2013年09月
2013年09月30日
いまだ収穫できないミョウガ。
どうも相性が悪いのか一度として収穫できないミョウガです。植生として半日陰が良いということもあって、片隅で栽培しているのでいつもみていることができません。見過ごしているのかもしれませんが、一回だけでもあのミョウガが取れたら嬉しいのですが、難しい野菜、なんとも綺麗な葉を眺めているだけです。
Click:昨日は片桐先生たちが主催する「きらり楽しみ広場」にいってきました。ここの餅突きは有名なのですが、残念ながら時間があわず、パスしてしまいました。毎年、賑やかさを増している地域の新しいお祭り形態、沢山のお店が並び、フローラルホールでは地元の芸能が披露されていました。たまたま日本舞踊をみましたが、皆さん芸達者ですね。私は農家の方から南京豆の<オオマサリ>を購入、そしてEM菌の活用方法を教えていただきました。いつか畑に使いたいと考えています。
2013年09月29日
珍しや、ウドの花。
露天風呂は竹林のなかにありますが、まん前にはウドの木が植えてあります。知人に頂いた10本ほどを山の中に植えたのですが、今となってはどこに植えたのかさえ判らなくなってしまいました。自然のバランスは新たな植生をなかなか受付けないようです。一本だけいつも目に付くところに植えたのですが、それだけが生き延びています。そして見事に花を咲かせたのです。花の少ない時期、陽射しがあたるとハチや多くの昆虫がやってきます。花は小さいのですがたぶん、蜜を沢山だし、香りが良いのでしょう、でも私には残念ながら感じ入ることはできません。それぞれの世界があるようです。
Click:廃屋再生プロジェクトは休み無く続いています。昨日は入り口周りを手がけました。竹製の柵、大小二間分購入し、据え付けました。そんなことでイメージは格段に見栄え良くなります。そして井戸掘りで荒れてしまった畑に籾や牛糞を鋤き込み、何回となく耕運機で混ぜ合わせました。そろそろ大根や葉物の種を蒔く時期になっているのです。
2013年09月28日
牛久へお墓参り。
お彼岸も過ぎた昨日、牛久にある霊園にいってきました、両親のお墓参りということです。台風一過、まさしく秋晴れ、妹が用意した亀戸升本のお弁当を霊園にある藤棚の下でお昼、清々しい一日を過ごしました。ということで、妹の家の玄関に飾られている母親が描いた彼岸花の日本画をご紹介します。院展の院友として画商さんにも作品を収めていたプロ、なかなかの才人でした、なんて私がいうのも失礼なのかもしれません。それにしても色使いが似ていますよね、血筋は争えないのかもしれません。父親は新聞社のカメラマン、昔あった「毎日グラフ」の表紙や日本風土記シリーズを担当したことがありました、どちらかというと社会派の作品が多かったようです。メッセージ性が似ているのかもしれません。とまあ、お墓参り、両親への追憶としてご紹介させていただきました。
Click:両親は私を医者にしたがっていたようです。顕微鏡を与えられ、ツクシンボウの動く胞子をみせられたり、昆虫採集を勧められたり、小さいとき<小1からローマ字、小2から英語塾、小4から学習塾通い>からまあ、英才教育、おかげをもちまして中学は進学校に入学、とレールがひかれていましたが、結局、父親の猛反対を振り切り美術学校に進み、絵描きになってしまいました。神は収まるように導いたようでした。
2013年09月27日
秋色がいっぱい!
台風が去ったあと、平砂浦海岸には沢山のサーファーが集まっていました。この時期、良い波が続いているようです。畑には北風が吹き、イチョウは葉色を変えようとしています。桜や梅、タラの木はすっかり葉をおとし、コナラは沢山のどんぐりをつけ、あたり一面に播いています。秋が急に深まったようです。ようやく涼しくなり、仕事も進みます。まず、手をつけたのはお片付け、台所を中心に整理整頓、拭き掃除をしたり、包丁も研いだり気がつけば12時を過ぎていました。途中からカレー作り、食べられたのは2時を過ぎていました。でも、気になっていた阿鼻叫喚状態だった台所、少しは綺麗になりほっとしています。
Click:スタジオの準備が少しずつ進んでいます。きょうは仕事部屋に置く薪ストーブを買ってきました。暖炉は150ミリの煙突、薪ストーブは106ミリ、なんだか頼りなくみえますが、こんなものなのでしょう、風の道さんがいらしゃったら、これも設置してもらいます。なんとなく冬支度ですよね。
今日はこれからお墓参り、まずは柿の木坂の妹の家に向かいます。台風も去り、天気も良いようですし、ほっとしています。さて、出発!
2013年09月26日
甘い早生が鈴なり。
5年前から数十本の70年生の杉を伐採したことから果樹が元気になり、次々と結実するようになりました。レモン、温州ミカン、栗、そして柿などですが、日照時間が長くなることの大事さを存分に知らされました。もちろん、以前は雑草のなかに埋まり、手入れもしていませんでしたが、良く生き延びたものです。畑を始め、果樹にもたっぷりと牛糞や牡蠣殻石灰を与えたのです。その結果が今年でたのがこの柿の木、土地の人は早生と呼んでいます。果肉は飴色、まだ色付くまえ、固いうちに食べます。敷地内には渋柿が沢山生えているのでカモフラージュになり、狙われないうちに収穫できます。友人に差し上げたり喜ばれてもいます、とても甘いですよ。
Click:夜半、凄い強雨、風は今も吹いていますが、どうにか台風は去ってゆきました、ほっとしています。お彼岸は過ぎましたが、いつものこと、明日、妹の渋いワインレッドのおベンツCL63AMGで両親のお墓参りに、牛久霊園までいってきます。祖先に、そして両親に手を合わせるとなにか癒され、心が解き放されるから不思議です。井戸のことも報告し、見守っていたことにお礼を伝えてきます。
2013年09月25日
井戸から岩清水が噴出。
井戸のボーリングが大成功、良質な水が大量に噴出しました。最初、電気抵抗で水の量を確認したとき、数値が良くなかったのですが、セメントの挿入などをしたことで壁ができていて水が流れこまなかったのです。コンプレッサーで掃除をしたおかげで、壁が壊れ、水の道ができ、噴出したとのことなのです。それも三層の泥岩を削りボーリングしたおかげで、岩の間から沸いて来る水、それを岩清水と呼んでいるそうです。達人は水をペットボトルに汲み取り、お茶を注ぎ込みました。「みてみなさい、お茶の色が変わらないでしょ、これは井戸屋がやる簡単な水質検査なんですよ、いい水ですよ」との話、「たぶん30リットル<毎分?>はでてますよ、深井戸ポンプは揚水力18リットル、24時間、水を汲んでも切れませんよ」と付け加えました。チーム82に大感謝、神様に多謝です。
Click:このところ雨が良く降り、畑は雑草だらけ、毎週のように草刈りをしていますが追いつきません。特にサツマイモ畑は雑草畑になってしまいましたが、刈るに刈れません。蔓が雑草と絡み合い手が付けられないからです。先日いらっしゃった自然農法の先生、下村さん曰く「収穫は12月になってもかまわないから、遅めに掘ったらいいかな」とアドバイスしてくださいました。まさしく自然まかせ、粗放農業を実践することになってしまいました。
2013年09月24日
長狭街道を描く。
千葉銀総研さんのカレンダー、街道シリーズの9・10月は内房と外房を結ぶ長狭街道を描きました。鴨川市を流れる加茂川と長狭街道が隣り合わせに走り、流れるところです。この街道は微妙に高低さがあり、低い山を縫うように続き、南房総では最後まで雪が残る峠もあります。それに景観もなかなかで、絵になりそうなところも沢山有ります。千葉の里山を感じさせる美しい道といえそうです。
Click:昨日は移住組で自然農法を実践している下村さん夫妻がお手製のケーキをお持ちになり遊びに来ました。廃屋再生プロジェクトに興味をもたれたようです。じつはご夫妻は何年か前、まだ廃屋だった家をご覧になっていたのです。そのころ、私は撤去して新しくスタジオを建てるつもりでした。「もったいないなぁ〜、直して使ったら?」とお話していました、その通りになったのです。テラスでケーキを食べながら畑のお話、土作りのお話は私にとって、身に染みるお言葉でした。早くスタジオを仕上げねばなりませんね。
2013年09月23日
パエージャのご報告。
昨日は千倉の川戸地区の「たのくろ収穫祭」、多くのお客さんを迎えて賑やかに開催されました。天気も良し、昨年のように雨の中で開催されたことと比べたら、今年はかなり祭り日和、パエージャも写真のように美味しそうにできまた。去年からパエージャはワインバー「リブロス」のマスター小宮さん、片桐先生とそのお仲間で作られています。おふたりにはパエージャのマイスター認定をし、その証としてバッジを贈呈しています。立派な後継者が誕生してほっとしています。もし、催事やパーティでこのような100人前のパエージャをご利用になられることがありましたら、ぜひリブロスにご連絡ください。
Click:昨日も引き続き井戸掘り作業がおこなわれました。祭日も関係なく奥様も一緒にこられ、掘った穴の掃除をしました。まずは水を注入、コンプレッサーで空気を吹き込み、泥水を外へ流しだすのです。そして綺麗なジャリを投入し水の濾過をします。今日もチーム82はいらっしゃるそうです。更に水を注入、綺麗な水になるように努力します、井戸掘り作業はなかなか大変なのです。
2013年09月22日
明日はお彼岸、今日は「たのくろ収穫祭」。
めっきり秋めいてきましたね、畑のあちこちに彼岸花が咲き始めました。なんとも不思議な花、毎年忘れずにぴたりとこの時期に咲き始めます。たまたまカラスアゲハが蜜を吸っていた食事中、急いでシャッターを切ったのでピンボケになりました。この花を見るたびに亡くなった日本画の画家だった母の絵を思い浮かべます。彼岸花を描いた作品が妹の家に飾られているからです。院展の院友として活躍し、一時期は沢山の作品を描いていたのでした。
さて、今日は千倉の川名地区で「たのくろ収穫祭」がおこなわれ、毎年のようにパエージャを作っています。11時半頃にはできあがり、30分ほどで売り切れてしまいます。もし、ご興味がありましたら、ぜひお寄りください。他にも芋掘りからザリガニ釣り、新米のおにぎりやら屋台が連なり、かかしの品評会があります、楽しいイベント、もう10回目となりました。
Click:昨日は井戸の水量検査、1メートルおき、電気抵抗により水量を測るのです。その助手としてなんと達人の奥様がいらっしゃいました。杖をつきながら軽トラから降りるとまずは井戸の周りに塩を撒き、御祓い、やはり古風な仕事、儀式が大事なのですね、なんとなくこれで水は確保できると信じられました。結果は水量は少ないながら水面まで5メートル、どうにか使えるでしょうとの達人のお言葉を得ました。あとは水を吸い上げるパイプを用意して一件落着、近日中に深井戸用のポンプを設置します。
2013年09月21日
男の城は夜に開門。
昨夜は片桐先生がお出ましいただきました。おかげで久し振りに飲みにでかけました。まずは白浜にある居酒屋「浜千鳥」、女将さんがまさしく永遠のマドンナであり、聖母マリアでもあるのです。賛美歌は歌われず古い歌謡曲ですが、男たちは一日の疲れを解き放ち、心のクールダウンをしているのです。それにしても頼もしい男たちの背中姿、人生が凝縮されています。
Click:昨日は千倉のワインバー「リブロス」のお隣で上映されていた「キネマのマネキ」が最終回となりました。8年間、百本以上のビデオが上映されていました。JALのパーサーをされていた瀬川篤樹さんのボランティア活動で続き、千倉のカルチャー発信基地になっていました。とても残念ですが、負担の多いお仕事だったことは明白、本当にご苦労様でした。ここに深く感謝します、ありがとうございました。