2012年10月
2012年10月31日
男の和み場、「浜千鳥」。
昨夜は盟友片桐さんの50代最後の誕生日、「いっぱいやりますかね?」ということでまずは白浜にある居酒屋に。テレサテンや森進一のBGMが心地よい、男衆の溜まり場、ママがひとりで切り盛りしている濃いい昔の居酒屋です、もう南房総の重要文化財的存在。カウンター席は常連で一杯、テーブル席にすわるとお客さんが手渡しで幻の焼酎、「東吾」の水割りが運ばれてきます。ぬか漬け、蓮のキンピラ風味付け、枝豆、それに焼き鳥がでてきてふたりで千円でした。今日は奮発して「ビストロアンで食事、なんと客席は満員、それもすべてペアの方々、ちょっと恥ずかしかったかな、でも、味は抜群、館山の三ツ星レストランでした。とまあ、仕上げは安房官幣大社まえの安房カフェ、気がつけば日付が変わっていました。片桐さん、いつも運転ありがとうございます、そして、お誕生日おめでとうございます!
Click:昨日、片桐さんからデジカメのデータをPCに取り込む方法を教わりました。コンピューターを開けて進んでゆくのですが、なかなか私にとっては難しいテクニック、今日何回か失敗しながらもどうにか画像をブログに載せることができました。パソコン操作は手ごわい代物ですね。
2012年10月30日
冬の季語?、枇杷の花芽。
今年も無事に枇杷に花芽が付きました。数年前にホームセンターで買った苗だけに、しっかりと育つか、本当に花芽が付くのか心配していましたが、去年から一本だけ咲いて実も付けました。残念ながらカラスが一番大きな実は食べてしまったので、袋掛けし、防御に努めたところ、どうにかお隣りの森さんが賞味できたとのことです。残念ながらそのころ私はスペインにいたのでした。開花ホルモンと成長ホルモンのバランスは微妙で、生育が盛んだと花芽は付き難いものです。枝を下へ誘引してようやく開花するのです。まあ、何本か試してみるのですが、樹形が風に弱くなり、よほど寄木をしていないと倒れてしまいます。とまあ、果樹もまずは剪定、施肥、摘果など色々と手当てをしなければなりません。それに害虫の駆除、ほとんど手でとっていますがこれも大きな問題です。お店で売っている形の良い、大きな果物をみると、時々不自然さを感じます。本来、自然の中ではそんなに上手くいかないものなのです。
Click:昨日をもって案内状の宛名書きはひとまず終了、今度は悪あがきともいえそうなのですが、お絵描きです。切羽詰まると、絵がみえてくるものです、なんとか一枚でも納得のゆく作品をしあげたいのですが、想いと現実は常に乖離しているものです。
2012年10月29日
豪雨一過、秋の気配は野菊に。
昨夜の雨は凄い勢いでしたね、昨日は雨を期待し春に咲く花の種を蒔いて、してやったりと喜んでいたのですが、あまりにも凄い雨音、途中からはやんでほしいと我儘なことを考えていました。今、早速、畑の見回りにいってきましたが、大事な表土の流失、野菜は泥だらけ、ちょっと心配ですが、露地栽培だけにしかたがないこと、自然現象には抗えない現実です。あとは野菜たちの生命力を信じるだけですね。ひとつ良かったのは、植え替えたルッコラが元気に葉を広げていました。植えたては水遣りをしたにもかかわらず、萎れてしまい心配していたのです。たかだか雨、でも多くの物語を演出したようです。
Click:昨日、ようやく案内状の宛名書きが終ったので、まずは郵便局にゆきます。ここで皆さまにお伝えしたいのですが、神戸<かんべ>支局の皆さまがわざわざ綺麗な記念切手を千枚近い案内状に一枚ずつ貼ってくださったのです。私が頼んだのではなく、局長さんが提案してくださったのです。まったく、ひとつひとつ、多くの方々の援助を受けて個展が開催されるのです。
2012年10月28日
先輩がギャラリーヒロイで個展。
房総では画家としてかなりの有名人になられている溝口七生さんは中・高、開成学園の先輩です。それも同じ美術部に居ました。演出家の蜷川幸雄さんの一級下、部室ではお会いしていました。先輩は教員として長らくご活躍された後、画家になられたのでした。スペインから一時帰国したときお会いしたのですが、「絵描きになります」との強引な話に、「まずは団体展に出品されたら?」とのアドバイスをいただきました。まあ、唯我独尊、なんとか自分の路を捜しあてましたが、ご心配をおかけしてしまいました。
踏み切り近くのサルビアのお隣り、ギャラリーヒロイで昨日、ティパーティを開催されました。館山美術会の会員の方々が沢山こられていましたが、あまりご縁がないので、お話をする糸口がみつかりませんでした。どうも絵描きさんは群れを作るのがお好きなようですね。奥さまも元気そうでしたし、お互い健康でいられることを愛でたおひさしぶりのご対面でした。個展は11月10日までおこなわれていますので、ぜひおたちよりください。
Click:昨日はあちこちでイベンントがありました。珈琲工房「ボゴダ」の5周年記念、「風流」ではライブ、とまあそんな季節柄なのですね。今日は雨が降るとのこと、朝早くから、春咲きの花々の種を沢山蒔きました。やはり寒い冬の後、花に満たされる気分は良いものですからね。
2012年10月27日
浅草橋、大門、南青山、そして蒲田。
昨日は一ヶ月分のウォーキングを一日でしました。まずは個展会場で売らしていただく恒例のピアスのため、手作りインドビーズなどを買いに、浅草橋にあるマライカにゆきました。途中、行列ができている中華店があるのですが、前から気になっていたのでここでレバ炒めを食べました。レバをカタクリで軽くコーティングしていること、ニラは使わず野菜と合わせているところが面白い、750円でした。次に芝大門にある版画工房アーティの加藤さんとお会いし、お仕事、ニューヨークから帰ってきて5日目、奥様から写真を沢山見させていただきました。娘さんはロス生まれ、ハワイ大学で看護師の勉強をし、卒業、ニューヨークで働くことになったのです。次に南青山の「ギャラリー5610」にお伺いし、画廊使用料をお支払いし、オーナーの方と息子さん、スタッフの方々とお話。お父様は有名なデザイナーであり、芸大の先生でもありました。もう亡くなられて久しいのですが、ここがスタジオであったときにも訪ねたり、親しくさせていただいたのでとても親近感があり、ここで個展ができることに感謝しています。そして蒲田、ユザワヤの副会長さんや芸術学院の校長先生と食事、本来、私が払わなければならないのですが、いつものようにご馳走になってしまいました、感謝です。そして最終バスで帰宅でした。
Click:あまり健康的ではない街、東京ですが、歩いていて楽しいのは事実です。収穫は浅草で安く筆を売っていたので買いました、こんなことが嬉しいですね。
2012年10月26日
ミントの生命力に脱帽。
ハーブを色々と植えてみましたが、ほとんど消えてしまいます。イタリアンパセリがどうにかこぼれ種から発芽していますが、それくらいです。ところがこのミントの強靭さは並大抵ではありません。根が伸びて、新たに発芽し、気がつけば2年ほどで写真のような広がりになっています。やはり植生に合った土壌と気候が爆発的な成長を促すようです。日本ではあまり利用されていませんが、モロッコなどマグレブ地方、北アフリカから中東にかけては毎日ミントティが飲まれており、大量のミントを使っています。そんなところとは違い日本ではあまり使いようがないのが困ったところです。ひとつ、レバノン人の友人からディナーに招待された時、いただいた一品は、ときどき作っていますので紹介します。キュウリを乱切りし、ニンニク・クミン・塩とヨーグルトと一緒に混ぜたでけなのですが、思いのほか美味しいのです。まあ、こんなところですかね、ハーブティにも使いますかね。それにしても凄い生命力です。
Click:今日は朝7時に家をでて上京します。「ギャラリー5610」に画廊使用料を支払い、夜はユザワヤの幹部の方と食事をします。絵描き渡世は色々と厳しいのですが、その方は影で力強くサポートしてくださいます、ありがたいことです。本当に多くの方々の手助けのもと仕事をしていますが、それに報いるのは、一枚でも納得のゆく絵を描くことと確信しています。
2012年10月25日
千枚を超えた案内状。
南青山の「ギャラリー5610」で個展を始めてから4回目になりました。皆さまの多大なるご援助がなければ続きませんでした。今年もいつものようにコアデザインさんに案内状を千枚作っていただいたのですが、なんとDM発送分だけで千枚ほどになってしまいました。ギャラリーにお渡ししたり、お世話になっているカフェなどに置いていただいたり手渡しを考えるとあと5百枚は必要になります。4年の年月がかなりのお客様にご愛顧いただいていることがわかりました。本当に感謝、ありがとうございます。でも、案内状にほんのひとことですが書き添えるだけで一日かかります。とりあえず数百枚、今日にも投函します、あとは明日になります。ブログをみていただいている方がたにもさしあげたいのですが、ホームページのホットニュースで告知できるようにしました。そこでご覧になっていただけたら幸いです。
Click:毎年のことなのですが、個展の開催となると、なにかと忙しくなります。今年をもって千葉銀総研さんのカレンンダーが終了したので、来年からは新宿伊勢丹、南青山の個展に集中できます。これだけでもほっとしているところです。館山で個展をしたのが数年前、そろそろこちらでもしなければと思っています、スペインと地中海の絵に集中し仕事ができること、本当に嬉しいかぎりです。
2012年10月24日
2013年カレンダーが出来上がりました。
そろそろ2013年が近づいているようです。皆さまに個展会場で差し上げるカレンダーができあがりました。そして案内状も出来上がり、昨日の夜、片桐大先生のおかげで宛先印刷開始、大きめなサイズのため苦労しましたが、どうにか終わったようです。というのもプリンターが何回となくインクが無いとの表示、その度に止まってしまうのです。ですから本当に終了しているのかわかりません、今日も片桐大先生にお出ましいただき、確認しなければなりません。さて、今回の絵はセビリアの旧市街サンタクルス街にある小さな広場を描きました。タイトルは「オレンジの広場」、どこもオレンジの樹が植えられているのです。とても豊かな気分にさせます。
Click:明後日、上京して版画制作会社「アーティ」さんにお伺いし、作成をお願いします。社長の加藤さん<当時会社はロス、わざわざ出向いていたのです>とはロスでお仕事をしていた間柄です。瀟洒な高級住宅街、レドンドビーチに住まわれていましたが、自電車をお借りして海岸を散歩したのを思い出します。もう、20年近いお付き合いをさせていただいています、嬉しい仲間といえます。
2012年10月23日
移植したので豪雨でも嬉しい。
今まで種を蒔いたらそのまま、お隣りの森さんに頼んで間引きをしていただいてそれで終わりとしていました。発芽すればそれで良し、といった粗放農業だったのですが、やはり移植してそれぞれの苗がゆったりと育つようにしなければならないと気がつきました。ホームセンターでは小さなポットの苗が高い値段で売られています、やはり同じ苗なのですから当然なのですよね。そこでまずは春菊、サンチェ、サラダ菜、ルッコラ、大根<ほとんど間引きましたが、一部移植>、などなどを綺麗に植え替えたのです。すべては今日の雨を期待してこの2・3日で作業を終えたのでした。そして雨のなか、合羽をきて畑をみてきました、どうにか活着しているようです。嬉しい雨模様といったところです。
Click:雨の日で嬉しいのは、もうひとつ、畑仕事ができないということです。絵三昧の一日になるからです。どうしても畑に居ることが好きなので、絵を描く時間が少なくなってしまいます。今日はがんばって本来の仕事をします。
2012年10月22日
したたかに再生したヤーコン。
8月・9月、雨がほとんど降らなかったので、畑は水遣りに追われてしまいました。おかげでキュウリやナスなどは今に至って収穫できていますが、問題は水遣りができなかったヤーコンやサトイモなどはほとんど枯れた状態になってしまったことです。そこまで井戸の水を使うわけにはいかないのです、生活用水が足りなくなってしまいます。まあ、諦め半分みていましたが、10月の台風15号あたりから毎週のように雨が降るようになったと思ったら、元気に新しい大きな葉が茂ってきたのです。生命力の不思議、ヤーコンの強靭さに驚きました。それにしても風土性、気候の変化に生命は添って成り立っているのですね。このところ熊の住宅街への出没などの遠因も山の変化にあるようです。ということは、私たちヒトがおかしている炭酸ガス排出量の増加、広い意味での公害が地球規模の気候・環境に変化をもたらし、あらゆる私たちの生活に影響を及ぼしているともいえます。由々しき問題は一枚のヤーコンの葉からみえてきました。
Click:昨日、コアデザインさんから個展の案内状が届きました。もう開催まで1ヶ月を切ってしまいました。まずは宛名印刷について片桐大先生にお頼みし、今月中にはお届け出来ると思います。また、ご必要の方はご連絡いただければお送りします、ご依頼ください。