2017年01月
2017年01月31日
少しだけ草取り。
草をぬかず、自然に任せた農法があるのですが、ニンニクやスイスチャードを育てているところをそのままに、と思ったのですが、やはり駄目でした、まずは鍬で簡単にではありますが、うなってしまいました。やはり成長が阻害されるようです。今度は時間のあるときに、手で抜きながら綺麗にしようかと考えています。ま、畑仕事は理想と現実の間で進んで行くようです。
Click:畑は果樹の苗だらけなのですが、数には入れていませんが、その他の苗木も植えました、ローリエです。活着するか心配していましたが、しっかりと根付いたようです。簡単な野菜スープを料理するとき、この葉が一枚入るだけで格別な味わいになりますし、カレーには必須ハーブですよね。スペインの家には大きなローリエの木があり重宝していましたが、館山でも育ってくれそうです、果樹も良いのですが、こんな面白い存在もあったようです。
2017年01月30日
2017年01月29日
アメ横でゆっくりと買い物と街探訪。
ギャラリー5610さんはどうもお休みのようで電話にでられませんでした、ということで、ゆっくりとアメ横界隈を見て回りました。まずは二木の菓子店でのお買い物、今回は荷物も多かったので買ったものを宅配便で送ることにしました。そしてぶらりと歩くと食べ物屋さんに変化が起きていました。中国人による中国人のためのお店が急に増えていたのです。豚の尻尾から鶏の足までの甘辛煮、中国の地方の名前を冠したおそばと、魅惑的な屋台が出来ていたのでした。裏通りは浅草の飲み屋街のような賑わいが生まれていました、これからの楽しみが増えてゆくようです。
Click:大事な資生堂パーラー特別室での講話は無事終わりました。「地中海の食紀行」と、小麦、オリーブ油、宗教に寄る禁食、保存食、そしてお酒の話を30分でしたがお話をしました。そして素晴らしいフルコースの食事、さすが資生堂さんでした。この機会を与えてくださったタウン誌、「銀座十五番街」の編集長、江波戸千枝子さんには深く感謝申し上げます、ありがとうございました。
2017年01月28日
これから上京し、資生堂パーラーで講話。
やはり場所がらジャケットは必要だし、ジーパンも新調、こざっぱりとした格好で向かうことにします。といっても時間を作り、アメ横には行きたいし、南青山のギャラリー5610で個展のためのお話をしにもゆきます。上京するとなるとあれこれやりたいことがあるものですね。講話の内容はこれから整理し、PC入力、プリントアオトして持ってゆくことにしました、ひと仕事です。
Click:結局植えた苗木はライム8本、ダイダイ4本、紅甘夏3本、レモン<リスボン>2本金柑3本、梅<白加賀>10本、イチジク<桝井ドーフィン>14本、フェイジョア2本と46本も植えました。あとは無事に活着してくれることを祈るばかりです。防寒のため籾まで撒き、万全を期していますが、さて、どうなるかです。毎日朝一番、畑を散歩するのですが、楽しみが増えました、なんとも嬉しいものです。
2017年01月27日
明日は資生堂パーラーへ。
明日、銀座7丁目、8丁目のタウン誌「15番街」のお引き立てで、資生堂パーラーにて食事をしながらのトークショーをおこないます。演題は「地中海食紀行」、歴史的背景や気候風土による特徴的な食文化をお話します。小麦、オリーブ油、宗教による禁食、塩タラ、お酒にまつわる内容を30分でお話します。自ら歩いて知り得た事実を紡ぎながら楽しんでいただきます、さて、どうなるか、今日はそのレジメを精査します。
Click:再び個展のときに食べていただいたオリーブ漬けのお話です。プチホテル、「ラティパッサ」で収穫され、ひとつひとつ実を割り、3ヶ月ほど塩漬けされ、アクを除いたものを頂き、それで作ったオリジナル物です。色味を考えクコの実を、歯ごたえを考えて支那竹を、そしてニンニク、ピーマン、タマネギなどを合わせてオレガノなどの香辛料を混ぜ、ワインビネガーで漬け込んだのです。日本でもようやく生のオリーブの実が手には入いるようになりました。こんなオリーブ漬けが普通に食べられるようになるのもそんな遠い未来ではなさそうです。
2017年01月26日
イチジクの移植は14本。
かなり苦労しての桝井ドーフィン種の移植でしたが、どうにか終わりました、あとは無事に活着してくれるかどうかです、なにせ挿し木だっただけに、発育不良や根の養生が上手くいかなかったり、問題を抱えた苗があったのです。しかし、楽しみが一気に膨らみましたね、成長の早いイチジク、もしかしたら今年にも収穫ができるかもしれないのです。木を植えるって楽しいですね。
Click:オリーブ漬けつながりでタパを紹介しています。魅力ある中年女性がひとりで賄っている、中年男性の溜まり場になっている店が有り、そこのタパがまた魅力的なのです。パンのうえにのっけたチーズの卵衣揚げ、なかなかのものなのですが、やはりオリーブ漬けが添えてあります。このようにオリーブ漬けは必ずと行ってよいほど国民食であり、お酒の友なのです。オリーブは油を絞るだけではないことが良くお判りかと思います。
2017年01月25日
桝井ドーフィン種の移植。
去年、花卉栽培農家の飯田千昭さんと絵との交換で頂いたイチジクの桝井ドーフィン種20本ほどの挿し木を育成していたのですが、半分強が大きく成長しました。それを今、移植中なのです。敷地内のあちこちに植えているのですが、掘り起こし、移動させ、植え込む作業はなかなか進みません、でも、やらねばならない、ま、忍耐をもって仕事を進めます。どのように成長するか楽しみですからね。
Click:またまたオリーブ漬けのお話です、このようにスペインでのタパには本当に良くついてくるのです。メインはジャガイモ・オムレツ、トルティージャです。これとバゲットの一片、ビールと一緒で200円程度です。やはりこだわりのオリーブ、ひとつづつ割って塩漬けでアク抜きしてあります、これではビールが進むわけです。
2017年01月24日
引き続き苗木を19本植えました。
少し寒く、雪までちらついたのですが、苗木を植えました。ライム8本、ダイダイ4本、紅甘夏3本、種無し金柑3本、白加賀種の梅1本、さすがに大変でしたが、充実感はありました。仕上げには籾殻を撒き、寒さ対策をし、たっぷりと水を与えておきました。さて、春の訪れとともに元気に芽吹いてくれると有難いのですが、ま、天に運を任せるより仕方がありません。毎日挨拶に行き、ご機嫌伺いをするつもりです。残すは桝井ドーフィン種のイチジクの移植です、今日から始めます。
Click:写真はミシェランの一つ星を持っている、カピレイラ村に有るレストランのタパ、コロッケが主役なのですが、お話したいのは添えられたオリーブ漬けです。拡大して見るとわかりますが、オリーブはひとつひとつ割られています、さすがに一つ星、こだわりのオリーブ漬けなのです。塩漬けでアク抜きするのですが、少しえぐ味が残ってしまうのですが、、これが旨味、先日の個展オープニングには同じものをお出ししました。
2017年01月23日
肉体労働は良質な睡眠を作るようです。
ようやく川上種苗店から苗木を運び、植え始めました。まだ寒い日が続き、心配ではありますが、暖かくなれば発芽し始めてしまいます。ということで白加賀種の梅を9本と、リスボン種のレモン2本をどうにか植えることができました。まず水をたっぷりと穴に注ぎ込み、牛糞を混ぜた土で埋めます。簡単なようでかなりの力仕事、がっくりと疲れ果てます、ご褒美はバタンキューと寝ることができることです。まだまだ苗木はあります、今日も同じ作業を続けます。
Click:葉物野菜のなかでも、サンチュは強靭な植生、虫も付かないし、しっかりと成長してくれます。といっても寒さには弱く、なかなか大きくなりません。イノシシ君のおかげで超遅蒔き、でもこのように形になってきました、あと1ヶ月もすれば食べられそうですね、暖かさがやって来れば、畑は急に賑やかになりそうです。
2017年01月22日
食事処「おらが」の旨いものとは。
友人と「おらが」にいったらカスベことエイのフライがでてきました。これがことのほか美味しい。それにこんな食材が使われるところは他には無い。マヒマヒことシーラのフライも他では食べたことがない。今、サメがあるらしい。スペイン人は大好きで、酢にクミンやオレガノを加えたなかに漬け込んで、フライにして食べる、アドボというのだが、料理してもらえるかな?ま、旦那さんが漁師だからこそ味わえる数々の珍味、ぜひ寄ってみてください、500円ランチです。
Click:冬のさなか、水菜がようやくそれらしくなってきました。本来、春蒔きなのですが、虫たちが大好きで無農薬では栽培不可能なのです。といっても寒さのなか、成長は遅々として大きくなりませんが、植物の生命力は素晴らしい、いつか食べられそうです。こんなことは、何回か失敗したからこそ編み出した畑の知恵といえそうです。