2008年06月

2008年06月30日

スペインが優勝!

d56db2ce.jpgこのところサッカーのヨーロッパ選手権<copa de europa>が慌しくなっていました。スペインが勝ち上がってきたのです。ロストタイムで点をいれたスエーデン戦、ロシアには3−0で勝ち、イタリアを下し、とうとう決勝戦までいったのです。こうなると国中がおかしくなってきました。ウイーンで試合がなされたのですが、準決勝ではフェリッペ皇太子が応援だったのですが、決勝戦ではフアンカルロス国王、ソフィア女王、それにサパテーロ首相までがでかけてきました。スペイン国内には要職の人たちはいなくなったも同然です。結果はフェルナンドトーレスのワンゴールを死守し、優勝したのでした。これで不景気風も吹っ飛んでしまったようです。
Click:試合はマリッサのバルでみたのですが、女性も顔にスペインの国旗を描き、皆さんで応援していました。優勝の瞬間、花火があがり、クラクションが鳴り響き、トランペットが炸裂し、村は盛り上がりました。今日は新聞を買うつもりです。

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2008年06月29日

5トンの薪運び

25f71ec0.jpg夏の恒例行事なのですが、5トンの薪を家に運び入れます。これが大仕事、心してネコを使って仕事をします。家のまえまではトラックが持ってきますが、ガラガラと積み上げて去ってゆきます。これをひとつひとつ手で拾いネコに入れては家に運び込むのです。薪はすべてオリーブの古木、火持ちがよく、はぜないし、最高の薪です。今年は5トン車すり切れの薪だったので550ユーロ<95,000円>、ユーロ高のおかげで薪も高くなりました。しかし、これがないと冬の楽しみ暖炉料理ができないのです。冬、11月にはまたフェレイローラ村にやってきます。羊肉にしろアーキチョークにしろ暖炉の火で美味しい食事ができます。
Click:作業は6時間に及び、途中食事もしませんでした。お隣のアメリカおばさんは「こんなことは3日くらいかけてすることよ!」と忠告されましたがやりとげてしまいました。アシスタントは1.2リットルのビール、私も同量の冷たいお茶を飲みながらの作業でした。

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2008年06月28日

水遣りの日々

137e3123.jpgアンダルシア地方は水さえあれば、とても肥沃な土地です。もちろん肥料も大事ですが家畜の糞がその役目をはたしています。馬やロバの糞はとてもよいし、去年は羊の糞を買い、肥料にしました。果樹園も年毎に立派になってきています。胡桃の木はもう10年も経ったような姿をしています。毎日、朝と夕方の2回、芝生に水を遣り、2週間に一度は灌漑用水路から水を大量に引き入れます。夏に向かっての畑の仕事です。
Click:アルハンブラ宮殿のパティオはふんだんに水を使っています。なにはさておき、水の音、流れ、輝き、すべてが石の空間に映えています。

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2008年06月27日

アルハンブラ宮殿の魅力

9ec0b71a.jpgアルハンブラ宮殿はアラブ人の遺産だけあって、彼らの楽園をイメージしています。その特徴は水にあります。砂漠のような南スペインにあって、唯一3,500メートル級の山々、シエラネバダ山脈のおかげで水が豊富にあります。そして高低差を使っての噴水、緑豊かな庭、水に映る光、どれもが天国の有様を描いているといえます。さすがスペインの国宝と呼べる居城跡です。
Click:ここには多くの猫が住み着いていることでも有名です。一時少なくなりましたが、どうなるのしょうか?ほかに鳩やカケスのような鳥たち、そして今回はリスもみることができました。

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2008年06月26日

アルハンブラ宮殿へ

27a9f283.jpgお料理の先生、中村さんと高瀬さんがいらしたので早朝、アルハンブラ宮殿にいってきました。その昔は入場料もいらなかったのですが、今は時間制限があり、入場券も事前に買わなければならないほど、混んでいるし厳しい入場制約がおるようになりました。そのかわり、内部の充実は目を見張るものがあり、年毎に修復が進んでいます。今は有名なライオンが修復のためにパティオには居らず、残念でした。しかし、初夏とあってヘネラリッフェのお庭はとても綺麗でした。やはりアルハンブラ宮殿はスペインの宝、世界遺産の代表でもあるでしょう。
Click:美しい3姉妹が住んでいたという部屋、陽光がとても綺麗でした。

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2008年06月25日

山羊のチーズ工場

7f13318c.jpg生ハムで有名なトレベレス村を越えて更に行くと街道を外れたところに山羊のチーズを作っている小さな工場があり、そこにいってきました。フレッシュチーズ<レケソン>、から熟成したチーズまでいろいろと作っていました。訪れたときはまさに仕込み中、忙しいのに簡単に説明しながら作業していました。こんなところでチーズを作っているなんて驚きでもありました。
Click:フレッシュチーズは蜂蜜をかけてデザートとして食べています。でも、オリーブのパテをパンに塗り、トマトをのせて、フレッシュチーズを更に乗せて食べるとこれまた美味しいです。

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2008年06月24日

ケンブリッジの聖歌隊と合唱

51d4f2c2.jpg昨日スペイン料理の先生、中村さんと高瀬さんがいらっしゃいました。グラナダのバスターミナルに迎いにゆき、そのままサンニコラス広場にあるjuan ramas レストランにゆきなかなか斬新的な料理を堪能しました。ビールのおつまみにメロンをミキサーでジュース状にし、その上に生ハムを細かくしたものを浮かべた一品はなかなかのものでした。
そのまま、食材を買い物し、フェレイローラ村に帰ってくるとスコットランド人のジョンに出会いました。「コロの練習はどうしたの?もう終わっちゃったよ!」とアシスタントにひとこと、時間を間違ったようです。8時半からはオパッソ別邸でのケンブリッジ聖歌隊との合同合唱会があったのです。さすがケンブリッジの合唱隊は学生の制服を着ており、もちろん歌もよかったのですが、わが村のコロ<聖歌隊>もがんばっていました。歌は国際語、みなさん拍手をする度に一体化してゆきました。
Click:一番はじにいるのが日本人、アシスタントです。一生懸命唄っていました。

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2008年06月23日

とっておきの泉

c58e5b71.jpgフェレイローラ村の周辺には沢山の泉がありました。昔はどこも大切に維持されていましたが今、その数は減っています。有名なサンタパウラの泉は炭酸水ということもあり、泉のまえには石の椅子まで用意され、多くの観光客がやってきます。しかし、もう少し離れたところに手付かずの泉があります。ここはふつうの水なのでお茶をいれるときに使ったりしています。やはりお水の美味しいのは究極の贅沢かなと思い浮かべています。
Click:泉は水量が一定しません。このところ豊富に水がでているので嬉しい限りです。

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2008年06月22日

ふたつのフィエスタで午前様

6f4fc8a0.jpgピトレス村の庭付きバルでブラジル人の演奏会がありました。トランペットとドラムのセッションなのですが、シンセサイザーに組み込まれた音と演奏の音を加工しながらの、まあ、前衛音楽でした。食事をしながらのコンサートなのですがちょっと難解だったようで私語が激しかったですね。それに曲が長く30分を過ぎても演奏が続きました。さすがに12時を過ぎたのでもうひとつのフィエスタへと向かいました。
スコットランド人の友人デニスとアイボンが怪しげに配線して作ったオーディオでパンクっぽい曲を流してのミニクラブ、皆さん踊っていました。ここでは皆さんと顔を合わせ、お話し、帰ることにしました。それにしても夏になるとフィエスタが続きます。明日からは日本からやってくるお料理の先生、中村裕子さんと高瀬さんがやってきます。グラナダまでお迎えにいってきます。
Click:始めブラジル人ということで、サンバの乗りを期待していただけに、ちょっと失望しました。こんな日もあるものです。

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2008年06月21日

ロバやラバたち

e7622540.jpg隣村ブスキスタルにツマミ<タパ>が抜群に美味しい居酒屋パコがあります。ときどきおとずれますが、ミニハンバーグに目玉焼きが乗っていたり、イカのリング揚げにポテトがついていたりでお得感があります。これでビール一杯1.2ユーロ<200円>。4杯目まではそれぞれ違ったタパが楽しめます。このサービス方式、日本でもおこなわれたらいいのですが…。
Click:居酒屋の店先で主人を待つラバがつながれていました。村ではよくある光景ですが、今の世の中、取り残された時間のようにもみえます。これもアルプハーラ地方の魅力のひとつです。

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