確定申告に備えて、2015年の医療費を計算しました。これも、何かの参考になればと思い敢えて記載させていただきます。
 3割負担・限度額適用認定証を使っても697,008円。RFAの手術を1回行いその時は入院3日、あとは全て外来でやってきました。そうした治療の1年間の医療費総額がこの金額になります。

 まず2015年の7月までやっていた、イクスタンジとザイティガの薬価が半端ではありません。
MedPrice
 4週間の薬代、例えばエンザルタミド(イクスタンジ)の場合3割負担でも、4週間で約10万5千円なので、当然高額療養費制度で「限度額適用認定証」を使いました。
 後から申請して、高額療養費をこえた額をもらうより、会計窓口で「限度額適用認定証」を提示すれば、下表の高額療養費算定基準額を超えて医療費・薬剤代を払う必要がないからです。それでも、 80100 + α の薬代です。
 この制度の注意しなければならないところは、同じ月内で、病院ごと、医科・歯科・調剤薬局別、入院・外来別で、自己負担額が下表の高額療養費算定基準額を超えた場合ということです。
 ですので、薬局には 80100 + α 払い、さらに診察代や検査代は別途医療施設に支払わなければなりません。
     (現在の「高額療養費制度」は、70 歳未満の場合、所得区分5 区分にになっています。)
kougakuRyouyou
 そして、例えば「区分ウ」の場合、 80100 + α を 4回払うと、5回目からは下記の表が適用されて44,000円以上は払わなくて済むようになります。自分は2014年の7月からエンザルタミドを始めたので、(80100 + α )を払った月が、4回以上あったので、2015年1月〜7月まで、高額療養費算定基準額の上限額が下がり44,000円となりました。
 これで少し助かりましたが、こうなっても病院での診察代や検査代は別料金場のです。
(共済組合の任意継続加入者の時は、25,000円以上は、さらに給付金が支給されました。ありがたかったです。国民健康保険以外の保険制度に加入なさっている方は、共済組合と同じかな、と思います。)
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 そして、イクスタンジをやりザイティガをやって効かなくなり、埼玉がんセンターに転院して「プロセキソール」を処方されたときの驚きは今でも忘れません。
 調剤明細書には、プロセキソール錠0.5mg 1日3回×35日分 点数 385  と書かれていました。
点数を10倍して、3割負担の0.3をかける=点数 × 3が実際の薬代となります。
計算すると1155円。なんとプロセキソール1錠3割負担だとほぼ11円です。この極めて安い薬剤の服用で、ザイティガ服薬でも上昇していたPSAが4か月横ばいになりました。

 2015年の医療費697,008円のうち半分近くは、イクスタンジとザイティガです。もはや、はっきりわかっていることなのですが、イクスタンジとザイティガは「交差体制」で一方を使うと、もう一方が効かないのです。前の病院の主治医は、新薬だったので情報もないせいか、イクスタンジの後はザイティガとなんの躊躇もなく、処方したのです。効かないザイティガ 3 か月133,200円の出費!、かなり痛いですよね。
 ですので、治療費の面からも、病状が許せば、女性ホルモン系の薬=プロセキソールやステロイド系の薬=デカドロンを薬の服用順序に織り込むのは、とても有意義なことだと思います。新薬にすぐ行かないで、ふと立ち止まりこのような薬が効くのでは?と考えていただける、熟練した患者本位の主治医に診てもらいたいですね。