tt222のブログ

脳内出血発症からの23年にわたる闘病記録

2012年05月

雑記帳   (3)

格言    最近ときどき思うのだが、私が25年に及ぶ闘病生活に耐えられたのは大昔に出会った一つの格言のお陰だったような気がする。
 いやきっとそうに違いない、あの格言は私の性格形成に大きな影響を与えていたのだ。
 なお「格言」の意味を『広辞苑』で調べてみたら、深い体験を踏まえ簡潔に表現した戒めの言葉とあった。
 ところで半世紀以上も前の話になるが、当時高校3年だった私は父が定期購読していた『リーダーズ・ダイジェスト』誌の「格言集」欄をいつも楽しく読んでいた。
 短いが内容の濃い文よりなる格言が私には新鮮に映ったのだろう。
 そしてあるとき私はこんな格言に遭遇した、
 「バスと女は追いかけるな、次のがすぐ来る」
 当時まだ純真だった私は、このしゃれた文句がとても気に入り心に深く刻み込んだようだ。
 そしてこのとき私が強く決心したのは、たとえどんなに悪い状況に遭遇しても決して動じぬ人間になるぞということである。
 やがて月日が流れて、私はどんなときでも絶対にあわてない男に育っていったようだ。
 そんなわけで25年前に脳内出血を発症したときも、私が毎日リハビリ中の自分に言い聞かせたのは「あせらずあきらめず」である。
 ところがである、格言が常に正しいことを言ってるとは限らぬから要注意だろう。
 というのは私が今の妻に出会うまでの4年間は、私にまったく女っ気なしだったからだ。
 つまりいくら待っていても、私に近づいてくる女性は一人もなかったのだ。
 

雑記帳   (2)

ケータイ    2,3日前の朝刊に総務省の発表についての記事があった。
 それによれば携帯電話の普及率がこの3月で一人1台を超えたそうだ。
 詳しく言うと、日本の携帯電話契約総数は1億2820万5千件であり、全人口に対する普及率は100.1%となる。
 普及率が100%を超えた原因はどうやらスマホの急速な普及にあるようだ。
 しかし私は「木枯らし紋次郎」ではないが、「あっしには関わりのないことで」と言いたい。
 というのは私は今までに一度もケータイを使ったことがないからだ。
  これは本当のことで、今や古希を過ぎた私はケータイどころかポケベルさえ持ったことがまったくない。
 特に現在の私は「365連休の身」だからケータイなど必要ないのである。
 そういえば私はクレジットカードも使った覚えがまったくない。
 これは25年前に脳内出血を発症して以来、「ぼけた頭がカードを持つのは危険よ」と主張する妻が私にカードを持たせなかったからだ。
 そんなわけで私は死ぬまでケータイやカードを使わないだろうと断言できる、必要ないのだ。
 このデジタル全盛の時代に、生涯ケータイ・カードなしで生きる自分が何か「天然記念物」の一種に思えてきた。

雑記帳   ( 1 )

「雑記帳」   今回よりこのブログのタイトルを「雑記帳」に変えます。
 これは思いついたことを何でも書いてやろうとの魂胆からだ。
 ところで「雑記帳」という言葉は今では死語だろうと思った私だったが、念の為にネット検索で調べてみた。
 すると「雑記帳」とは秩序だてずにいろいろなことを書きつけておく帳面とあった。
 へえ今でもまだ「帳面」という言葉は生きているのかと驚いた私だったが、半世紀以上も前に私たちは確かに「ノート」ではなく「帳面」と言っていたはずだ。
 一方『広辞苑』で「雑記帳」の意味を調べてみると、種々の事を書き記しておく手控帳との難しい説明があった。
 そんなわけで私はここで日ごろ感じたことや身の回りに起きた事などを手当たり次第に取り上げていきますが、あくまでも脳のリハビリが目的のブログですから、気楽で無責任な文を並べることになりそうです。

脳内出血からの25年 (154)

おわりに    3年前の5月10日にスタートした私の闘病記録ですが、今回で終了となります。
 私は壊れた脳を修復するための最終コースにこのブログを選んだわけだが、どうやら狙いは当たったようだ。
 というのはこの3年間で私の脳機能はかなり成長したように思えるからだ。
 といってもこの感覚は当の本人にしか分からないものであり、「自画自賛」と言われても仕方ないだろう。
 しかし最後にこの25年間のリハビリ生活から得られた結論を一つだけあげると、壊れた脳の修復にもっとも効くリハビリ手段は会話と作文であるということになる。
 そんなわけで私は今後もブログは続ける予定だ、ネタ切れになるまでだが。
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