2009年06月

2009年06月30日

雨のなかの収穫

5ed9c7cd.jpgルッコラやレタスの収穫が一段落したら、今度はピーマンやトウガラシ、ナスにキュウリがどんどん生りはじめました。次はインゲンやもしかしたらトウモロコシと収穫は続きます。毎日が新たな発見といってよいかもしれません。今まで絵の主題として、畑や海に働くスペインや地中海の人々を描いてきましたが、自分自身で畑に身を置くともっとその楽しさや農業の大事さがわかってきました。この年になってようやくみえてきたひとつの真実です。
Click:健康診断の結果は今までになく良いのに驚きました。畑をはじめたご褒美なのかもしれません。なんといっても野菜が美味しいし、毎日サラダを食べるようになったおかげのようです。食生活から一日の時間の過ごし方まで変ってきたわけで、ほんの小さな畑がこれほどまでに意味があったことに驚いています。

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2009年06月29日

もう亜熱帯アジアの日本

b2b3833e.jpgいつもスペインから帰ってくるとアジアだなぁ〜、と実感しています。まず街中の景観なのですが、看板の多さ、ネオンの輝き、これはヨーロッパにはないし、ファサードの気遣いも違います。街の共有空間、植栽、公園の有様もちがいます。まあ、日本は個人主張が強いのかもしれません。次に気候風土なのですが、もう亜熱帯、まさしく東南アジアの暑さと湿気を感じます。先日品川にいったのですが駅前にあったレストランはなんだかシンガポール、緑に囲まれた建物もコロニアル、なんだか新しい日本の姿になるのかもしれません。でもね、まだまだ狭い路地に並ぶ飲み屋街は魅力ありますよね。
Click:今日は健康診断のため浅草にいってきます。高校時代の同級生がお医者さん、ありがたくもいつも検診してくれています、ありがたいことです。

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2009年06月28日

お化けズッキーニと…

6d96eb80.jpg何日か雨が続き、太陽が輝いたと思ったら野菜が急に元気になりました。といっても見過ごしたズッキーニや隠れていたキュウリが巨大化していました。ほんの1日違っただけでこの大きさになります。もちろん食べますよ!ズッキーニは少しぐらい大きくなっても種はあたらず美味しく食べられます。スペインでは毎日のように食べています。煮てよし、焼いてよし、薄く切ってサラダで充分おいしい。でも、キュウリは種があたり食べにくいですね。でも豊穣の初夏に感謝です。
Click:昨日も草刈をしていました。野菜が元気なのはよいのですが、雑草の伸びはこまりものです。でも、ヤマユリがとても綺麗に咲いています。

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2009年06月27日

驚きの果実

b3423f48.jpg相変わらず時間があると朝一番、畑を見回り、収穫し、次に草刈をしています。敷地があることの功罪あい半ばということです。終わるとかならず腰が痛くなるからです。ところが今日、おまけがつきました。今までは草に埋もれ日当たりも悪く、枯れる寸前だった梅が復活、梅の実がついていたのです。そしてなんとオスの木だと思っていたヤマモモの実が生っていたのです。ただ植えてから40年がたち大木になっており、手がとどきません、それに周囲の木も繁って可哀想な状況でした。いつかもう少し日光があたるようにしてあげたいですね。
Click:雨の日が終わり、日が射すと植物たちは争って成長し始めています。夏の剪定はあまり好ましくないのですが、やらねばならないようです。また、野菜も葉が繁り過ぎたところは整理整頓しています。土地に根ざして生活する、生きてゆくとは本来こうあるべきなのでしょうが、でも経済はそう甘いものではないし、社会貢献というか参加していることの大事さはもっと違う角度でみていかねばなりません。少ない時間のなかで自身を図っていかねばならないようです。

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2009年06月26日

久し振りに大学の同級生と会う

6e7e4ea7.jpgロスでとてもお世話になった同級生が久し振りに日本にやってきました。といってもご主人が2ヶ月まえに亡くなられ、まあ、心を癒すための旅でもあったのかもしれません。数人の同級生が席につき、食事のまえにちょっと黙祷し、優しかった彼を偲び、静かに飲みかわしたのですが、もう2軒目にいったころはかなり皆さん酔っていました。もう私の年代は晩夏かもう秋も終わりに差し掛かっているのかもしれません、友を思う心は日毎に強くなるようです。
Click:最終バスもなくなり新橋のカプセルホテルに泊まりました。不思議な空間ですよね、なんだか犬小屋に居る感じでした。12時を過ぎても新橋は宵の口、子供のとき通った桜田小学校の裏手の安飲み屋<なんとレモンサワー100円、生ビールジョッキで180円>でクーダウンしていたのですが、世のサラリーマン諸氏の酔った姿はあまりにも哀愁があり、スペインのバルの陽気さとは違うなぁ〜、と感心していました。

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2009年06月25日

トウガラシの仲間が元気

5d0c6861.jpgシシトウは日に2回も収穫できるし、優しい辛味が美味しい長いトウガラシ、ピーマンなどなど面白半分買い集めた苗が皆元気に育っています。モロッコでも南のほうは、辛いトウガラシをかじりながら食事をします。まねてみましたが、その辛さに飛び上がったら皆さん喜んでいたことを思い出します。辛さは食欲を増す働きがありますね。今辛いトウガラシをかじりながら食事をしています。この青臭さが美味しい!
Click:今日はこれから上京します。大学時代のロス在住の友人が米国からやってくるのです。10年ぶりの再会です。

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2009年06月24日

rainy season

6f57bfe3.jpgよく雨が降りますね、これはスペインでは考えられません。20年近く体験していなかった気候、ただただ長雨に驚いていますが、水をたたえた田圃、日本の文化はやはり稲作にありと思っています。ヨーロッパは小麦文化、連作はできません、そこに精神性が培われ、歴史が綴られてきました。水は豊穣の証しともいえます。あまり嫌がることはできないのかもしれません。でも、絵を描いていてもなかなか乾かないし、やはり辛いですね。館山とフェレイローラ村との行き来は続くのかな?
Click:この絵はフェレイローラ村の秋です。南スペインでは秋から冬の間、雨が降ります。といっても梅雨とは違い雨が降ることもあるといった程度です。気候風土は疑いなく、土地の文化を創出しているようです。

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2009年06月23日

茅<チ>の輪くぐり

8397e2c5.jpg安房官幣大社での本殿建て替えの儀式の日、「茅の輪くぐり」がおこなわれました。乱暴者ではありましたが出雲神社の主に収まったスサノオの命の故事に由来した祭りです。貧しいながら一宿一飯でスサノオをもてなした者へのお礼にと、この秘事を教へ、健康と安寧を約束したのです。カヤを輪にし作法に従ってくぐるのですが、神道らしく、なにか自然崇拝を旨とした、アミニズムを感じます。日本文化のルーツを暗示するひとつの儀式ですね。
Click:夜半強風と雨のおかげでまたまたトウモロコシが倒れてしまいました。朝一番、バケツで土を運び、根もとに盛り、立ててあげました。今日も夕方から大雨とのこと、再び同じことをしなければならないかな?でも、こんなことが楽しみなんですね。キュウリやシシトウ、カブが旬、葉物は毎日サラダにして食べています

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2009年06月22日

安房神社は30年ぶりの建て替え

d95e148c.jpg官幣大社であった安房神社は30年ごとに本殿を建て替えています。伊勢神社が20年ごとに建て替えているのと同じです。朝、人が沢山集まり、さすが大きなお祭りだなと感心していたら、たまたまお会いした神主さんの奥様が「イシイさん、今日は餅まきがこれからありますからちょっと待っててください」とお話してくださいました。お餅をまくのは、このあたりのしきたり、民家の棟上式にはかならずおこないます。これって日本国中の習慣なのですかね?おかげさまでいくつか私でも餅を拾うことができました。縁起物なのでお隣さんと「リブロス」のマスター、小宮さんにお持ちしました。
Click:それにしても雨が続きますね、20年ぶりの梅雨体験は嬉しいやら辛いやらです。昨日も小雨降るなか、草刈をしました。でもサツマイモの根は活着したようだし、赤カブやレタスの芽がでてきたのは嬉しいかぎりです。

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2009年06月21日

アジサイの季節

ef2993cd.jpg以前にアジサイについてお話しましたが、本当に梅雨どきのアジサイの花、露に濡れた葉を背景にとりどりの色に溢れ、とても綺麗ですね。
アジサイはスペインでも好まれており、初夏になると花を咲かせた鉢が沢山売られます。フェレイローラ村でもお隣のアメリカおばさんが丹精込めて毎年綺麗に咲かせています。日本なら当然と思えるアジサイもスペインでは栽培はそう簡単ではありません。なぜならば強い日光と乾燥のおかげでよほど注意深く育てないと枯れてしまうのです。アメリカは鉢植えにし、花が咲いたときだけテラスに置き、あとは日陰で養生しています。やはり風土にあった草花があるのですね。
Click:昨日は朝5時に起き、帰宅はバスの最終便ということで1時近くなってしまい、疲れました。でも夜半からの雨音で疲れもとんでしまいました。先日植えた20本のサツマイモに水遣りをしなければと気をもんでいたのですが、天からの贈り物、雨ですよ!これでしっかりと根付くことでしょう。

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