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ソウル西部地方法院


慰安婦被害お婆さんに支給された政府の支援金2億ウォン余りを横領した疑いで起訴された70代に懲役1年6ヶ月を宣告してほしいと検察が裁判部に要請した。

検察は12日、ソウル西部地方法院刑事3単独のチェ・ジギョン判事の審理で開かれた公判で、横領の疑いで起訴されたキム某(74)氏に対して「犯行を否認しており反省していない」とこのように求刑した。

検察は「罪質が不良で、被害金額が大きい点を考慮した」と裁判部に実刑を要請した。 検察はキム氏が被害お婆さんの同意を受けずに支援金を私的に使用したものと見ている。

中国にいる慰安婦お婆さんたちの帰国を支援していたキム氏は2012年6月~2018年4月、慰安婦被害者のイ・グィニョお婆さんに支給された政府の支援金計2億8千万ウォン余りを332回にわたって横領した疑いで裁判に掛けられた。

キム氏の弁護人は「被告人が金を狙っていたのであれば(お婆さんを助ける)こと自体を始めなかっただろう」としながら「個人の用途で金を使用したことは間違いないが、少なくともお婆さんの(支援金使用に対する)推定的な承諾はあった」と主張した。

続いて「中国から韓国に迎えたお婆さんだけでも6人」としながら「イお婆さんを韓国に連れてきてその後の面倒を見た過程を思えば、お婆さんが残高を使いなさいと承諾したということは十分に納得するに値する事だ。お婆さんの息子もお婆さんが被告に支援金を使用しなさいと承諾したと供述した」と話した。

キム氏はこの日の裁判で「事を始める時から信仰で始めた事」としながら「その方(慰安婦被害お婆さん)はイエス様なのに、その方の意に反することをすることができるのだろうか。想像もすることができない」と話した。

キム氏は中国に住んでいたイお婆さんを国内に連れてきた後、後見人の役割をしたことが知られている。イお婆さんは解放以後に中国で生活して、2011年に大韓民国の国籍を回復した。イお婆さんは去年12月14日に亡くなった。

キム氏はイお婆さんの他にも中国にいる他の慰安婦お婆さんたちの帰国も手伝ったことが伝えられた。

キム氏に対する宣告公判は今月28日午前に開かれる。


「個人の用途で金を使用したことは間違いないが、少なくともお婆さんの(支援金使用に対する)推定的な承諾はあった」

なんだろうね、推定的な承諾って。
中国で元慰安婦を韓国に帰国させる活動をしていた男は、11年にイさんと知り合い、帰国させた。その翌年にイさんを慰安婦被害者として政府に登録し、支援金を受けられるようにした。慰安婦被害者として登録すれば、韓国政府から特別支援金4300万ウォンが一時金として支給され、その後毎月生活支援金として140万ウォンが支給されるという。 

関連市民団体から情報提供を受け、韓国政府は17年12月に警察に捜査を依頼した。男は警察の取り調べで容疑の一部を認めたという。