貧困のない世界を創る
貧困のない世界を創る
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先日も書きましたが、この本は素晴らしい。

読み返しをしたので、ポイントを記録しておこう。

マイクロクレジット(グラミン銀行)
・貧困に苦しむ人を救済するための無担保・小口の融資
・借り手の自立支援が目的
・ただし、ビジネスのアイデアを借り手に提供するわけではない。
・返済率は98.6%
・グラミン銀行は儲かっている
・寄付は受け取っていない。
・金利は高い(基本的な収入を得るためのローン20%。住宅ローン8%など)
・預金他資産の総額は貸付総額の156%
・貧しい人を救済するためには雇用を創出する(仕事を与える)のが唯一絶対とする仮説は誤り。
・技能がないから貧しいと考えるのは誤り。
・最も重要な仕事は、個々の人間の内部にある創造性のスイッチを入れること
・現実の世界では自己雇用で生計を立てるケースが多い
・「企業家精神」は稀な特質ではない
・寄付、施しは自助努力や自信よりも、依存を奨励してしまう
・借手の58%は貧困線を乗り越えている。
・物乞いをしている人には、物乞いをする際に軽食、おもちゃ、家庭用品などを持っていって、販売するという仕事を与えている。この仕事に対しては12ドルの貸付金を無利子で行っている。

ソーシャルビジネス
・利益最大が目的ではなく、社会的な目標の達成が目的
・投資家には利益配当を行わない(利益は再投資に向けられる)
・投資家の出資は寄付行為とは違う。(自己持続型ビジネスに対する投資。投資した資金自体は取り戻すことも可能)
・投資家は金銭的な見返りは求めないが、会社の社会的目標の達成状況については具体的な証明を要求する。


イスラム金融・・・金利取引禁止
ソーシャルビジネス・・・配当禁止

いずれも、目的は実体経済の成長、活性化にあり、
マネーゲームによる不労所得を否定。
バブルが起こりにくい

我々は、20世紀型の利益第一主義、拡大成長絶対主義を見直し、

新しい資本主義の仕組みを模索していくべきですな