2013年12月12日

追悼の記

もうだいぶ前のことになってしまったけれど、テレビをつけたらNHKで「地球イチバン」という番組をやっていた。
その日は「世界一陽気なお墓」と題して、ルーマニアのマラムレシュという村を取材していた。
童話から抜け出してきたような、なんとも素朴な村のひとたち。
全員が全員の人生を分かち合っているような、そんな和気あいあいとした村。
ある時村の木工職人がある村人の墓標の制作を頼まれた。
そのひとの人もなりも心根も知っているその職人は、故人を偲んで訪れたひとがまるで故人がそこにいるかのように思える、その人の一番輝いている姿を墓標に刻み込んだ。
そしてその淵を、その村伝統の文様で明るい色で彩色した。
そんな墓標が何百もあるそのお墓はいつしか「世界一陽気なお墓」と呼ばれ、ヨーロッパ中から沢山のひとが訪れるようになったのだそうだ。

また、その村の葬儀には独特の風習がある。
葬儀の中で、そのひとのことを題材にした詩を吟じるのだ。
その詩を作る役目のおじいさんも、今までに何百もの死を詩にしてきたそうだ。
大切なのは事実を詩にすることです。そうすれば誰からも文句はでないでしょう?
そのひとの一生を、そのひとになりきって、そのひとのいまの気持ちを歌うのです。
みんなが知っている歴史を、その特徴を歌にするのです。
一行書くたびに私はそのひとを思い涙が溢れてしまう。

と、その老人は目をぐしゃぐしゃにしていた。

ぼくもそんなふうに先日お亡くなりになった素晴らしいパーカッショニスト、小澤敏也さんのことを書こうと思った。
しかしぼくは、KINGというバンドに在籍した10年間くらいの小澤さんのことしか知らないのでやめたほうがよかった。

いろいろあったな〜。じつにおもしろいひとだった。

いま頃ベクトルさんは霊のかたちで成長しつづけ、宇宙学のあらゆる段階を通って進化し、アストラルの諸世界について理解を広げていのだろう。
これらの知識と光の美しい世界は「天国」といっていい。

そしてわたしたちはみな他界するとき、互いに世話し合う必要がある。
次の段階へ移行する瞬間に、出来る限り最高で最善な霊的状態に上昇するよう、ひとは誰でも互いの助けと祈りを必要としている。

彼岸へ渡る時に覚えておくべきひとつの鍵は「覚えたことを全部忘れなさい。自由になり、あの最も偉大な”光”の中に入りなさい」なのだそうだ。

さよならやベクトルさん。幸運を祈ってるぜ。また会おう!!


ついでにぼくの年内の演奏は、
12/14(土)fuse@東横線都立大学Jammin' 03-5731-5336
12/18(水)電気ハープマッドネス@高円寺ジロキチ
12/25(水)山口コ―イチ(p)trio@入りや合羽橋なってるハウス
12/29(日)竹内直(ts,fl,bcl)角田健(ds)duo@横浜馬車道上町63

どれも知る人ぞ知る最高の霊的メンバーといっていいでしょう(笑)!!
多分相当面白いからご足労ですがご覧に居らっしゃることをお勧めいたします。あつかましくてすみません。つのけん

  

Posted by tsunoken555 at 23:50Comments(0)TrackBack(0)