするため二つに切って断面を見せる盛り付けがされています。

周囲にはカラフルな野菜が散りばめられ、素晴らしい彩りを見せていました。






≪感想≫

☆まりっぺ
テリーヌの中には栗などが入っていて、とても食べやすかったです。
周りにあった野菜もキレイで、とても美味しかったです。


★つねぴょん
和を感じるテリーヌでした。
柿のチャツネは甘く、デザートっぽい前菜という印象です。
周囲を彩る野菜はマリネしたもの、ピクルスのように漬け込んだものが巧くアレンジされているように感じました。
特に牛蒡は美味しかった、茗荷、赤カブもいいお味でサラダ感覚。
これらの野菜で胃が活性化されたようで、ボクの体調はほぼ完治しました(*^^)v















お次は…














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蟹と蛤のビスク、

ようていJA産ユリ根のコンポート







蟹と蛤の旨味が凝縮した濃厚なクリームスープ。

蟹のクーリと蛤の煮汁、鶏の出し汁を合わせ、浮き実にユリ根と玉葱のコンポートを入れたそうです。










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芳醇な香り!  (T)




このスープが出される少し前から、周囲には蟹と蛤の芳香が漂っていました。

それだけ濃厚なエキスなのでしょうね…







≪感想≫

☆まりっぺ
先ず最初に口にした時『味、めっちゃ濃い!』と、ビックリしました。
食べてゆくうちに、どんどん美味しさにハマってしまい、食べ終わってしまった後に『おかわり~!』と思いました。


★つねぴょん
蟹の旨味が濃厚なのに、微塵のしつこさも感じない、それどころか後を引く美味しさ。
そんな蟹の風味に負けていない蛤の旨味、凄いコラボレーションです。
口当たりが滑らかで、食べ心地が良いビスクでした。









さて、いよいよメインディッシュです。








卓上に供されたお料理。






とあるクルーの方が…




『この後、高級なチーズをおかけいたしますので、暫くお待ちください…』


…と仰る。



(・_・;)




この『高級なチーズ』という言葉が引っ掛かりました(笑)










↓ ↓ ↓ ↓ ↓














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うぉ~~っ! チ~ズ~!  (T)




目の前でガシガシとチーズが削られ、我が料理へとふりかかる様子はなんともゴージャス!

\(^o^)/













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日本海産あんこうのサルティンボッカ、

香草入り手打ちパスタ添え  







あんこうの身を生ハムで巻き、焼いたお料理です。

画像では見えませんが、カラスミを下ろしたものがかけられていました。

付け合わせには三種類のハーブが入ったストラッチと青みが添えられます。

ストラッチとは、イタリア・トスカーナ地方のパスタで、『布の切れ端』という意味があるとか。

そして、高級なチーズがふりかけられました(*^^)v












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さあ! メイン料理の開始!  (T)





サルティン・ボッカとは、イタリア語で『口に飛び込む』という意味で、手軽に用意できて食べられることからこの名がついたそうです。

イタリア、スイス、スペイン、ギリシャなどでポピュラーな料理だとか。






≪感想≫

☆まりっぺ
あんこうが口の中でとろけて、『うわ~っ!』となっちゃいました。
お料理が出て来て、目の前でチーズをかけていただいた時、『ごちそうだぁ~!』と思いました。
下にあったパスタも美味しかったです。


★つねぴょん
普段は使わないフィッシュスプーンと格闘しながらいただきました(笑)
あんこうを口の中に入れると弾力を感じるのですが、次の瞬間には柔らかく溶けてゆきます。
生ハムがいいアクセントになっていて、なんとも繊細な調理だと思いました。
柔らかめのパスタは「プルン!」と口当たりが良く、ソースも美味しかったです。













さて…













魚料理が終わると…








遂に現れるのは…
















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出た! 肉料理だぁ~!  (T)





トワイライト厳選の黒毛和牛のグリエと

牛舌の煮込み、里芋のムースリーヌ







オレンジの絞り汁を加えて煮込んだというタンシチューと和牛のグリエ。

タイトルの『トワイライト厳選』というあたりに強い思い入れを感じます。

付け合わせには里芋のムースリーヌ、そして芥子菜が添えられています。















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♪  (M)










≪感想≫

☆まりっぺ
やっぱり、普段食べているお肉とは大違いでした。
ナイフもスーッと通るし、噛まないでもいいくらい柔らかいし、あまりにも美味しいので叫びそうになりました。
ソースとの相性が抜群で、と~~~っても美味しかったです。


★つねぴょん
和牛のグリエは、まさに官能的な美味しさ。
牛タンもとろける旨さでシビれました。
里芋のムースリーヌがさっぱりと美味しく、お肉とのハーモニーが素晴らしい!














いやぁ~~~っ!

美味しかったです!(^^)!








早いもので、あとはデザートを残すのみ…











↓ ↓ ↓ ↓ ↓














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「プレヤデス」 パルフェ・グラッセ、

マカロン、果実のサラダ、ハスカップのソース







生クリームをふんだんに使って仕上げたパルフェグラッセに、小さなサイコロ状に切った果物をトッピング、マカロンと牛乳を泡立てたものを添えたデザートです。

ソースは道産のハスカップとりんごジュース、リキュールで調整したもの。

料理長さんがダイナープレヤデスのステンドグラスをご覧になった際、イメージが膨らんでこのデザートにつながり、果実のサラダによって表現したそうです。













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(・_・;)  (T)



えらいアップで撮っていますな…








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(^◇^)  (M)







パルフェは非常にデリケートなデザートで、こちらが思っている以上に早く溶けてしまうらしい…


ボクらが撮影しまくっていると、クルーさんが

『溶けてしまいますので、お早めにお召し上がりください』

…と言っていました。













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それではいただきましょう(*^^)v  (T)







≪感想≫

☆まりっぺ
濃い紫色のソース、ひと口目に感じたのは『ちょ~~~酸っぱい!』。
ハスカップは甘いものだと思っていたけれど、身体がリフレッシュされるような気持ちの良い酸っぱさでした。
パルフェも果物も、マカロンもソースも全部美味しかったです。
私としては、コースの中でいちばん気に入ったのがこのデザートでした。


★つねぴょん
第一印象は『デザート界の宝石箱や~!』。
見た目も美しいですが、これがまた上品な美味しさでした。
ハスカップのソースは秀逸な出来栄えだと思います。
他のお料理に比べ、最もヴォリュームを感じました。










コースのお料理は以上、この他に三種類のパンが供されました。




まりっぺは

『コースのパンって、おかわり自由なの!? いっぱい食べちゃおー!』

などと申しておりましたが、一時間半のディナータイムはアッという間に終わってしまい、パンのおかわりをする余裕はありませんでした。









総じて感想を述べさせていただくと、大変貴重で有意義な時間を過ごせたということです。

いつものダイナープレヤデスとは少し違う、とても素晴らしい空間でした。

お料理も美味しかった、もう少しヴォリュームが欲しいかな…?



残念だったのは、自分の体調が完璧でなかったこと。

お料理に合わせたワインを選んでいただき、楽しみたかったなぁ~と。

ハーフボトルを二種類…なんて考えていたのに(T_T)

あと、二人での食事シーンをクルーさんに写真撮っていただこうと、思っていながら忘れてしまいました。




でも…

悔やまれることはありますが…

最後の最後で、トワイライトエクスプレスのコアな部分を体験することが出来て良かったです。












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プチフール♪



P.L.T とは、辻調グループの実習店舗であるパティスリー・ラボ・ツジです。

トワイライトカラーの小箱にはエンブレムなどが金箔押し!

リボンや手提げにもロゴやエンブレムがあしらわれ、鉄チャン的には素晴らしい記念品になりました。











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中身はこんな感じ❤




焼菓子は何種類かあるようで、まりっぺのとボクのでは中身が異なっていました。

これらは帰宅後に家族で分かち合っていただきました。

とても美味しかったです。










トワイライトエクスプレスのコース料理は、これまで様々なメニューをこしらえて提供されてきました。

リピーターにも飽きられぬよう、季節や産地に拘った食材を駆使し、工夫を重ねて続けてきたと聞きます。

これはもう食堂車の範疇にとどまらない、恐らく日本の鉄道に於いては最高水準の料理が提供されていたということになるでしょう。


いわゆるクルーズトレインが高級志向なのは別次元です。

トワイライトエクスプレスは臨時列車扱いでしたが、万人が通常に切符を購入すれば乗ることが出来ます。

一部の客のために動かすクルーズトレインではなく、ごく一般の列車です。

そんな列車で、よくぞこのレベルまで拘っていたものだと感心しました。










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食堂車 スシ24の外観














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ダイナープレヤデスのエンブレム









ディナーが終わる頃、8002レは五稜郭に停車していました。

DD51重連が離れ、反対側にED79が連結されます。

運転停車ゆえにホームに出られず、その様子を観察出来ないのが歯がゆい…








【ファイナル☆トワイライト/つづく】




◆使用機材
M/まりっぺ= PENTAX Km 
          FUJIFILM XF1 (R)
T/つねぴょん= PENTAX K7 
            FUJIFILM X20 (S)
            SONY HDR-CX900





↓ 拙ホームページも宜しくお願いいたします!


http://tsunechan.web.fc2.com/



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