最近の投資信託の購入方法は金額買付が主流なのでしょうか。それは分かりませんが金額買付で気になることがあります。それは金額買付時の端数の処理です。


●問題:基準価額5100円の投資信託を1万円購入した場合、何口数買えたのでしょうか?
単純に数式に当てはめて計算すると10000÷5100×10000=19607.84です。さて、それでは答えはいくつでしょうか?

19607口でしょうか?
19608口でしょうか?
悩みますね。

投資信託の基準価額算出の場合には1円未満は四捨五入となっています。ここは分かりました。しかし、金額買付時に基準価額で割ると1口未満になった数字がどうなるのかがよく分かりません。

何となく過去の約定記録を見ていると四捨五入か三捨四入に近いように思うのですが、時々「基準価額10069円を1万円分購入で9931口(9931.4728...)」のように0.4台で切り捨てられていたり、「基準価額8163円を1万円購入で12251口(12250.3981...)」のように0.3台で切り上げられていることもあり、必ずしも同じような扱いではありません。

私の過去の約定履歴を少し見る限りでは会社次第と想定されます。四捨五入の会社も、小数点第2位までを有効桁数にして三捨四入という会社もありそうです。
もしかしたら1円未満を四捨五入前の基準価額を使って計算しているのかもしれませんが、このあたりの真相を知っている人はいませんか?


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