実は数日前から、小室直樹先生の、

日本の敗因―歴史は勝つために学ぶ (講談社プラスアルファ文庫)

と、

経済学のエッセンス―日本経済破局の論理 (講談社プラスアルファ文庫)

などを引っ張り出してきて読み返していたのですが、整理するとですねー

小室先生は、「日本の敗因」の中で、

日本が戦争に負けたのは、実質的に日本を支配している(腐朽)官僚制が原因で、現在、日本経済が弱体化している原因もこの腐朽官僚制にある。

といわれており、「経済学のエッセンス」の中では、

現在の日本経済の閉塞状況を打開するには、ケインズ政策を強行して、公共事業にドンドン金を使い、有効需要を増加させれば、波及効果が発生して日本の景気は良くなる。

といっておられるのです。

ところで、昨日、子供がスポンジ・ボブのDVDがどうしても見たいというので、近くにあるゲオに連れて行ってあげたのですが、

古本のコーナーでこの本を見つけました。

公共事業必要論

なんと、たったの105円でした。

で、森田実先生も、この本の中で、公共事業は絶対に必要で、これを縮小させた小泉政権はケシカランといっておられます。

公共事業というと、道路族議員や官僚が私腹を肥やす不正の代名詞みたいに言われていますが、本当はちがう。

たしかに、過去、イロイロな不祥事はあったが、不正を行う族議員や官僚が悪いのであって、「公共事業」それ自体が悪いわけではなく、(先のケインズ政策実行という観点から)むしろ早急に公共事業投資を増加しなければならない。

公共事業=不正の温床

と決め付けて景気対策として必要な公共事業を縮小すると、日本の経済はますます衰退してしまう。

と指摘されているのです。


この三冊を読むと、なんとなく納得してしまいます。

このままでは日本は大変なことになりますな。