2011年07月

2011年07月31日

日本の梨「幸水」が実りました

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あまり大きな声でお話できませんが、日本から苗木を持ち込み育てたのが「幸水」でした。このごろスペインでも日本の丸い梨が売られ始めましたが、10年ほどまえには皆無でした。ちなみに売りだされている梨はこちらでも「ナシ」と呼ばれています。苗木は順調に育ち、今では沢山の実をつけています。ただ、日本のように棚のようには仕立てられず、ほとんど自然にまかせておりますが、それでもしっかりと大きくなっています。基本的にはこちらの風土に合っているようです。
Click:もう明日は8月、村は帰省客で溢れかえり、広場に車を停めることもままならず、村の入り口まで車が並んでいます。それに私の畑の下が林間学校になっており常に40人ほどの子供たちが滞在しています。冬は30人の村も今は軽く百人以上はは住んでいるようです。それにトレッキングにくる観光客も多く、どこも人、人です。夏のバカンスを楽しむスペイン人の姿は日本では考えられません。この国が経済不況で苦しんでいるといわれているのですが、現実はまったくそのようにはみえませんから不思議です。

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2011年07月30日

日本の洋梨に最も似ています。

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唯一梨の肌色をした種類で、食べ時は秋の終わりです。とても硬いのですが、置いておき柔らかくなったら食べます。さすがにこの洋梨は鳥も啄ばみません、しっかり育っています。この洋梨は皮をむき、赤ワインに砂糖とシナモンスティックを加えて煮込み、デザートによく使われます。それにしても洋梨の種類は多いようです、まだご紹介したいものがあります。
Click:なんと私はお爺さんになりました。末娘が無事、女の子を出産しました、といっても緊急帝王切開をしたのでとても心配したのです。こんなときは外地にいる不便さを感じます。昨日電話でお話をしましたが、どうにか元気な声を聞くことができたのです。もう数日入院のようですが、母子とも無事なようでほっとしています。初孫の誕生はやはり文句なしに嬉しいですね。

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2011年07月29日

もうすぐ食べられそうな洋梨

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日本ではラフランスと呼ばれる洋梨が一般的ですが、スペインではその種類がとても多く、いくつもの違ったタイプがあります。まず、6月にご紹介した小振りなものが最初に生り、次に食べられるのがこれです。果肉は硬めで少し置いておくと柔らかくなりますが、食べ時は好き好きですね。熟してくるとすぐに鳥たちが啄ばみますが、彼らのほうが食べ時を良く知っているようです。
Click:昨日は村人が広場に集まり、オスロでの事件で亡くなられた方がたを鎮魂するために黙祷をし、その間、隣のチェリスト、キャットが静かに奏でました。やはりスペインからは遠い国ではありますが、隣国なのです。ヨーロッパの村ならではの祈りでした。

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2011年07月28日

リンゴが鈴なり

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少し気候風土をご説明します。まずほとんど一年を通し雨が降らないこと、降るのは冬のみといった雨季と乾季がはっきりしていて、極端に乾燥しています。ですから夏、日中気温が摂氏40度近くなっても夜には15度ほどになる日格差の激しい気候です。果物がどれも甘くなるのはこの条件があるからこそなのです。土壌は押なべて弱アルカリ性で窒素分の吸収がよい、結果、実生りがとてもよくなります。また、近くに乗馬クラブが3箇所もあり、堆肥の入手が容易であり安価です。また、フェレイローラ村は標高3,500メートルのシエラネバダ山脈の中腹にあるおかげで雪解け水が豊富なので灌漑用水路の水がいくらでも得ることができるのです。まあ、果樹の栽培にはとても適しているのです。ただ、冬は気温がマイナス10度ほどに下がることがあり、柑橘系やトロピカルフルーツは無理です、オリーブの栽培も寒さのため限界だといわれています。まあ、こんなところなのですが、写真のリンゴをみてもその生育状況の良さがわかると思います。リンゴの木は十数本ありますがどれも微妙にに種類が違い、食べ比べる楽しみは唯一の贅沢なのかもしれません。
Click:毎日暑い日が続き、庭の芝生の水遣りが朝一番の仕事になっています。健康的な一日の始まりかもしれません。 


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2011年07月27日

これから少し果樹園の様子をご披露

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フェレイローラ村での楽しみはまず果樹園の手入れがあります。もう、苗を植えてから15年は経ち、どの果樹も大きく成長し、実を付けています。 本来、剪定とか摘果など作業は沢山あるのですが、今は年一回の滞在、思うようには作業ができていないのが現状です。でも、どの果樹も元気に育っているから不思議です。
まずご紹介したいのは栗の木です。植生としてこの高地にぴったりのようで、村の周囲は樹齢数百年の大木が沢山生えています。写真の栗は北スペインのアストリア地方の苗木、皮がむけ易く実が甘いのが特徴です。残念ながら収穫を迎える前に館山に戻らなければなりません、このたわわに実る姿を愛でるだけですが、それでも嬉しいものです。
Click:昨日は百キロほど離れているグラナダの街にいってきました。まず、もう10年も前に友人にあげていた旧車の自動車税がまだきていたので、その廃車手続きをしました、初めて訪れた交通警察を捜すのが難儀でしたが、どうにかやり終え、次に美人弁護士メルセデスさんのところにゆき、お隣さんの住所を提出、これを捜すのが大変でした。ひとりはドイツ人、もうひとりはお医者さんで今はフランスのエキサンプロバンスにいるからです。でもこれもどうにか果たし帰ってきました。こちらにいてもなにかと野暮用はあるものです。

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2011年07月26日

ビールにこのタパが付いて150円!

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やはり景気の悪さはカフェバルにとって必要以上の競争をしいているようです。確かに昔に比べてお客さんの数が極端にへっているようです。となればサービスをいかにするかでお客さんの奪い合い、お店にとって辛いものを感じます。先日、地中海の街モトリルに買い物にいったついでに寄った店は昔からタパの内容がよい「ペスカイート」というお店でした。看板の意味は「お魚さん」といったところで、常に魚介類をタパにだしてくれる、私好みの店でしたが、この鰯のフライにパンにはアリオリソースがかかっていて、オリーブ漬けにサラダまで付いていて、ビールの値段は1.3ユーロ<約150円>、これで採算は付くのでしょうか?それに日本のツキダシのように一回だけでなく、更にビールを頼めばそれぞれに異なったタパがつくのです、まったく飲兵衛天国ではありますが…。
Click:なんだか世界中が不景気のようでして、とうとうスペインのソブリン債の買い手が少なく、利率が上がっています。まあ、日本のように発行額が異常に積みあがり、償却できるのか怪しい国もありますが、どちらにせよ将来に禍根を残す要因ではあります。ドルはQE3が噂されているし、ユーロ圏はご存知のように国の予算が悪化しているところが更に増えています。これでは円高は収まりそうもありませんが、日本の景気もいつ上向きになるのかわかりません、困った世の中ですね、まったく。

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2011年07月25日

モロッコのタジン料理を味わう

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日曜日、スコットランド人のジョンやドイツ人のエレン、そしてシャケッコや飛び入りの友人などと会食、モロッコのタジン料理を食べました。場所はピトレス村の公園内にあるカフェバル「エルミラドール」、昔からの友人が営んでおり、モロッコからきている若者が料理しています。羊肉とジャガイモ、タマネギ、人参、ズッキーニ、それに干し杏などを使い塩味のみ、炭火で4時間蒸し煮をします、典型的なスローフードです。じっくり煮込まれているし、羊肉もトロトロに柔らかくなっています。写真のタジン鍋は4人前の大きなもの、さすがに本場の料理人が調理したでけのことはあり、本格的な味わいがありました。それに羊肉はモロッコの人によりお祈りされ屠られたもの、そこまでこだわっていました。お世話になっている友人とのお話はいつにも増してはずんだようです。
Click:こだわりの料理が比較的安価に食べられるところはスペインならではです。それに今は円高なので日本人にとってはお得なヨーロッパなのです。日本はファストフードは安いのですが、ちょっと気張ったレストランにゆくと高いようです。こちらの時給は最低でも千円ほど、人件費が高いのに食事が安いのは食材が日本の半分ほどという特殊事情があるにせよ羨ましいかぎりです。

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2011年07月24日

ロバでお買い物

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毎週火曜日、私の果樹園のまえにトラックで売りに来る八百屋さんが午前10時ごろお店を開きます。さすがに小さな村、お店というものはひとつも無いからです。村の奥さまがたは早めに集まり、順番を確認しながら待っているのです。若いお兄さんが売るので、ちょっとしたアイドル、みなさんにからかわれながら楽しいショッピングが繰り広げられるのです。そんなとき、私の畑をときどき手伝うフランス人のジョシアンがロバで現われ買い物をしていました。この時代錯誤といわれそうな景観がやはりスペインならではなのです。戦後、東京の街にでも牛車などがみうけられましたが、今は昔、誰もそんなことを忘れ、近代的な社会に生まれ変わってしまったのです。しかしスペインの田舎ではまだまだ時間が緩やかに流れ、昔の姿が残っているのです。これが嬉しくて毎年来てしまうこともあります。
Click:昨日は海岸の街モトリルにある郊外型スーパー、アルカンポに買い物にいってきました。待望のメロン<一個2.5キロで300円>を買い、夜は生ハムとともに食べましたが、やはりこれもスペインならではの贅沢です。生ハムの生産地として有名なトレベレスは隣村みたいなもの、やはり安く<1キロあたり1,500円、一本買いだと約7〜8キロで4,500円>いつでも食べることができます、嬉しいですね、すみません。

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2011年07月23日

これは旨い、砂肝おじや!

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今回のポルトガル旅行で一番感動した料理はカンジャ、鶏の砂肝を細かく刻み、ほぐした身とともにじっくり煮込んだおじやでした。鶏の濃厚スープが感動的な美味しさをこもしだし、日本人ならだれでも極上鶏がらラーメンスープを思い出したでしょう。それにご飯を使っているところが安心して食べられるおじや、スープなのです。フランゴ・アル・ピリピリ専門料理屋さんなら大体どこでも味わえる一品です。
Click:そろそろポルトガル編は終わりにします。経済危機がささやかれている国ではありますが、常民の生活はしっかり成されていることを実感しました。テラスで一杯のカフェを楽しみ、仲間同士で定食屋さんに通うサラリーマンの会話にはほっとさせられる笑いと安堵感さえありました。国と庶民の間にはあきらかな乖離を感じた旅でした。

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2011年07月22日

万屋の店先で一杯

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リスボンの下町でみつけた染付けのタイル画が美しい万屋です。タイル画を建物の装飾に使うのはポルトガルの特徴で教会から役所までどこにでも散見できます。万屋ですから食材からお酒までなんでも扱っているのですが、こんなところでもテーブルと椅子を店先に置き飲ませるところは、日本の「もっきり屋」さんとは趣が違いますね。日本の小売店事情が近年変わってきて大型店やチェーン店が席巻し、昔からの小売店が少なくなってきました。なんだか寂しいし、街のコミュニティが崩壊していくような気がしてなりません。小売店とはただ商品の販売だけでなく、地域の情報が交差する場でもあると思うのですが…。
Click:昨夜はカルロスのバルでジャズセッションがありました。スイス人のギタリストとイギリスからきた女性シンセサイザー奏者とのコラボでした。ギリシャからの長旅から帰ってきたシエライマル<リンクしています>のご夫婦と久し振りに一緒に飲みながら夏の夜を楽しみました。

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