2013年12月

2013年12月31日

スペイン料理といえばパエージャ。

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月に2度はいっていた海鮮料理レストランの売りはやはりパエージャ、それも日本人にお馴染みの魚介のパエージャということになります。これはふたりのお祖母さんが作っていました。レシピーをきくと200人前しかわからないという、ベースになる鶏肉は5羽分、豚肉1.5キロ、トマト1,5キロ、ワイン1.5リットル、お米は5キロ、とまあ、ほかにも色々ありますが、スケールが豪快です。残念ながらお祖母さんたちはお亡くなりになり、お店も代替わり、今は普通のお店になってしまいました、残念です。
Click:ブルータスのこの号をみてひとりの日本人がこのお店に弟子入りし、今では新宿にお店を開いている方がいらっしゃいます、かなり影響力があったようです。もうひとつ、付け加えたいのはこのレモンの多さ、大事です。それとパン、私たちにはご飯にパンは違和感を感じますが、これがスペイン流、今では私はパン無しにはパエージャが食べられません。

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2013年12月30日

男世界のバル。

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今ではどこのバルでも若い女性たちが沢山いるし、それこそタパが充実していますが、28年前の田舎のバルはそうではありませんでした。写真のバルはセビリアの郊外の街、アルカラ・デ・グァダイラにありました。今はもうありません、当時、看板もなく、トイレは男性用しかなく、タパは豚の内臓とヒヨコ豆の煮込みしかありませんでした。すべて樽酒、晩酌用に壜持参でつめて持ってゆくお客さんもいました。こんなところで、黒煙草<ジタンなどと同じ種類>をくゆらせながら、時の流れに身をまかせるのです。ときどき、歌の上手い男がフラメンコの一節でも謡えば、お客の何人かが帰り際に、彼の飲み代を置いてゆくのです。それもそっとわからないようにです。これがスペイン人の粋な流儀なのです。このあたりを理解すると、タパや飲み方がわかってくるのです。
Click:昨日は今年最後の飲み歩きを片桐先生としたのですが、やはり二日酔いで起きられませんでした。白浜の「浜千鳥」、鴨川の「笹元」、そして「安房カフェ」でした。笹元のゲンさんはこの3月で引退するとのこと、なんとも寂しいことなのですが、まあ、4女の旦那を頭にがんばることでしょう、でもね、ゲンさんあっての笹元なんですね、時間は刻々と過ぎてゆくようです。

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2013年12月29日

イワシの鉄板焼きなのだが。

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南スペインというか、地中海沿岸の街は良くイワシを食べます。ほとんどが炭火焼きなのだが、写真のように鉄板焼きもある。ここはセビリアの中心街、川辺にあるイワシ専門店、お客さんは毎日大入り満員、、外に並べたテラスがワイワイガヤガヤ一杯になります。新鮮で脂ののった丸々と太ったイワシはとにかく旨い。普通はパンがお供なのですが、セビリアの人々はカンパンのような固パンを齧りながら、ビールなどで流し込む。そのとき使うのがトイレットペーパー、手を拭くのは当り前ですが、これで挟み捻りながら身をほぐす。とても実利的であり要を得ています。これもスペイン人の感性といえます。
Click:昨日は片桐先生と近くにオープンしたハンバーガー屋さん「レインボーグリル」にいってきました。やはり専門店だけあってとても美味しかった、数年ぶりにハンバーガーなるものを食べました。なんとなく若者たちの食文化、大口を開けて食べるのは苦手でした。それにしても南館山は元気ですね、次から次へと新しいお店ができてきました。

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2013年12月28日

春の季語、カタツムリ。

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カタツムリ料理といえばエスカルゴを思い浮かべますが、あれは高級料理、バターを使ったいかにもフランス料理なのですが、南スペインではもう少しワイルドです。カタツムリの種類も違う。庶民は春咲き、雨が降った後、野原でカタツムリを集めてきます。それに小麦粉を水で軽く練ったなかに半日程入れておきます。小麦粉を食べることで内容物を出し、綺麗にします。それを今度は水にまたまた半日ほど浸けてしまいます。それを調理しますが、まずオリーブ油とニンニク、パブリカ、白ワインに唐辛子、塩を加えて煮込みます。ちょっと辛いのが旨い、グラナダにはこの専門店があります。食べ方は歯で殻に穴を開け、汁とともに身を吸い出します。ワイン、はたまたビールが進むこと請け合いです。初夏に向けての酒飲みの珍味といえそうです。
Click:今日はサガ電さんが工事にやってきます。残すところわずか、吹き抜け部分の照明を付けることになります。明日はスターダストさんが空調機器を準備してくれそうです。それに風の道さんも一部塗装の準備に来られるとのこと、今年も残すところ少なくなりましたが、最後の追い込みになりました、といっても工事は来年に持ち込まれ、足掛け2年目になりそうです。

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2013年12月27日

マノロ一家、大集合。

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スペイン人というかラテン民族はしばしば仲間や家族で会食をします。村では週末、郊外でバーベキューやパエージャを楽しみます。ペルシャの昔、ローマ時代から会食は文化でもありました。そんな風習がスペインでは脈々と今に続いています。この写真はまあ、やらせというか、大家さんの仲間が撮影のため集まってくださり、パエージャを作ってくださったのですが、パエージャは男の料理、そして家族が喜んで食べる、ということになるのです。パエージャを作るには時間がかかります。そこでちょっとしたおつまみが作られ、飲みながら食べながら皆で料理するのがスペイン流、アンダルシアの食文化は皆で楽しむことにあるようです。
Click:館山は花の街、花卉生産者が大変多い。これから花摘みに来られる観光客が増えてきます。昨日、金丸市長からストックの大きな花束が届きました。私が館山ふるさと大使として館山市のPR活動をしているお礼と解釈しています、ありがとうございました。そろそろポピーやマリーゴールド、菜の花が咲き始めています。ぜひ、ドライブがてら花摘み、イチゴがりをしながら食事を楽しみに訪れてください。

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2013年12月26日

ウズラのから揚げポテトチップ添え。

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なんとも食欲が沸かない盛り付けですね、これがスペイン田舎料理の基本です。スペイン人はこれで充分「旨そう!」と納得します。これは28年前、今ではバルセロナのエルブジのように世界的評価を得ているレストランもあり、今では盛り付けもレシピーも斬新的であり華麗ですが、庶民の食卓は基本、こんな姿なのです。日本人は豚をみて「旨そう〜」とは思いませんがスペイン人の目つきは充分に美味しく食べているのです。イギリス人はそのあたりを配慮し、豚はPIG,豚肉はPORKと呼び名さえ変えています。このあたりの意識の違いが、この写真のような料理の盛り付けになります。この企画はグルメ特集ではなく、庶民の食生活を取材しています。さすがブルータス、快く考え方を理解してくださり、この特集記事ができあがりました。
Click:取材は5人、制作費は数百万円、結局使い切ることはできませんでした。それにはじめ、安宿<私の常宿>に皆さんをお泊めしたのですが、寺崎さん曰く、「もう少しまともなホテルを」、結局五つ星に変更しました。でも、こんな企画ができたのも70年代、あの時代に不法就労、不法滞在を足掛け10年、祭り回りのテキヤ業をしていたからこそできたのす。ベトナム戦争が終結し、ヒッピーがヒッチハイクで旅をし、パリに亡命していた弱冠41歳のフェリッペ・ゴンザレス氏が社会党の党首になり首相になったのが1981年、自由を謳歌していた良き時代でした。このブルータスは1986年12月号でした。

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2013年12月25日

雑誌「ブルータス」で食紀行。

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もうこの取材をしてから28年が経ってしまいました。編集者は業界では有名な寺崎央氏、今年の春にお亡くなりに、先日、お別れ会が営われました。石川次郎さんやマガジンハウスの木滑さんが発起人になっています。心から冥福をお祈りします。寺崎さんとは仕事の後もお付合いさせていただき、多くのことを学ばせていただきました。おかげで、小学館の女性誌「マフィン」<廃刊>、講談社の女性誌「FRAU]など多くの雑誌で連載をすることになりました。それに「地球の歩き方」スペイン版の創設も手がけたり出版の仕事に多く携わっていました。多忙で大変な時期でもありましたが、充実もしていました。まあ、今はまさしく絵描き稼業に専念していますが、そろそろ一冊ぐらいはワインのあて、おつまみというかタパについての本を考えていました。どうなるかはわかりませんが、老舗の出版社社長さんが個展にいらして、「売れる!」、とひとこと、援助してくださるとのことです。そんなことも混じえて本のなかから少し、これからご案内させていただきます。
Click:昨日、贈答品として近くの庄司鮮魚店に鯵の天日干しを買いにいったところ、鯵の入荷が少ないと話していました。南房総といえば鯵、とても美味しいのですが今年の漁獲高は極端に少なかったようです。聞くところによると、海流の変化と水温の上昇が影響しているとのこと、なんとも怖い話ではあります。こんなことが常態化していくのだろうか。

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2013年12月24日

薪ストーブと仕事場。

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ようやく薪ストーブに火をいれ仕事机に描きかけの絵を載せました。思い描いていた姿になったのです。まだ、描き初めてはいませんが心の準備ができました。ひととき椅子に座り周りを見渡すと、2月、大量の親爺が残してきたあれこれを処分し、屋根の雨漏りを直し、粛々と作業を進めてきた半年の時間が思い出されてきます。多くの方々の援助がなかったらここまでたどり着けませんでした、皆さまに深く感謝です。といってもまだ工事は終わっていません、電気、ガス、空調、それに細かな作業、今になって思いついた更なる工事、とまだまだ皆さまの手助けが必要なようです。やはり開所式は5月かな?、スタジオを立ち上げることは、廃屋の再生計画といえど時間と資金がこれからも必要なようです。
Click:昨日、友人からとんでもない贈り物を頂きました。なんと28年前、雑誌ブルータスで特集した「食はアンダルシアにあり」をお受けしたのでした。私もかなりの部数をいただいたのですが、皆さまに差し上げ、気がつけば一冊も手元には無かったのでした。明日から少しご紹介しましょう、なにせ40ページ近い貴重な特集だったのでした。

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2013年12月23日

タマネギと大根の混植。

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大根の栽培は間引きをしながら元気な葉のものを育てる、が一般的ですし、大根の移植は無理とも云われています。そこで、間引きながら移植をしてみました。せっかくだからタマネギの苗と一緒に植えてみたのです。どうも植物たちも他の植生と一緒のほうが嬉しそうにみえるから不思議です。まあ、遊び心半分植えているのですが、大根は最初は頼りなく、育たない顔をしながら今では大根らしくなりました。今年は大根を沢山収穫できそうです。面白い混植の方法です。
Click:朝はどうあれスタジオに留まることにしています。足りないものがみえてくるし、何をどこに置くか、考えがまとまってきます。広いスペースのおかげで絵はがきの整理整頓が進んでいます。なにせ200種類弱あるので置き場所に困っていたのでした。まず、暖炉に火を入れるのですがこれがまた楽しい、燃えてくる間、なにをすべきか考えるのが良し。昨日は絵はがき整理でしたが、この作業はもう少し続くようです。

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2013年12月22日

ヨコハマの歌姫千尋<チヒロ>さんのライブ。

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昨夜、根本海岸にあるカフェ、「波音日和」でミニコンサートがありました。眺望抜群、水平線に沈むサンセットをゆっくりと一杯のカフェで楽しめる自然劇場なのですが、陽が落ちてからヨコハマの歌姫、千尋さんが日常の喜びを詩にし、歌を作り、語りかけるように歌いました。友、旅、愛、歌、身近なことを静かに、それでいてメッセージは充分、心に染み渡りました。久し振りにプロのライブを堪能しました。今、根本、白浜、南館山が熱いスポットになってきたようです。
Click:ライブ会場で久し振りに「バンパン」さんにお会いしました。天然酵母を使い、地道に美味しいパンを作っています。実は館山は美味しいパン屋さんが多い。午前中で売り切れる「橋本屋製パン店」、やはり天然酵母にこだわってパン作りをしている布良漁港にある「富崎ベーカリー」などがあります。バンパンさんのお話によると同業者同士、とても仲がよいとのこと、こんなお話は素直に肯けますね。なんとなく感じるのは移住組の人たちの食生活が新たなマーケットを作っているのではと思います。

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