2014年07月
2014年07月31日
日本では食べられない生の牛肉。
アムステルダムで見つけた運河沿いのカフェバルでナチュラルビアを飲んだのですが、そのつまみに頼んだのが生の牛肉でした。味はソーセージ仕立て、胡椒やナツメッグのような香辛料がきいていました。さすがオランダ、スペインには無い料理です。やはり北大西洋は湿潤な気候、それに水辺が多く牧草がどこでも生えていました。土地には土地の名品があるようです。
Click:実は館山の那古に母校開成の水泳部の宿舎があります。中一のときは全員参加、1週間の特訓は凄まじい訓練でした。おかげで3キロの遠泳も経験、どうにか泳げるようになりました。そこに同級生の水泳部OBが助手としてやってきていたのでした。連絡があり夜、食事をしましたが、学生時代の友人の会話は楽しいものですね、来年も再会を約束して宿舎を後にしました。
2014年07月30日
鮫のザンギ揚げ。
日本ではあまりお見かけしない南スペインならではの一品をご紹介します。cazon adobo, 要は鮫の肉を酢、白ワイン、香辛料」<多分オレガノやタイム>それに塩のタレ汁に漬け込んで小麦粉をまぶして揚げたものです。それにレモンを絞りかけて食べます。アンモニア臭もないし、美味しいタパになります。もっと日本でも鮫の肉が食べられると良いなと思っています。
Click:スペインの農産物といったら、ローマ時代の昔から小麦とオリーブ、それにブドウの栽培でした。当然揚げ物は当時から食べられていたことでしょう。同じような天麩羅は語源のルーツとなっているポルトガルの食べ方、基本的には同じものなのです。ただ、精進料理として食べられていた日本と、もっと自由に揚げ物をしていた国との違いが料理の差になったのかもしれません。ちなみにセビリアにはこのような揚げ物を量り売りするお店まであります。
2014年07月29日
車窓から見た麦畑。
ほんの2週間の旅でしたが、密度の濃い体験をしてきました、ということでいくつかをご紹介してゆきます。まずはこの蒼い空と地平線、見渡す限りの麦畑です。内陸部のラマンチャ地方ですが、それこそドンキホーテが闊歩していた大地です。麦はほとんど刈り取られ、光を浴びて黄金色に輝いていました。スペインが経済的に疲弊しているといわれながら、実はこんな豊かな農業国でもあるのです。
Click:スペインを1年半近く留守にしていたので、街の変化が良く見えました。今はバーゲンの季節、いつもなら人が溢れるお店もそんなに混んではいないのにまず驚きました。消費の落ち込みが感じとられます。しかしまあ、私はこれが普通の姿なのではと考えています。日本では消費税が上がって売り上げが落ちたといわれていますが、スペインの現状をみればたいしたことはないといえそうです。旅で感じることは自然や景観の美しさとともに、今の庶民の暮らしぶりが見えるのがとても興味深い。
2014年07月28日
アムスではインドネシア料理。
マドリッドのホテルにパスポートを忘れたりしましたが、どうにか無事にアムスへ、空港から電車でアムス中心街に、運河に沿って散策、そしてビールです。オランダのナチュラルビールの味は格別でした。つまみに牛生肉のソーセージ仕立て、まあ、タルタルステーキみたいなものですが美味しかった。いつか映像と雰囲気をお伝えできると思います。夕飯はやはりインドネシア料理、宗主国だったオランダはインドネシア人が沢山いるようです。写真は羊肉のココナツオイル煮、それにベジ料理とか、辛い料理をビールで楽しみました、少し酔っ払っていてボケボケですがご容赦を。
Click:米国系一流ホテルに泊まったのですが、部屋からのIT接続が4,000円以上しました。ということでブログが送れなかったのです、高すぎますよね、ご心配おかけしました。昨日館山着だったのですが、時差ぼけで行動が伴いませんでした。スーパーで鰻丼とにぎりを買い、ゆっくりと食事、日本の食べ物は落ち着いて楽しめますよね、それに量も丁度良い、さ、少しずつ体調を整え、お絵かきに畑仕事を始めます。
2014年07月25日
ペルー人に間違われて大変なことに。
いつものようにマドリッドの夜の徘徊、たまたま入ったペルーのレストランで地元の人と間違われ、頼んだ料理カベッシャが劇辛、海老や蛸、お魚をマリネしてコリアンダーで風味付けた一品、辛いの好きな私でも食べられませんでした。飲み物はピスコサワー、これがまた強いカクテル、急遽お水を頼みましたが、大変な思いをしてしまいました。これでペルーに行くことは無くなったようです。
Click:場所が変わるたびにPCをセットしなければなりません。昨夜、言語設定を間違えて入力ができなくなってしまいました。半分諦めていたのですが、シャケッコが直してくれました。マック派なのですがウインドウズを操るとは、感心至極、感謝のひとことです。もう、30分もするとバラハス空港へ、アムステルダムに向かいます。
2014年07月24日
2014年07月23日
地中海で海鮮料理を堪能しました。
地中海のリゾート、サロブレーニャの街で海鮮料理を食べました。といっても、午前中は不動産屋で打ち合わせ、それが長引き行くのを断念しそうになりましたが、なんとしても決行とやってきたのでした。イカのリング揚げ、サメのザンギ風空揚げ、アサリのワイン蒸しなどと、トロピカルサラダを食べましたが、残してしまいドギーバッグ、家に帰ってカバでゆっくりと味わい、充実の一日になりました。
Click:今回、登記簿ができ、そのうえ不動産屋さんとも打ち合わせができたのは幸運でした。それにしても煩雑な手続きが多いですね。実は宅建の免許を持っていて、日本での作業は大体わかるのですが、スペインはかなり違います。最後には本当に登記簿の内容と、家や土地が一致しているか、再び建築家の方が確認にきました。平面図だけでなく立面図を作るようです。それに権利関係も調べたり大変でした。
今日は滞在最後の日、持って行くべきスケッチを選び、ゲストハウスやスタジオを掃除します。2週間の滞在はあまりにも短か過ぎたようです。
2014年07月22日
ヨーロッパならではのコレクション。
バルのカウンターには地中海のあちこちの港町で購入した漁船のミニチュアが置いてあります。スペイン、ギリシャ、トルコ、ポルトガル、そしてチュニジアです。他にスペインの北大西洋側のカツオ船もあるのですが、これは暖炉の上に置いています。こうして見ると色や舟艇の姿に美しさがあり、漁業へのこだわりが感じられます。ここで飲むお酒が更に美味しくする景色です。
Click:カバの酔いにひとこと。ワインにしろビールにしろ酔いは同じにみえますが、実は大いに違います。炭酸ガスが影響しているのか、ほんのりとした軽く、それでいて酔いが長い、かなり気分の良い時が得られます。今回のスペイン滞在は短くほとんど実質10日間、というわけで毎日カバで酔っています。
今日は念願の地中海にいってきます。相棒は泳ぐ水着が無いと慌てていますが、まあ、どこかで買うことができるはずです。地中海には行きつけの美味しいレストランがあるのです。
2014年07月21日
鈴生りの胡桃たち。
大きく育った胡桃の木が2本あります。どちらも実は小さいのですが、まさしく鈴生り状態、まん丸な青い果実が沢山稔っていました。去年の実をジョンが収穫し、家に置いてありました。早速、金槌で割り食べてみましたが美味しいのひとこと、後を引くままにいくつも食べてしまいました。嬉しい畑の果実たちでした。
Click:登記簿はできたし、帰りのバスの切符も入手、それにマドリッドの宿も格安で購入、アムスの宿もヒルトンのデラックス部屋が半額で泊まれることになりました。そこでお祝い、コドルニュウのピノノアール100%のカバを朝から飲みました。薄っすら黄金色、ピノ特有な芳醇な香り、やはりノーブルそのものです。つまみはプラム大のダークチェリー、豚骨付きを塩・胡椒に少し酢と黒砂糖を加え、日本酒とオリーブ油でじっくりと煮たもの、ジンギスカンのタレで野菜を煮たものなどで飲みましたが、一日気分爽快でした。贅沢な早めのブランチでした。
2014年07月20日
本物の生ハム色。
日本も生ハムブーム、今ではどこのスーパーでも簡単に買うことができます。でも、本当に美味しい生ハムとなると難しいし、その基準がどこにあるか、真面目に考えると更に難しい。そこで端的にコストパフォーマンスが良く、これだという例を写真でお見せします。まさに新しい生ハムを切り出した一番旨そうなところをタパで頼んだ一品です。これとビールが一杯ついて200円です。さすが生ハム生産地だけあります。昨日は友人たちとグラナダの街でお寿司を楽しんだのですが、こちらは日本に比べて高かったようです。
Click:まず、帰路のバスの切符、マドリッドまでを購入し、一安心、そして日本の友人たちのお土産を購入しに百貨店、コルテイングレスに行ったのですが、只今セールス中、おもわず10本ほどワインを買ってしまいました。こうして酒蔵庫は増えてゆくのです。やはりスペインはワイン天国のようです。