おごそかな渇き (新潮文庫)
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金曜日の朝、「ありがとう浜村淳です」の9時クイズの問題は、

とーりゃんせ とーりゃんせ こーこはどーこの細道じゃ

という、だれでも知っているあの歌についての問題でした。

運転中だったので、どういう脈絡でそうなったのかはよく聞き取れなかったのですが、クイズの途中から山本周五郎さんの小説の話になりました。

女の人が、事情があって遊郭のようなところで身を売って生活している。

その店に、子どもの頃、「とーりゃんせ」の歌を歌って一緒に遊んでいた近所の友達がやって来て再会し

「俺はあんたのことが好きだったんだよ」

というような話をするといったストーリーで、いつもながらの浜村淳さんの絶妙な説明を聞いていると、一瞬で引き込まれてしまいました。

これは読んでみたいと思い、運転中に急いで手帳を取り出してメモを取ったのですが、作品名がちゃんと聞き取れず、手帳には

「やまもとしゅうごろう しょうげんじ」

と書いてあります。

事務所についてから、インターネットで検索しましたがわかりません。

たしか「ありがとう浜村淳です」のホームページを見れば、その日の放送が聞けたハズだと思い、ホームページを開いたのですが、当日の放送は正午ごろにアップされると書いてあるので、仕方なく昼過ぎまで待って、もう一度開いてみたのですが、

なんとホームページで公開されているのは8時から9時までの一時間分だけなので、9時クイズのところは聞けない!

で、こうなるとますます読みたくなったので、夜、自宅でも検索してみたのですが、さすがにインターネット!

なんと、「浜村淳 山本周五郎」で検索したら、ヤフー知恵袋で、私と全く同じように、ラジオで聞いたが作品名がわからず、質問をしている方がおられ、これに対するベストアンサーとして作品名が書かれていました。

山本周五郎 「将監(しょうげん)さまの細みち」が答えでした。

文庫本では「おごそかな渇き」に収録されている短編小説のようだったので、さっそく本日購入し、読んでみました。

浜村さんの語りの通り、心に響くすばらしい小説だったなあ。