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京畿道の地図(写真左側)と日本の地図。


日本の経済報復の余波が地方自治体たちの対日交流中断に拡散している。

民間の旅行キャンセル・不買運動に続いて地方政府も相次いで日本の態度に激怒して、姉妹・友好都市訪問や行事日程を取り消すなど責任を問いに乗り出した姿だ。

21日京畿道などによれば、日本の都市と姉妹・友好など親善関係を結んでいる道内自治体(京畿道含む)は計20ヶ所(62.5%)に達する。これら20ヶ所の自治体は日本の28都市と姉妹・友好関係を結んでいる。

20ヶ所の自治体のうち水原、議政府、坡州、光明、楊州、高陽、東豆川など7個自治体は日本の姉妹・友好都市との交流日程を取り消したり保留した状況だ。

また富川、平沢、始興、軍浦、烏山など5個自治体は交流日程の取り消しなどを検討している。

日本の都市と姉妹・友好などの関係を結んでいる京畿道内の20個自治体のうち12ヶ所(60%)が実力行使に突入したり準備中なわけだ。

これら12ヶ所の自治体は『日本の経済報復が道理に反するだけでなく、襟度(※心の広さ、度量)を超えたという判断によるもの』と口をそろえている

日本の都市と姉妹・友好関係を結んでいるが、これといった歩みを見せていない道内自治体は京畿道を始め安養、華城、利川、驪州、楊平、抱川、果川など8ヶ所だ。

8ヶ所の自治体の大部分は交流をして久しかったり交流日程が決まっておらず、交流中断などの措置を取っていないという立場だ。

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◇日本旭川市長「韓国の現在の情緒を痛感する」

水原市は去る1989年姉妹都市になった北海道に位置した旭川市と30周年記念行事を行うために来月1日、ヨム・テヨン市長主管で代表団が日本を訪問する計画だったが、これを取り消した。ただし公演団など民間交流団だけ訪問する予定だ。

ヨム市長は最近旭川市の市長と通話をして取り消しの背景を伝達して、旭川市長から「韓国の現在の情緒を痛感する。次の機会に先送りしよう」という返事を受けたことが分かった。

議政府市と体育会は今月27~30日に76人が新潟県にある新発田市を訪問する予定だったが取り消しすることにした。また今年下半期の採用博覧会に設置される予定だった日本ブース全体を取り消した。

坡州市は去る8日、姉妹都市の長崎県に所在する佐世保市を『都市再生ベンチマーキング』の一環で訪問することにしていたが無期限延期した。

光明市は来る26~30日まで青少年国際交流活動のために姉妹都市の神奈川県に位置した大和市を訪問する行事を取り消した。

楊州市は22~29日まで予定された静岡県に所在する姉妹都市の藤枝市に訪問して進行される予定だった高校生ホームステイ行事を取り消した。

高陽市は9月と11月に姉妹都市の北海道函館市を訪問して進行する予定だった日本研修と機関訪問を取り消した。

東豆川市は10月に開かれるマラソン大会に友好都市の静岡県にある島田市を招待したが、最近口頭で訪問中断を要求した 相互交流の原則に基いて10月末に島田市で開かれるマラソン行事にも東豆川市は参加しないことにした。

交流中断を検討中である5ヶ所自治体は日本の歩みを注視している。これら自治体は今後の日本の対応水位を注視しためた後、状況が悪化した時は交流検討から取り消しなどに段階を格上げするという腹案だ。

富川市は来る9月に友好都市の岡山県岡山市で開かれる国際音楽祭訪問取り消しを検討中だ。

平沢市は来月予定された友好都市の愛媛県松山市訪問の取り消しを、始興市は来る10月に開催されるマラソン大会に友好都市関係の東京都に所在する八王子の訪問取り消しを検討している。

この他に軍浦市は姉妹都市の神奈川県にある厚木市で来月開かれる祭の取り消しを検討中で、烏山市は来る9月に開かれる市民の日行事に姉妹都市の静岡県藤枝市を招待したが、光復節まで状況を注視した後に取り消しを決定する計画だ。

京畿道関係者は「京畿道は神奈川県、愛知県とそれぞれ姉妹、友好関係を結んでいるがまだ交流中断など関係に変化は無い。しかし国民の情緒、日本の無理やりな態度を勘案した道内市郡の実力行使の趣旨に十分に共感する」と話した。

一方、イ・ジェミョン京畿道知事は去る4日、「日本の貿易報復は京畿道の立場でも危機だ。厳重に受け止めている」と明らかにして、被害申告センターの設置と日本製品の独寡占現状の全数調査に乗り出すことを指示した。また対応担当チームを構成するなど中長期対策作りに出た状況だ。


ヨム市長は最近旭川市の市長と通話をして取り消しの背景を伝達して、旭川市長から「韓国の現在の情緒を痛感する。次の機会に先送りしよう」という返事を受けたことが分かった。

旭川市にも慰安婦像立てろって言ってくる前に手を切ったほうがいいんじゃない?
  韓国水原市(スウォンシ)と水原市民が推進してきた欧州初の慰安婦「平和の少女像」設置が失敗に終わったことが確認された。 

  水原市は21日、「ドイツ・フライブルク市が公式書簡文を通じて平和の少女像設置を反対する日本側の反対で少女像の設置が難しくなったと通知してきた」と明らかにした。 

  水原市と国際姉妹都市を結んでいるフライブルク市は旧日本軍慰安婦「平和の少女像」設置に合意していたことがある。だが、フライブルク姉妹提携都市である日本・松山市が少女像設置の中断を求め、設置が中止になった。