2008年03月

2008年03月31日

『燻し銀河』5

058fd426.jpgそんなわけで昨日宮沢賢治の『銀河鉄道』をモチーフにしたカムカムミニキーナの過去の話題作『燻し銀河』を天王洲銀河劇場で観て来ました。飛田給で京都戦を観戦後、渋谷から埼京線〜りんかい線で天王洲アイルへ。その間に雨はどんどん本降りに。銀河劇場は初めてだが、A席じゃなくて良かった。今回S席で前から5列目のど真ん中でばっちり観れたのだが、見上げて見ると3階席はオペラ上演を意識しているのか、えらい高さからステージを見下ろす形でどう考えても良く見えない。さすがバブルの頃に作ったハコは一味違う。
さて内容はカムカムミニキーナの作品の再演ではあるが、遠山景織子さんはじめ客演の方が多いキャスティングで面白い。しかもそれぞれ個性豊かな面々でよくここまで集めてきたという感じのハマリ具合。初演を観ていないので何ともいえないが、多分芝居の幅が間違いなく広がっていると思われます。ストーリー展開は、次元の違うストーリーをテンポ良くスピードのある芝居で引き回すスタイル。カムカムミニキーナの看板女優藤田記子さんは体当たりの面白さで飛ばしまくっているし、松村さんは脚本演出のくせに自らアドリブ飛ばしてしまくって(まあ楽日だからということもあるが、縁者が噴出すぐらい激しく、まあ毎回のことではあるが)いるし、腹抱えて笑いながら思わず引き込まれて「それじゃだめじゃん!」と声を出して突っ込んでしまうぐらい面白かった。客演の方々も素晴らしかったが、特に「おふう」役の遠山さんは秀逸。CX『笑う犬』の頃から非常に気になっていたが、その美貌を生かしたキャスティングではあるものの、訳有りそうな演技にグッと引き込まれた。今度5月に『GOD DOCTOR』にも出演されるので、違った雰囲気の芝居が観れればいいなと思っています。




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2008年03月30日

いやー勝ちきれませんな。京都戦@飛田給

7cd08556.jpgそんなわけでまだ風邪っぴきですが、飛田給のゴール裏で久々観戦しました。早めに家を出て飛田給に行き、一緒に観戦させて頂いている皆様と合流。一旦別れてフードコートで昼食のカレーを購入して一般待機列から入場。カレーはなかなかおいしかった。
試合はといえば、ミスした方が点を取られる展開。前半上手くボールを回し切れなかった京都に対して付け込み、セットプレーから吉本が押し込み先制。その後東京がボールを回せている間に追加点が取れず、逆に京都の時間となってコーナーからのセットプレーから決められ同点に。その後一進一退の攻防が続いたが、前半終了直前にコーナーキックから赤嶺がドフリーでヘッドを叩き込み再びリードを奪い前半を折り返す。
後半から雨が降り出した。京都は積極的に選手交代を行いペースを掴んだが、東京は逆に引っ張り過ぎて後手を踏む。一進一退の攻防が続いたがカウンターから京都渡邊にミドルを綺麗に決められ同点に。その後堪えていたものの吉本のパスミスから途中出場の田原にカウンターからシュートを決められ、逆転を許す。東京も平山、川口を投入してパワープレーに持ち込み、終了間際に今野が徳永のミドルシュートのこぼれ球を押し込み同点、さらに逆転しようと粘ったがタイムアップ。
流れからいえば「何とか引き分けに持ち込んだ」展開に見えるが、「勝ち切れんなあ」というのも率直に感じた。確かにサッカーとしては観ていて圧倒的に面白くなっているし、点の臭いもするし、取れている。ただ一種「ハイリスクハイリターン」なサッカーのため、致命的なミスを犯すと失点に直結する気がしてならない。特にDFから相手にパスしてしまうようなプレーが以前より増えた気がするのだが。
まあ良くなった点の方が多いのだが、昨年同様ホームで勝てないのも困るし(まだ負けていないだけましですが)、何とか札幌戦は勝って欲しいと思います。では


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『生きるコント』大宮エリー5

96883005.jpgそんなわけで最近色々な本をガシガシ読んでいますが、特に面白かった本がコレ。昨日合間合間に読みきってしまいました。最近大宮エリーさんのことを知ったのですが、いまやマイブームでハマッてます。彼女の文春での連載がまとめられた一冊です。
http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/70/05/9784163700502.shtml
新宿のブックファーストで平積みされていたのですが、帯の我らがKYON2様のコメントが「近所に住んでいる変な人、大宮エリーが本を出しました。町内会を代表して推薦いたします。」だもん。思わず笑ってしまった。
内容はタイトルの通り、かなり可笑しいです。最高学府を出られている方の紙一重さが存分に詰まっています。元々CMやPVのクリエーターから映画監督・脚本家へと幅を
広げられてられ、これから大きく活躍されていく気鋭のお一人でしょう。かなりお勧めです。
5月に彼女の初芝居があるのですが、いきなり新国立劇場かい(笑)!(小劇場でもすごいですな。普通ではありえないでしょう。) http://sp.eplus.jp/god/index.html とはいいながら、すでに楽日のチケットを入手済みのワタクシですが。キャストも豪華だし今からすごく楽しみです。チケットはまだ残っているようなので、これからTVを初めメディアでの露出も増えるでしょう。
今日はこれから昼は飛田給&夜は芝居のダブルヘッダーです。またUPします。

2008年03月29日

『なにわバタフライ』4

1190be0a.jpgそんなわけで3月の初めからなかなか鼻喉風邪が抜けずに低調に過ごし、まだ完全に抜け切っていない。もはやそれが当たり前になって活動している自分が怖い。そんな間にソメイヨシノも満開になり、季節として一番良い季節になってきました。
ようやく『なにわバタフライ』DVDで観ました。もちろん実際に観ようとしていたものの、その頃は仕事も忙しく、勿論チケットも獲れずあえなく撃沈していたお芝居。
三谷さん初の一人芝居かつミヤコ蝶々さんの波乱万丈の人生をモチーフとした脚本で、演者は戸田恵子さん。そして方言指導が生瀬勝久さん、芝居のアクセントとしてマリンバとパーカッションによる演奏&SE。演者が少ないとは言え、非常に豪華。
戸田さんは完全に関西弁を流暢に話す芝居で、それだけでも大変なのに、一人だけで芝居の進行もしながら、変幻自在に幼少期から晩年の頃までを巧く演じ切っていたのには唸らされた。再演があったとしても戸田さん以外には考えられないでしょう。役者の底力を見た1本でした。

2008年03月27日

『paris match tour2008 〜Flight 7〜』duo music exchange5

af8e58e8.jpgそんなわけで今日はOFFでした。そもそもparis match(以下pmと略す)のライブに合わせてということだが、19:30スタートなので休まなくても大丈夫だった。でも前週も出張で来週は忙しそうだから休暇を挟み込んだ。今何を聴いているかと言われると、間違いなく「pm」と答えると思うほどハマッテます。
OFFとはいえばたばたして出来なかったことをいくつかこなしていく。朝は結局いつも通り起床して洗濯しながら、戸田さんの芝居観る前に観ておきたかった『なにわバタフライ』ようやく観賞。ミヤコ蝶々さんの波乱万丈な人生も去ることながら、戸田さんの日一人芝居秀逸。レビューは後日UPします。
午後から美写の講師の先生の写真が展示されている北とぴあ(王子)へ。電車を乗り継いでもいけるがてくてく環七まで歩いて都バスで移動。約1時間位かかるがあまり電車と変わらないので乗り換えなしで行けるので楽ちん。荒川をテーマに撮られている写真を拝見した。王子から銀座の行きつけの鍼灸院へ。休んでもとれなかった凝りを解して貰う。その後新宿のブックファーストで三谷さんの新刊他数点購入した後、渋谷のduo music exchangeへ移動。オンエアイーストの1F。ハコは良いハコなのだが、ホワイエもなく待機する場所がなく不快だった。強制的にワンドリンク500円払うのって、そもそもチケット代に入れてくれって感じだし。いつも入場の際に混乱するだけだから改めて欲しいですな。入って物販コーナーで『QUATTRO』を購入しpmサイン色紙ゲット!約200名程度は席があり、整理番号の早い人たちが確保して取れなかった。何とかステージ下手側サイドで立ち見の場所確保。
pmのライブは初めてだったが、事前の影ナレではなくさらりと歌で携帯OFFや写真禁止をアピール。すごくおしゃれ。オープニングは「DESERT MOON」からその後は最新アルバムの『Flight 7』中心の選曲。ヘビーローテーションで聴き込んだだけにバッチリ自分の中にインプットされていた。中盤はややスローなアコースティックなナンバーを中心に。ミズノマリ様の弾き語りもあった。後半はダンサンブルなナンバーを中心の展開。席に座っている人々が立たないのが印象的。「虹のパズル」「STAR」と流れ、最後「(I'M STILL) LOST IN YOU 」で終了。一回目のアンコールの最後に時期尚早だがpmはこれがないとという「SUMMER BREEZE」。ど定番、季節はずれだけどやはり良い!。2回目のアンコールは、ワタクシの中の名曲「OCEANSIDE LINER」先月この曲を聴きながらにちりん号で日向灘を北上したことがクロスオーバーして涙があふれてきました。やはりライブは良いですな!続きを読む

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2008年03月22日

二兎社『歌わせたい男たち』4

f0d5bee7.jpgそんなわけで今日は法事だったのだが、夕方から出かけて『歌わせたい男たち』を観る。今月から芝居観賞ペースを月2本になるので、ヨドバシで双眼鏡を購入。
http://nikon.topica.ne.jp/bi_j/products/binoculars/compact/star_x25.htm
来月以降大箱(大劇場)2階席の観劇が増えるのと、飛田給でも使えるかと思い活用したい。
さて今回は久々に紀伊国屋劇場で観た。多分10年以上前で演目は忘れてしまったが、古さは否めないもののいいハコである。二兎社の芝居ははじめてであったが、永井さんのホンに定評があるので楽しみにしていた。
『歌わせたい男たち』は都立高校の「日の丸・君が代問題」をモチーフにした作品。ホンが良い為、どちらかの立場に肩入れすると言うよりヒューマンドラマに持ち込んでいる点が秀逸。(でも反対派の人が観ると、応援してくれていると勘違いされるかも知れないがストーリーをちゃんと追いかけると違いますね。あしからず。)これを観る前に『なにわバタフライ』のVを買ってあったのだが、観れなかったが戸田恵子さんはやはり素敵でした。近藤芳正さんも反対派の教師を演じきっていたし、狭間の校長役の大谷亮介さんも良かった。
ワタクシ自身も約18年前に都立高校を卒業したので、フラッシュバックしながら観ていました。ワタクシの在学した頃は、卒業式での「国旗掲揚」ですごく大騒ぎをしていたことを覚えています。また「卒業式」も都教委から厳粛に厳かに行うよう通達が出されていたらしく、だんだん厳かな式実現へ締め付けが厳しくなっていった時期でした。入学した頃は卒業式に確かに厳粛な雰囲気はなく、生徒が好き勝手していた気がします。着ぐるみで卒業証書授与があったりそんなお祭り的な雰囲気でした。それが式の運営に「厳粛な式」と通達が出て以降はそれが押さえ込まれ画一的な式典になったのかなとも思います。ワタクシの私見は、「日の丸・君が代」をフューチャーした一面的な議論は下らないと思います。確かに「日の丸・君が代」を忌避して教えないことでのグローバル化の弊害も実感(日本国についての必要な本質的理解促進の妨げ)していますし、かといって都教委のような教職員処分もナンセンスと思います。(「日の丸・君が代」には敏感だが、単位不足の対応に遅れるなど都教委自体もかなり怪しいと思いますが)後輩たちのためにも是非落としどころを探り、解決して欲しいですな。


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2008年03月20日

2008パ・リーグ順位予想

そんなわけで、今日まで出張。これから京都名古屋の店舗に巡回し帰京します。
さて今年も今日からパ・リーグが開幕します。勝手に順位予想をば。
1位 千葉ロッテマリーンズ
2位 北海道日本ハムファイターズ
3位 埼玉西武ライオンズ
4位 福岡ソフトバンクホークス
5位 東北楽天ゴールデンイーグルス
6位 オリックスバファローズ
正直言って4強2弱は今年も変わらず。特に4強はどこが優勝してもおかしくないぐらい戦力が拮抗してます。ファイターズの三連覇を止めるのはどこか?今年も目が離せません。


2008年03月18日

今更新潟戦レビュー4

そんなわけで今日から阪神名古屋地区新店巡回で神戸に来ています。本日は三ノ宮ステイ。新神戸まで久しぶりに新幹線、CMもやってる初めてN700系に乗りました。いやー、500系のぞみで300キロを体験した時以来の衝撃でした。高速走行時も車体傾斜で揺れないし、車内も静か。出張の際は選んで乗りたいぐらいのレベルですな。(EX予約でも全席禁煙のため表記されてます)
さて新潟戦のV昨日ようやく見終わりました。概ね戦評通りですが、前半は東京の早いプレスと展開に新潟が自滅した感じに見えた。確かにエメの1点目でばたついたことで2点目3点目がついて来た感じ。特に新潟のGKは不調でしたね。後半は新潟が立て直して早いプレスとボール回しに対応できず、足も止まりはじめ2点を返される。特に2点目は矢野への右サイドのDFの対応がSBCB共に一瞬遅れたのが悔やまれる。そこからは安定感のあるベテランの投入で試合を落ちつかせて逃げ切った印象。
課題もまだまだあるが、新戦力も貢献してのアウェー勝ち点3は大きな1歩でしょう。ナビ予選は行けそうもないので、次の観戦は30日の飛田給かな。


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2008年03月15日

VERY VERY Thanks!ジョニー!5

5c465d6d.jpgそんなわけでJリーグも先週開幕し、東京は新潟でのアウェー戦を何とか取ったみたいだが、来週木曜から我がパ・リーグが開幕する予定。今年は西武ドーム(あら久しぶり(笑))の開幕戦に行こうとしたら、珍しく許可がでた新規オープン店舗巡回と重なり断念。代わりにオープン戦でもと調べていたら、千葉ロッテのジョニー(黒木知宏)の引退セレモニーが今日あるということで、直ちにチケットを押さえて参加することに。(その後チケットはオープン戦なのに全席完売)
地下鉄を乗り継ぎ八丁堀から京葉線快速。土曜の午前中ということもあり舞浜に向かうウカレポンチだらけて相変わらず不快。海浜幕張からバスで千葉マリンスタジアムへ。11時半前に着いたが待機列が解消されておらず、入るのに時間がかかった。まずジョニーTシャツをグッズショップで並んで購入。昼食を買い込んで3塁側2階席を確保し観戦。
13時試合開始。オープン戦なので、試合展開は特にないのだが、ロッテは先発(渡辺)俊介、5回までは開幕に備えたほぼベストメンバー。6回からDHのズレータ以外全員交代のボビーマジック?(笑)1.5軍になって、ここからは開幕1軍を目指すメンバーが続々と。楽天はたぶん監督の趣味かセオリーから逸脱しないかがメンバー入りの条件か、別の意味で必死(笑)。内容はともかく、チーム状態や戦力状況をが見れたのでよかった。
試合後ジョニー引退セレモニーが始まり、まず大型ビジョンに初勝利から復活までの軌跡が流れる。その後最後の打者三人との真剣勝負。1本目同期入団のサブロー。フルカウントからの三振で仕留める。二本目は同級生(同い年?)ということで楽天の磯部。こちらもサードゴロに仕留め、最後は盟友福浦をフルカウントの末に三振に仕留め終了。悔しい位、まだ全然現役平気です。しかも彼はワタクシより二つ年下だし。サラリーマンはこの歳では、まだ若手の部類。これからの活躍を期待したいですな。
花束贈呈の後、挨拶。ジンと来ました。最後にスタンド一周、1塁側外野席前でチームメイトに胴上げされてました。戻ってきたベンチ前で各選手に挨拶してセレモニーは終了しました。その後もジョニーコールは鳴りやまず続く。彼はある意味「千葉ロッテの永遠のエース」になった気がします。
帰りはまた同じ道で帰るとさらにパワーアップしたウカレポンチと一緒に帰り羽目になるので、西船橋から東西線快速で中野へ。小春日和の心地良い一日でした。


2008年03月13日

『colorhythm 』矢井田瞳4

2b997b93.jpgそんなわけで今日はOFF。ルミネ祭が始まり、今まで敢えて買わなかったけど買いたかったものを纏め買い。先週出ていたが敢えて買わなかった一枚がこれ。
ヤイコの7枚目のアルバム。ヤイコについてどのくらいハマッていたかはこちらを参照。 http://blog.livedoor.jp/ttate/archives/51429281.html 
で、今回のアルバムは流石にデビューから10年近く時も流れ、かなり深みのあるアコースティック中心の音作りで完成度も高い。すごくスッと入ってくるアルバムで耳障りも良い。これはこれで一つ完成系だとは思う。ベストテイクは「恋バス」も良いんですが、敢えて「ハッピースピナー」これがある意味一番POPだから。他が割とアコースティックな感じがするので、ヤイコらしいPOPROCKも期待してしまうのです。ギターのちょっと歪んだ音のチューンを聴きたいと思っているのはワタクシだけでしょうか?

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