「前立腺がんセミナー・11月29日」のプレゼン草稿はとっくにできているのですが、どうしても加えたい1枚のスライドの作成に手間取っていました。自分なりの理解のために「がん細胞と薬物療法のイメージ」の図を描いてみようということです。
 「イクスタンジの治療をはじめる方へ」(アステラス製薬株式会社」)の6pを参考にしました 。
 でも、これにはCRPCまでしか書いてありません。自分は、ここから悩んでいるのです。そこでこんな風になるのではないかと、イメージ を描いてみたかったのです。

 がん細胞と薬物療法の関係です。論文や報告書で言葉(しかも専門用語で)説明してあるのはあるのですが、イラストっぽくするとどうでしょうか。進行したCRPCの患者さんは、比率は違いますがヘテロジニアスな(異質な)4種類のがん細胞を相手に闘っているあるいは共生している、のだと思います。それに応じて、使う薬剤が異なってくるのではないでしょうか。そんな感じを表現できていて、ほぼ正しければいいと思って描きました。

pharmacotherapy11
   また、こんなイラストはどこにも載っていないので、何かコメントあればくださるようお願いします。
 さらに、昨年新薬が3つ出て、「薬物治療のパラダイム転換」などという言葉をよく見かけますけど、ほとんどの論旨は、ドセタキセル軸にしてその前後に新薬の投与もプラスしていくという説明が多いように思います。
 でも一方で、従来の女性ホルモン剤系の薬剤とかステロイド系の薬剤とかをさらに割り込ませるように使って、無憎悪期間をできるだけ延長するという考え方も知りました。 CRPCの患者さんをたくさん診られている医師の臨床の現場では、実際にはこのようにやられているのかもしれませんね。このあたりも含めて、わかりやすい説明・解説が欲しいですね。
 D2の患者の皆さんは、このブログにコメントを寄せられている方々だけでも薬物療法が「個性的」なのに自分はいつも驚かされています。