私の周辺での事象を考察または生活のデジタル化推進

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日食・月食

金環日食に向けて テストその②

というわけでテストその②
 

まずは前回得られた情報を加味して、本番と同じ時間帯に撮ってみましょうということ。
 

前回、連続写真を撮るならば焦点距離は70mmでも良さそうということと、インターバル時間は2分でも良さそうな感じだったので、あとは本日朝に撮影。
 

機材リスト
・ボディ:OLYMPUS E-30
・レンズ:ZD 70-300mm + ND-100000
・リモートケーブル(インターバル撮影機能付き)
・三脚
 

シャッタースピード:1/640、絞り:F10

撮影時間はAM7:29~8:21。インターバル2分で27枚を比較明合成。合成については前回記事にて。
朝方なので、左下から右上に上っていく太陽。
c589d22f.jpg


ぱっと見、太陽と言われないと何の写真かわからないかもですが。
よ~く見ると黒点も写っています。

私的にはほぼ予想通りの写真が撮れて満足。
 

「勝ったな。」「ああ。」
 

で、次のテスト
 

連続写真の目処はついたとして、単発写真もそれなりの大きさで撮りたいわけですが。
でも前回の結果から300mm×2倍の画質はそれほどでもないなぁと。
 

で、消えかけていた記憶を引き戻す。

そういえば、これって以外といけていたはず。

こないだのスーパームーンと比較しても画質良いような。
 

「悲しいけどこれ現実なのよね。」
 

というわけで。
 

機材リスト
・OLYMPUS SP-550UZ
・コンバージョンレンズアダプター CLA-10
・1.7X テレコンバージョンレンズ
・リモートケーブル
・三脚
 

SP-550UZは35mm換算で、28mm~504mm。
1.7倍なので、47.6~856.8mm。広角側はケラレがでます。

設定でファインズームを使います。
(デジタルズームはうまくいかないみたい)
 

ですが、太陽の撮影にはNDフィルターが必須なのに、1.7Xテレコンバージョンレンズにはフィルター用のねじはついていません
 

普通に考えると板状のNDフィルタを買ってきてテープで仮止めして使うとかですが、100mm×100mmのND-10000のフィルタをヨドバシ店舗で見てたら2万円以上します。
 

で、どうしたか。実際の装着状態

8df98952.jpg


!!

「おわかりいただけただろうか。」

a6795c6d.jpg

これで無限遠が出るのか?というのは後述。

1.7Xテレコンバージョンレンズの取り付けねじは55mmであることはすでにわかっていて、ND-100000の55mmがあれば付けてみようかと思いましたが、どうも58mm、52mmはあるが、55mmは存在していないっぽい。
 

その場合、ND400を2枚重ねると400×400で160000になるので、ND-100000の代用になるとのこと。今日ヨドバシに行ったら、58mmとか52mmのND-100000とかND400は売り切れてたりするんですが、55mmのND400は在庫があるようです。
 

使うとすると上の写真のように使うしかなく、無限遠がでるか若干の不安はあったわけですが、2枚購入。無限遠じゃなければここにフィルタ1枚かませてもピントが合うことはPLフィルターとかでテスト済み。

ケンコー・トキナー Kenko フィルター55 S MC-ND400 PRO 015523
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で、撮影結果
 

設定はマニュアルモードでマニュアルフォーカス。
ファインズームON。シャッタースピード1/1000、絞りF8。
05e20121.jpg

ほぅ。ちょっと暗いか。でもまずまず。
 

接写リング等の例で考えると光学系の途中を延長してしまうと近点はピントが合っても無限遠がでない例がありますが、今回のパターンはそれとはまたちょっとちがうのかも。
 

まあこんなことやっている人は日本でもそんなにいない?
 

MFでのピント合わせがなかなか難しい。特に太陽に向かって撮るので、液晶が見えにくい。本番では毛布でもかぶってやろうかと思っています。
 

週間予報だと21日は天気が良くない?情報もあるようですが、まあ週間予報なんてころころ変わる場合もあるので、晴れることを期待してます。
 

関連過去記事

金環日食に向けて テストその①(2012.5.12)

スーパームーンとか。(2012.5.6)

皆既月食(2011.12.11)

夜の月(2007.10.21)

昼間の月(2007.10.21)

中秋の名月(2007.9.25)

OLYMPUS E-P3 + MMF-2 + EC-20 + 70-300mmのテスト(2011.11.19)

OLYMPUS PEN E-P3 + フォーサーズアダプター MMF-2のテスト(2011.7.31)

OLYMPUS E-P3購入!(2011.7.24)

OLYMPUS E-30 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD購入(2009.12.6)

ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4-5.6購入!(2008.12.10)

OLYMPUS SP-550UZ導入(2007.3.30) 

金環日食に向けて テストその①

まあ世間一般のみなさんは5月21日に金環日食があることはご存じかとは思われますが。
 

日本の居住地域で見られるなんて非常にまれなことなので、やはり写真を撮ってみたい!と思うのは当然の成り行きだったわけです。
 

で、今まで月の写真は何回か撮っているわけですが、太陽の写真なんてまったく撮ったことがなく。

多少本も読んでみました。

「金環日食撮影の極意」という記事があります。

アサヒカメラ 2012年 04月号 [雑誌]
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それとこれ。日食メガネ付き。

金環日食パーフェクトガイド―日食メガネ付 (SEIBIDO MOOK)
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チャンスは一度きりなのだから失敗は許されるはずもなく、事前のテストが必須なわけです。
 

というわけで、まずは必要な機材をそろえたわけですが。
 

なんと言っても太陽の撮影はNDフィルタなしではお話にならない。
 

レンズを何を使うかによって口径を選ばないといけない訳ですが、私の場合、58mmにしておくと何かと使い回しができそうなので、これを発注。

マルミ 太陽撮影用 NDフィルター DHG ND-100000 58mm
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それと、先日の月食の際、ネットで連続写真とか見ていたので、そんな写真を撮ってみたいなぁと。

OLYMPUSの純正オプションのリモートケーブルはインターバル撮影の機能がないので、ヤフオクでインターバルタイマーを内蔵したリモートケーブルを購入。2980円。

「RM-UC1互換」で検索すると出てくると思います。
 

箱。
f75db857.jpg


本体。
a331f91b.jpg

後から気がつきましたが、国内周辺機器メーカーでも同じようなものを出しているようです。


今日は休日なのですが、ちょいと仕事があったために(つД`)、朝方同時刻の撮影ではないですが、日没前には帰ってこれたので、焦点距離と太陽の大きさ、インターバル時間等の見当を付けるためにテストを実施。
 

機材リスト
・ボディ:OLYMPUS E-30
・レンズ:ZD 70-300mm + テレコンEC-20 + ND-100000
・リモートケーブル(インターバル撮影機能付き)
・三脚(ベルボン LUXi M)
 

まずは焦点距離300mm×2倍で35mm換算は1200mm相当だと。
マニュアルモードで、シャッタースピード:1/640、絞り:F13。以下同様。
28bad24a.jpg

黒点らしきものが見えますねぇ。ちょっと雲が出ているので、少し雲がかかってます。

次。70mm×2倍で35mm換算は280mm相当だと。
fa1b9e91.jpg


このぐらい。
連続撮影する場合、この半分ぐらいの大きさでも良いか。
てことはテレコンなしでいけそう。

で、リモートケーブルでインターバル撮影を行い、合成。
インターバル時間はとりあえず2分で設定。
夕方なので、左上から右下に沈んでいく太陽。
f2582b82.jpg

ふむふむ。なるほどなるほど。

雲がかかって途中見えないところがありますね。
 

間隔的には5分ぐらいでも良い感じですが、金環日食の瞬間が写っていなければ意味がないので、2分とか1分のインターバルで撮っておいて間引きするのが良いかも。
 

合成方法は今日調べてわかったのですが、フリーソフトがあり、これを使いました。Vector:KikuchiMagick

連続写真があるフォルダーを指定して、保存ファイル名を指定、実行するだけなので楽ちんです。こういうのを比較明合成というらしいです。
 

というわけで、今回のテストでおおよその目安ができました。

もうちょい試してみたいこともありますが。テスト②があるかも。
 

まああとは5月21日が雲ひとつない晴れになることを祈りましょう。
 

関連過去記事

スーパームーンとか。(2012.5.6)

皆既月食(2011.12.11)

夜の月(2007.10.21)

昼間の月(2007.10.21)

中秋の名月(2007.9.25)

OLYMPUS E-P3 + MMF-2 + EC-20 + 70-300mmのテスト(2011.11.19)

OLYMPUS PEN E-P3 + フォーサーズアダプター MMF-2のテスト(2011.7.31)

OLYMPUS E-P3購入!(2011.7.24)

OLYMPUS E-30 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD購入(2009.12.6)

ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4-5.6購入!(2008.12.10)

皆既月食

久々の月シリーズ。
 

12月10日夜に皆既月食が始まるということで撮影を準備して。
 

カメラはOLYMPUS E-P3 + MMF-2 + EC-20 + 70-300mm。三脚。リモートケーブル。

ピントはAFでは合いそうにないので、MFで。

でも明るさの調整に難航し、ライブビュー拡大だとまぶしくてなかなかピントが合わせにくい。

USTで中継みて所々で外に出て撮影って感じ。

b5861f15.jpg

5b2df67e.jpg

439ef13b.jpg

81a917fd.jpg

dba0f802.jpg

あんまり赤く見えないか・・・。ホワイトバランスはオート。
 

USTの中継とか肉眼だと結構赤く見えてましたが。

月食って影に入っているときでもうっすら見えるんですね。

上の写真をRAWで明るさを補正。ホワイトバランスを太陽光に。

見た目のイメージはこんな感じかな。全体に赤みがかかっちゃいますね。
cae940a2.jpg

ピント合わせを考えると、EC-20使わないでトリミングしたほうが良かったかな・・・。
 

関連過去記事

夜の月(2007.10.21)

昼間の月(2007.10.21)

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