つるた淡水真珠店〜起業日記〜

つるた淡水真珠店のブログです。店長が50代で新しく開業しました。今までにない宝飾品としての最高級な淡水真珠を販売しています。中国の諸キ市から輸入しており、中国情報や中国輸入などについてと開業についてブログを書いています。

日本初の最高級品質の淡水真珠ネックレス販売店。
ついに2月2日から Kibidangoでのクラウドファンディングプロジェクト
(http://kibidango.com/942 )が スタートしました‼️
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ダイヤモンド③

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29時よりどこよりも格安で高級淡水真珠を提供します!
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ここでは淡水真珠以外の宝石についてちょっと変わった視点で
淡水真珠専門店から、同じ宝石について趣味の範囲で紹介します。



今回はダイヤモンドについての解説③です。

 



【ダイヤモンドの美しさを目指した宝石たち】

ダイヤモンドにも似たような物質が数多く存在します。 昔はガラスをダイヤモンドと称して売っているようなこともあったそうですが、現在はそんなことはないでしょう。
ではガラスとダイヤモンドは何が異なるのでしょう。

ダイヤモンドが美しい理由を科学的に解説すると、一番大きな違いは屈折率の違いになります。 空気の屈折率を1とすると水は1.3、ガラスや水晶は1.5程度です。その中でダイヤモンドは2.4と高度な屈折率を誇ります。 屈折率が高いと何が起こるのか。 少し中学の物理を思い出して見ましょう。 屈折率の高い物質に空気中から光が斜めに入り込むと屈折率の高い物質では光は垂直に近くなって進みます。 逆に屈折率の高い物質から外に出ていく場合は光は進行方向から大きく傾くことになります。


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ここからが大事ですが、この場合ある程度垂直から傾いた光は外に出ていくことがなくなり、全反射といった現象が起きます。 詳しい説明はwikipediaに譲りますが、つまりダイヤモンドに入った光は簡単に出て行かず、よく反射されると言うことです。

この現象は屈折率が高いほど起きやすくなります。 その全反射という現象が起こりやすいように(入射角が24度以下)計算されたカットがダイヤモンドで有名なブリリアントカットです。

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そのためブリリアントカットのダイヤモンドはキラキラときらめくように輝くのです。
ガラスや水晶を同じように加工してもこのきらめきは出せないのです。
ここにダイヤモンドの美しさがあります。



さてダイヤモンドの美しさは屈折率にあることがわかりました。
つまり人工で透明な屈折率の高い物質を作成できればダイヤモンドに近い美しさが手に入るとのことです。
ダイヤモンドの希少価値は昔からよく知られており人はその美しさを目指して様々な宝飾品が歴史上開発されてきました。



①クリスタル(鉛ガラス)

まず一番最初に宝飾品業界に登場した人工宝飾品といえば鉛ガラスです。 ガラスの屈折率は通常1.5程度ですが、ガラスに鉛を混ぜることで密度を高め、屈折率を飛躍的に高めることができます。
高品質の鉛ガラスを作成するのには技術が必要であり、これらは総称してクリスタル(ガラス)と呼ばれます。 バカラやスワロフスキーが有名です。 特にスワロフスキーは宝飾品としての進出も有名であり、ダイヤモンドのイミテーションではなくスワロフスキーのブランド名で勝負をしています。

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*バカラグラス

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*スワロフスキー ロゴ



②ジルコニア

そしてよりダイヤモンドの美しさを目指した人工宝石が発見されました。
1970年代より大量生産が可能となったジルコニアは屈折率がダイヤモンドとほぼ同じであり、比較的安価で大きな結晶が作られることから現在の宝飾品業界ではダイヤモンドのイミテーションとして大きな市場を占めています。
美しくブリリアントカットされたジルコニアは肉眼ではダイヤモンドとの鑑別は困難です
これはこれで宝飾品として意義のあることだと思われますが、その美しさを強調し、さも価値があるように騙している表示が多いのも問題であると思います。 例えば「czダイヤ」と称して販売していたりします。 例えば「最高のカット、クラリティ、カラーをもった大きな1ctのczダイヤが入荷しました」といわれれば騙されてしまう人も一定数いるでしょう。 消費者庁も注意喚起を出しており、注意が必要です。

③人工ダイヤモンド

そして現在では人工ダイヤモンドが登場してきました。 人工ダイヤモンドは地中深くの環境を人工的に再現し、人工的に作り出した結晶です。
カラー:H以上、カット:ベリーグッド以上、クラリティ:VS2以上、0.5カラットの人工ダイヤモンドは700ドル程度であり日本円で8万円程度です。
blue nileと比較してさらに半値程度の値段になっています。 人工ダイヤモンドはアメリカなどでは流通が盛んになってきており、artificial diamondと呼ばれています。 blue nileと同じような形態で販売されており、日本まで配送してくれます。
人工ダイヤモンドは比較的不純物などのインクルージョンも少なく高品質のダイヤモンドが多く作られます。
物質としての特性は天然物と同じであり、天然物と比較するとインクルージョン自体がダイヤモンド全体に均質に広がっているものが多いですが(つまり小さな他の鉱物の混入などが少ない、全体的な黒炭の混入などが多い)、インクルージョンの違いでは天然と人工で鑑別困難です。

ジルコニアやクリスタルは物質自体が異なるため、屈折率や熱伝導率などの特性が異なるため鑑別は機械で比較的安易でした。
しかし人工ダイヤモンドは技術の発達とともに鑑別困難になることは間違いないでしょう。


【ダイヤモンドの今後】

さて、物質としての差は全くなくただ天然物というだけで天然ダイヤモンドは現在の価値が保てるでしょうか?
ルビーやサファイヤは人工合成方法が確立してもその値段はあまり落ちていません。
現在ダイヤモンドはデビアス社など天然のダイヤモンドを取り扱っている会社を中心として合成ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの棲み分けを図ろうとしています。
自分たちが積極的に合成ダイヤモンドを取り扱うことで具体的には安価なジュエリーには合成ダイヤモンドを、高級ジュエリーには天然ダイヤモンドをということです。

しかし、真珠は養殖方法が確立された時に同様な動きがあり、天然真珠は養殖真珠より価値があるといわれていました。
しかし天然と養殖の真珠に差が見出せず、養殖法が確立する以前は貴族や王族のジュエリーとして現在の100〜1万倍も価値があった真珠は一気に庶民の手に入る宝飾品となりました。

今後ダイヤモンドがどのような運命を辿るのかはまだわかりませんが、今後のダイヤモンドの動向を興味深く見守っていきたいと思います。

ダイヤモンド②

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ここでは淡水真珠以外の宝石についてちょっと変わった視点で
淡水真珠専門店から、同じ宝石について趣味の範囲で紹介します。



今回はダイヤモンドについての解説②です。




blue nileの登場】


ダイヤモンド市場でデビアス社の市場が崩れると同時に一昔前ならば許されなかったであろう格安ダイヤモンド会社が市場に登場しました。



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1999年に創業したblue nileは日本では知名度があまり高くありませんが、世界最大のインターネット専門の宝飾品店です。

2015年に初めての店舗がニューヨークにオープンしましたがそれまでは実店舗を持っていませんでした。


blue nileの特徴はいままで秘密にされていたダイヤモンドの値段設定を明確にしたところです。
デパートで、
「このダイヤモンドはカラーもFでやや値段も張りますが、それに綺麗ですよ、お買い得です」
と言われた際にそれが本当にどうであるかは全くわかりませんでした。

そんな市場に殴り込みをかけたblue nileは宝飾品業界に衝撃を与えました。

 

よくダイヤモンドは4Cという質を表す言葉があります。

カラー、クラリティ、カラット、カットという4つの評価基準がありその良し悪しで値段が決まります。
 

そしてダイヤモンドの価値はここにしかないことを客に強く訴えたのです。

当たり前ですがダイヤモンドの世界においてハイブランドで買ったダイヤモンドも、blue nileで買ったダイヤモンドも全く同じダイヤモンドです。

そのことを知ってもらうことで、blue nileはよく売れるようになったのです。



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blue nileはダイヤモンドの形や、出せる値段、カラットなどを指定しそれ条件に応じてダイヤモンドを購入することができます。
そして購入したダイヤモンドは好きな台座と組み合わせることで指輪となります。



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* 0.5カラットで自分が買いたいと思うダイヤモンドルース
 
 

通常一般にパッと見て肉眼で違いがわからない、カラー:H以上、カット:エクセレント、クラリティ:VS2以上、0.5カラットのダイヤモンドであればルース(ダイヤモンドのみ)で13万円程度~(20191月)です。ここに指輪の金属代を乗せて25万円未満で0.5カラットのプラチナの指輪が手に入ります。


とても日本の販売店では太刀打ちできない値段です、ハイブランドジュエリーと比較して半額程度でありブランド料がどの程度値段をつけているかよくわかります。

ちなみにblue nileは日本にも配送してくれますが(日本語のホームページもあります)、ルースなら消費税、指輪が台座に乗った状態ならば関税(15%)と消費税がかかります。


blue nileに少し不満を言うのならば、リングに可愛いものが少ない印象があります。
ここら辺は国産ブランドなどに競争優位性がある印象です。 

しかし、この価格差は非常に魅力的です。

blue nileホームページ:
https://www.bluenile.com/jp/ (日本語)






そしてついにこのようなサービスは日本でも開始されました。

BRILLIANCE+という会社です。

ちなみにつるた淡水真珠店の従業員の婚約指輪もBRILLIANCE+でつくりました。
当時は福岡店がなく東京まで行って作ったとのことです。


スクリーンショット 2019-02-07 20.47.02


つるた淡水真珠店という宝石を普段見ている店からのアドバイスです。

ダイヤモンドの指輪ですが、もし婚約指輪として購入するのであれば、カット、カラー、クラリティは少し妥協しても大きいものを選ぶことをお勧めします。

婚約指輪は結婚式などで使用します。その際に他人の指輪などはじっくりと見ることはありません。

どのブランドの婚約指輪なのかなども聞くことはありません。

ただ大きさのみは一目で見てわかるのです。


カラー:H以上、カット:ベリーグッド以上、クラリティ:VS2以上これであればまず問題ないと思います。

(クラリティはまだ下げても問題ないのですが、あまり不純物が入っているとそこを起点とした衝撃でダイヤモンドが割れる可能性がわずかにあります。目に見える程度の内包物は避けるのがいいと思います:エメラルドなんかは不純物入りまくりでもそういうものしかないので気にしないのですが‥)

それ以上は個人のこだわりでしょう。


淡水真珠もそうですが、宝石を買うときの基本は近いランクの宝石を見比べることです。

BRILLIANCE+は気になったダイヤモンドを直接見学に行くこともできます。

いろいろ教えてくれますし、質と値段の違いについて勉強になると思います。
(当店はBRILLIANCE+と全く関係ありません) 

 

BRILLIANCE+ホームページ:https://www.brilliance.co.jp


ダイヤモンドや宝石の購入についてのアドバイスですが、
大事なことは本当に好きなものを買うことです。
宝石はブランドではなくその石に価値があります。


ダイヤモンド①

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29時よりどこよりも格安で高級淡水真珠を提供します!
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ここでは淡水真珠以外の宝石についてちょっと変わった視点で
淡水真珠専門店から、同じ宝石について趣味の範囲で紹介します。



今回はダイヤモンドについての解説です。



Brillanten



【ダイヤモンドとは】


ダイヤモンドとは世界で最も流通している宝石であり、最も人気のある宝石でしょう。

美しく、高価で、結婚指輪などでも人気ナンバーワンの地位は間違いありません。



ダイヤモンドの特性として屈折率が高く、熱伝導率が高いということがあります。

成分は鉛筆の芯と同じ炭素でできていますが、強い結晶構造により天然の物質では最も強いモース硬度(引っ掻きの強さ)を誇ります。

成分は炭素ですが、その物質の安定性から少し火に炙った程度では変化しません。

ダイヤモンドを燃やすにはバーナーと高濃度酸素が必要です。(が、火に入れると割れるかもしれません、また表面は曇るかもしれません)





ちなみにダイヤモンドは引っ掻き傷に強いだけで、金槌で叩くと普通に割れます。
傷がつきにくいことと割れにくいことは別の強さです。
(むかしトリビアの泉で実験をやっていました) 



ダイヤモンドは実は世界で一番採掘されている宝石であり、

その他の宝石、例えばルビーやサファイヤなどの採掘量と比べるとダイヤモンドの採掘量は何倍も多い量になります。


それではどうしてダイヤモンドはそんなに値段が高いのでしょうか?

ダイヤモンドの価値は埋蔵量や採掘のしやすさに比較して明らかに過剰と思われます。





【ダイヤ流通の秘密】


地中奥深くで生産されるダイヤモンドは昔は川などで偶然に発見されるような鉱物であり世界のダイヤモンドは昔から値段が高価でした。


その時期が変わってきたのは1800年代後半。

機械が発達してきたのと同時に大規模ダイヤモンド鉱山が発見されたのがきっかけです。


そのダイヤモンド鉱山を買うことで利益を得たデビアス社は新しいダイヤモンド鉱山を次々と買って行きます。

そのような鉱山買収を繰り返しデビアス社は世界のダイヤモンドの流通の90%を占めるようになりました。
 

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ダイヤモンド市場はいわゆる独占状態となり、世界中の宝飾会社はデビアス社に頭を下げてダイヤモンドを売ってもらう時代が長く続きました。

デビアス社が売りたい会社にのみダイヤモンドを売り、ダイヤモンドの価格を高値で維持したのです。値段の維持のために中古ダイヤなど格安販売を行う会社にはダイヤモンドを卸さないなんてことも平然とやってこられました。
 


しかし時代は少しずつ変わってきています。

近年になり巨大なダイヤモンド鉱山が新しく次々と発見されています。

特にロシアやカナダなどでの新しい鉱山のダイヤモンド埋蔵量はそれこそ現在の採掘量の数千年分とも言われています。

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近年ではデビアス社を通らないダイヤモンドも多く、デビアス社のシェアは50%程度まで落ちています。

そのため最近ではこのようなサービスが登場しました。

(疲れたのであしたに続く‥)
 

プロフィール

tsuruta_pearl