tt222のブログ

脳内出血発症からの23年にわたる闘病記録

雑記帳 (342)

 今週のことわざ(289)    「即時一杯の酒」
 解説: 死んでからの名誉よりも、今すぐ一杯の酒を飲ませてもらう方が有難いということ。
 感想: 現在私は毎日の夕食のときに必ず缶ビール1本を飲むことにしている。
これは高齢者の健康維持には缶ビールが欠かせないことを私が発見したからである。
 そういえば昔は「私の主食はビールです」が口グセだった私だが、たいした酒好きではなかったはずだ。
 というのは私が大学1年のときに酒で大失敗をして、お陰で深酒が出来ない体になったからである。
 もう半世紀以上も前の話になるが、私は大学入学後に福井県の学生寮に入り、すぐに「新入寮生歓迎コンパ」が開かれたので酒を飲んだことのない私も参加した。
 そして翌朝、自室のフトンのなかで目を覚ました私はたまげた。
 なんと私は片足に革靴をはいたままで寝ているのである。
 しかも革靴にはべっとりと黒いドブ泥が付着して異臭を放っている有様だ。
 後でもう片方の革靴を探すと、玄関の下駄箱の上に転がっているのを見つけた。
しかしこちらも黒いドブ泥にまみれているから、どうやら私はコンパ終了後にとんでもない所に足を踏み入れたようである。
 つまり私は寮の前にある汚い溝に入り込んで、かなり歩き回ったらしい。
 しかしこんなひどい失敗を経験すると、どうしても酒が恐くなって常にブレーキがかかるのも当然だろう。
 だから意志の弱い私が大酒飲みにならなかったのは、間違いなくこの大失敗のお陰だと思っている。
 とにかく酒を飲みすぎると人間が変わってしまうので、十分注意すべきだろう。
 

 

雑記帳 (341)

 今週のことわざ(288)      「総領の甚六」
 解説: 長男・長女は大事に育てられたので、その弟妹よりもお人好しでおろかだということ。『広辞苑』     なお総領とは家名を継ぐべき子をいう。
 感想: 私は三人兄弟の長男で、弟と妹がいる。
 現在この三人がともに70代を迎えて健在なのは、非常にうれしいことである。
 だから私には「あの世」で喜ぶ父の顔が見えるような気がするのだ。 
 ところがである、特に大事に育てられたわけでもない私が、ひどいお人好しになったのは何故だろうか。
 私の超のつくお人好しぶりについては前にもご紹介したが、もう一度私の恥をさらすことにします。
 これは長男が生まれたばかりの頃のエピソードだが、名古屋の社宅に住む私を百科事典のセールスが訪ねてきたことがある。
 このとき妻が不在だったのが不運のもとだが、私は彼を部屋に入れて冷えたカルピスまで用意してやったのだ。
 そして結局私は、彼の口車に乗せられて高価な子供用「英語百科事典」セットを購入することになる。
  それにこの高額商品は一度も利用されることなく廃棄されたのだから、私は一段と自分に腹が立つのである。
 しかし現在の私はもうお人好しではないと思っている。
 というのはこの感覚は脳内出血発症によって消去されたに違いないと思ってるからだ。
 とにかく今の世をお人好しが生き抜くのは不可能だろう。


雑記帳 (340)

 今週のことわざ(287)     「糟糠の妻」
 解説:貧乏な時から連れ添って苦労を共にしてきた妻。 『広辞苑』
 なお糟糠とは酒かすとぬかのことで、粗末な食物をいう。
 感想:私たち夫婦は昨年の春に「金婚式」を迎えることが出来たが、二人の忍耐力は相当なものと言えるだろう。
ところがである、私たちが結ばれるきっかけになったのは、51年前に母が軽い乗りで言った一言だったから人生とは面白いものである。
 あのときはたまたま妹の縁談が進行中だったが、その仲人さんに母が言ったのだ、「ついでに兄の分もお願いします」
 しかし驚くことに、この母の一言がなければ今の私はないのである、生きていないのだ。
というのは私が45歳で脳内出血を発症したとき、最初の医師が私を診察して「脳に大きな血腫が出来て片目の瞳孔も開いてるのでもうダメでしょう」と言ったが、妻が「納得出来ませんので別の医師に診てもらいます」と言ったからである。
お陰で私は命拾いをするのだが、もし妻が素直で従順な性格の女だったらこうはいかなかったろう、あのときは絶対に妻でなければならなかったのだ。
 とにかく何事も簡単にあきらめるべきではないと思う、最後の最後までねばれば状況が変わることもあり得るのだ。
 
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