為替デリバティブ取引のトリック
為替デリバティブ取引のトリック
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以前に事業再生の仕事でご一緒させていただき、いろいろとご指導いただいた、コンサルタントの佐藤哲寛さんが為替デリバティブ取引についての本を出版されました。

佐藤さんは知的でクールな印象ですが、正義感の強い熱血派でもあります。

ある案件で、佐藤さんと一緒に、相談者である会社社長さんとコンビニおにぎりを食べながら、徹夜で対策を練って、30分ほど仮眠の後、銀行交渉に向かったことがあったなあ。

その佐藤さんが書かれたこの本は、銀行が完全に供給者の論理でつくった為替デリバティブ商品によって中小企業経営者が窮地に陥っている実情をレポートし、その解決策を示しておられます。

正義感の強い熱血金融コンサルタントの佐藤さんらしい内容で、大変勉強になりました。


ちょっと話は変わりますが、以前大前研一さんの動画で見たのですが、

アメリカのカトリーナ台風は12兆円強の被害額であったが、その半分程度が保険で負担されているのに対し、

日本の阪神淡路大震災は10兆円強の被害額で、保険によって支払われた額は3%程度しかなかったそうです。

(動画でみたので、数字はちょっと不正確です)

大前研一さんは、日本の保険会社(銀行でもなんでもそうだが)は、提供者の論理で商品が作られている!

と批判しておられますが、この例をみても日本の金融機関の体質が見てとれます。

なんか、ちょっとおかしいですね。

佐藤さんが大活躍され、危機的状況にある中小企業経営者が救済されることをお祈りします。