2009年02月
2009年02月28日
海は晩夏
海は地上より季節が早いようです。春一番が吹いたとき海が荒れ、海草が大量に流れついていました。多分このなかにはワカメも混じっているのでしょうが、どれがどれだか私には見分けがつきません。この海草、昔は畑の肥料として使われていました。海草そのものはミネラル豊富、野菜などにもよさそうですが、塩分がいささか心配なのですが、このあたりではわざわざ海水を田圃に混ぜたりもしているので、すこしならよいのかもしれません。海岸近くの農家の古来からの知恵なのでしょう。でも、今海草を畑に鋤き込んでいる人たちはいるのでしょうか?Click:これから房総名物ヒジキがぐんぐんと成長します。例のフェレイローラ村のお隣ピトレス村にあるイギリス人ジェーンの自然食店でみつけた<房州産ヒジキ>の素です。ただ漁業権のない私はかってに採ってはいけませんが…。
2009年02月27日
南房総の椿
伊豆大島は椿で有名ですが、このあたりでも一重の椿は野生で生えています。ただ大島のように大木になっているような椿はなかなかありませんが…。他にドングリがなるマテバシイが山には沢山生えています。まさしく代表的な照葉樹林帯といえます。歴史のなかでは祖先はこの照葉樹林帯をつたわって北上していったといわれていますが、動物たちも多いし、なんとなく納得しています。敷地内には何種類かの椿がありますがどれも元気にそだっています。さて、スペインはどうかというと、南スペインでは太陽の光が強すぎ葉がやけてしまい、育てるのは難しい。私も何回か試みたのですが失敗してしまいました。でも、カメリアはヨーロッパで好かれ品種改良がなされています。どこで?なのですが、北大西洋側は気候的にも日本と似ているし<夏でも雨が降ります>、風土的にも理解できます。事実この地方を旅していたとき、椿の大木を何回となくみています。植生はその土地の風土を司り、歴史まで作っているようにみえます。
Click:ピンク色の八重の椿が今咲いています。真っ赤な椿に比べるとなにか清楚で、中世の貴婦人を思い浮かべてしまいます。
2009年02月26日
レモンが今年も
日本に帰ってきて、まず見に行ったのがレモンの木でした。もう植えてから10年ほど経っているのですが、杉木立のなかにあって日照不足、成長は遅々としているのですが、どうにか結実しています。毎年鶏糞は与えていますが、夏はスペインにいるので、草ボウボウのなかどうにか生きながらえているのです。レモンの実は20個ほど生っていました。いっとき猿が食べようとしたりされながらも今年は結実したのです。紆余屈折、人生そのものですね。
Click:今年も半分食べられたレモンがひとつ落ちていました。以前は細かく剥かれた皮が落ちていたこともあります。彼らもどうにか食べようと試みているようです。でも、あのすっぱさは猿でも完食するまではいかないようです。
2009年02月25日
土作り
白浜の居酒屋「とりい」の女将さんは畑仕事をしています。お師匠さんは東京農業大学卒の毛利さん、でもどうゆうわけか白浜漁協に勤めていますが…、まあとても良いアドバイスをされているようです。昨夏、美味しいスイカをいただきましたが、これも師匠あっての収穫のようです。先日、師匠も含めて土作りの話になりました。「黒土に落ち葉の堆肥、それに鶏糞と買い揃えると高くすきますよね!」女将さんがいいました。これ、まったく本当で3キロのジャガイモを植えるために合計4千円もしました。フェレイローラ村ではロバ、羊、鶏がいるし、乗馬クラブに頼めば安く馬糞も手に入ります。考えるに農業は生活のなかに動物がいて成り立つようです。畑仕事を考えるとき、まず、生活環境そのものが大事なようです。Click:とりあえずジャガイモを植えました、空豆を囲むように適当にタネイモを置いたのですが収穫は6月なのかな?楽しみです。
2009年02月24日
上京してきました。
昨日浅草で秋山医院をしている高校の同級生に健康診断をしていました。とりあえずまあまあのようですが、血糖値、血圧ともに高く成人病は治りそうもありません。まあ、それだけ年をとったということのようです。夜は大学の同級生とその仕事仲間の人たちと一緒に両国の小料理屋さん「美うら」で食事をし、銀座の「ドリアン」にゆき、挨拶をかねて飲んできました。その夜は友人宅にごやっかいになり、今日は青山の画廊巡りをしてきました。今年、11月頃に個展をしようと考えているからです。まあ、東京にゆくとなにかと忙しくなりますね。Click:日本に帰ってきて二週間近くが過ぎました。おかげさまで風邪も治り、ほっとしています。やはりお風呂の威力でしょうか、嬉しいかぎりです。原宿を歩いていたら綺麗にミモザが咲いていました。2月、フランスのニースでミモザ祭りがあることを思い出しました。ほっとし、一枚パチリ。
2009年02月23日
慈雨
2009年02月22日
春の海
ちょっと前、初めて蛙の声をききました。夜お風呂に入っていたら、「ころころころ」と弱しかったけど泣き出し始めたのです。館山ではもうジャガイモの植えどきにもなりました。私もキタアカリの種芋を買ってきました。今日これから植え始めます。まさしく「春は来ぬ」です。フェレイローラ村では午前中は果樹の手入れをしていました。風邪をひいたおかげでブドウとバラの剪定ができなかったことに悔いが残りましたが、自然に目を向けていたつもりです。館山では敷地は広いのですがなかなか手入れがいきとどきません。それに猿、狸などの動物が悪さをし過ぎます。ですから家の周りにしか野菜などを育てられません。とはいいながら午前中はできるだけ畑仕事をしています。自然を感じられますからね、嬉しいことです。
Click:このところ春一番が吹いたり、台風以上の荒れ模様です。しかし春の海は良いですね、海は常に季節の先取りをしています。のたりのたりと押し寄せる波に暖かさが感じられました。
2009年02月21日
年一回の大仕事
毎年この時期に帰ってくる理由のひとつに確定申告があります。心強いことにスペインでの支出も経費と認められるので大変助かっています。しかし、それだけことは面倒になります。ヨーロッパと日本の税制が基本的に違う。消費税<18%>とみなし課税が原則です。ほとんど村でのお店は領収書というものを渡しません。それに就労は基本的にパートとかアルバイトは認められていません。これらは不法就労になり、労働監督官が常に見回っており、罰金の対象になります。ですから、領収書をスペイン人のアシスタントからいただくのも、本来は無理なのです。とまあ、国の根幹になる税体制はかなり違い、国政による社会貢献の内容さえ違います。このあたりをいいだすと、きりがない!国のインフラ、国道は日本の高速道路より立派でありながらフリーウエイ、バス代は東京と京都ぐらいの距離で2千円しません。とまあ、確定申告がエスカレートしてしまいました。Click:家のなかは領収書でいっぱい、とりあえずすべて保管していますから、使えるものとそうでないものを分別するだけで大変なのです。
2009年02月20日
回転寿司にいってきました。
去年、全国チェーンの格安回転寿司「かっぱ寿司」があったのですが、急に閉店してしまいました。まあまあお客さんもいたしおかしいな?と考えていたら、道路をはさんで立派な「浜寿司」がありました。商売の下克上は恐ろしいですね、勝負にならないと、早々の撤退だったのでしょう。早速お店にはいると、驚き、パソコン寿司屋さんでした。それにずらりと並んだ雰囲気はパチンコ屋さん、台の変わりにタッチパネルがあり、操作しながら注文し、ピピッとなったらお望みの寿司がやってくるのです。まあ、105円のお寿司ですから文句はいえないのですが、こんな環境で食事が楽しいのでしょうか?ちょっと悲しくなりました。Click:写真はマドリッドの日本食屋さん「どん底」のお寿司です。知っている人もいるかな?演劇関係のひととか、学生運動の仲間とか、こだわるひとたちが集まった新宿にある喫茶店の方がオーナーです。息子さんが店主なのですが、しっかりとした商売をしており、スペイン人にも人気店ですが、お寿司には景色がありますね、余情があります。日本の食生活も意識が変ってきているようです。あの食堂の喧騒とか、客同士がお話するような雰囲気が日本古来の大衆食堂だったように思います。



