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不法生産業の現場で救助された病気の赤ちゃん猫


釜山のある住宅のケージに閉じ込められていた猫数百匹のうち、たった10匹だけ救助された状態で残りは事実上放置されている。

釜山市と水営区は収容するスペースが不足だという理由で残された猫を無視して、救助した猫も『遺棄動物』に分類して安楽死の危険を招いたという指摘を受けている。

17日釜山市と水営区などによれば、去る13日に水営区のある2階建て住宅に対する警察の押収捜索の結果、ケージなどに閉じ込められた状態で発見された猫260匹余りのうち10匹だけ救助されたことが確認された。

救助された猫は病気を患っているなど深刻な問題が発見されて緊急に救助されて、このうち2匹は治療中に死亡した。

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不法生産業の現場で発見された病気の猫


現在250匹余りは今もなお2階の住宅にいる状態だ。これら猫の大部分は小さなケージに多くは10匹余りが一緒に飼育されており、衛生などが危険な状態と分かった。

ヨ・グィソン クンマウム猫メディカルセンター院長は「猫はテリトリー動物なので、ケージの中に数匹が閉じ込められていることだけでもストレスが発生する」として「治療中の猫から呼吸器感染とカビ性皮膚炎の症状が共に現れたので、残っている猫も隔離して検診が必要だ」と話した。

しかし、水営区は事実上残された猫を放置している。区関係者は「エサを与えないことや、衛生上で深刻な問題があったようには見えなかった」として「動物保護法違反が立証されるまでは強制的に救出することはできず、救出したとしても水営区連携の保護施設では10匹余りだけ収容が可能な状況」と明らかにした。

現行法では動物虐待が疑われる場合、飼い主から3日以上の強制隔離措置ができる。ケージなど猫の虐待が疑われる状況なのに関連区庁が放置しているという批判が出る理由だ。

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釜山都心の住宅街で猫数百匹不法飼育の場面


シム・インソプ動物保護団体ライフ(LIFE)代表は「救助された10匹の大部分は深刻な病気に曝されたり低体重の症状を見せており、動物虐待が疑われる状況」としながら「市庁と水営区が虐待の範囲を非常に消極的に解釈して、更に救助することができる余地を減らしてしまった」と指摘した。

問題は管轄機関が理由として立ち入った『動物保護法違反』の疑いが立証されるのに数ヶ月が掛かるという点だ。警察の捜査、検察の起訴など裁判が進行されて刑が確定するまで最大数年が掛かる可能性もある。

シム・インソプ代表は「それまでケージの中に閉じ込められた猫が追加で病気を貰ったり、被害を受けることもある状況」と憂慮した。

押収捜索を執行した南部警察署は狭いケージで猫数百匹を閉じ込めて飼っていることだけでも動物保護法上の虐待と見ることができると説明した。警察関係者は「追加で猫たちを救助することができるのか、法律を検討中だ」と明らかにした。

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不法飼育の現場で救助された猫


水営区が救助した10匹を『遺棄動物』に分類したことも問題として指摘されている。遺棄動物の場合、10日内に新しい飼い主が現れなければ安楽死をすることもできる。

シム・インソブ代表は「区庁は警察が告発状を受理した後から1ヶ月近く、何の対策も立てて置かなかったということだ」と声を高めた。

一方、警察は去る13日『動物保護法違反』の疑いで水営区のある住宅を押収捜索した結果、A氏など2人が猫260匹余りをケージ内に閉じ込めて飼育していた事実が明らかになった。

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不法飼育の現場で救助された猫


この日、各ケージ毎に数匹の猫が閉じ込められていた点と品種猫の子猫が多数発見された点などを土台に、虐待と不法生産業の疑惑が提起された。

水営区によれば、A氏など2人は『動物生産業』の許可を受けていなかったが、警察に最近自治体の許可を受けたと主張したことが分かった。また、猫を飼っていた事実は認めたが販売の疑いは否認していることが伝えられた。


現在250匹余りは今もなお2階の住宅にいる状態だ。これら猫の大部分は小さなケージに多くは10匹余りが一緒に飼育されており、衛生などが危険な状態と分かった。

汚物まみれってわけじゃないけど、結膜炎の猫放置したり多頭飼育崩壊寸前って感じはするね。