「知の衰退」からいかに脱出するか?
「知の衰退」からいかに脱出するか?
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この本はおもしろかったなあ。

説教本みたいな内容ですが、やはりちゃんとした説教本は面白い。

わが国の国民は裏づけのないヘンなプライドがあるんでしょうな。

このまま何も考えず、行動もしなければ日本は滅びてしまいます。

で、われわれは勉強しなければならない。

「国に頼らず、自分で立つ」

勉強すべきことは

英語・IT・ファイナンスだそうで、

21世紀を牽引する産業は、

サービス業
付加価値産業
情報産業(金融・通信・運輸)

だそうです。

要するにニッポンは重厚長大製造業主体の経済構造を変えないといけない。

そういわれると、野口悠紀夫先生も同じようなことを書いておられまして、実は

世界経済危機 日本の罪と罰
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という本をつい先日読んだのですが、私はあまり面白いと感じなかった。

日本経済が金融や情報産業、サービス産業主体で成り立つわけがない。

しかも今は金融危機の時代である。

所得格差が拡大するのも、金融などというバクチで儲けるヤツがいて真面目な労働者に回るべき報酬を吸い取っているからだ。

と思っていましたので。

野口先生の本はたいてい勉強になり、私はファンですが、どうも金融という面に関しては先生の書かれていることが理解できない。

私は普段事業再生の仕事をやっていますが、たいていの相談者が経営につまずいた理由は、銀行最重視の経営をしてしまったことです。

売上が減る→銀行に融資してもらえない→事業を多角化または拡大し売上を確保したい→それには金が要る→銀行に借りる→利益率が落ちる→借金が返せない

借金依存経営はダメ。無借金経営こそすばらしい。と私は思っているのです。

でも、大前先生の本を読むとなぜか金融の重要性を感じるようになってしまいました。

なぜかわかりませんが。

で、そういえば野口先生は、

「金融危機が起こった理由は、金融工学が悪いのではなくて、金融工学を使わなかったことが原因」

というようなことを書いておられたなあ。

私はもっと金融を勉強しなければならないですな。

そういえば

金融危機の本質は何か―ファイナンス理論からのアプローチ
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という本も出しておられたので、今から買って読んでみよう!

面白い本がいっぱいあるなあ。