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空軍ブラックイーグルスのT-50B


6年余り前に発生した空軍の航空機墜落事故を巡って、機体の製作会社である韓国航空宇宙産業(KAI)と空軍のあいだで責任攻防が法廷争いに広がった。

空軍は事故発生の原因は整備ミスにあるが、航空機のエラーに対して警告信号がきちんと作動せず死亡事故に繋がっただけに、KAIが一定部分で責任を負わなければならないと主張している。一方、KAIは整備ミスが事故発生の原因なので、空軍側の主張は受け入れ難いという立場を固守している。

KAIは2012年に発生したT-50B墜落事件に対する法院の調停結果に不服として正式な民事裁判を請求すると9日明らかにした。

去る1月に空軍は航空機墜落事故と関連してKAI側と協議が行われないと、ソウル中央地方法院に377億ウォンの賠償を要求する調停申請を出した。

法院は先月31日に強制調停決定を通じて、KAIが106億ウォンを空軍側に賠償することを決定した。しかし、KAIは調停結果に対して不服として異議を提起して、今後正式な民事裁判が進行される予定だ。

KAIが法院の調停に不服として民事裁判の請求を決定した背景には、賠償の負担よりも機体の欠陥が事故発生の原因と認められれば、後爆風(※悪影響)が少なくないだろうという判断に基いているという分析だ。

このため、事故の責任が空軍の整備ミスにあるのか、航空機の欠陥が事故に影響を及ぼしたのかの可否に対する熾烈な法廷攻防が予想される。

去る2012年11月15日、江原道横城郡の山で空軍の特殊飛行チーム『ブラックイーグルス』のT-50B訓練機が墜落して、15日間の1次調査を終えた空軍は「担当整備士が航空機の上昇・下降を操縦する装置を整備して、挿していた遮断を抜かなかったために事故が発生したことが把握された」と明らかにした。

しかし、追加調査の結果を進行した空軍は致命的な整備ミスを操縦士が認知することができるように警告するシステムがきちんと作動しなかったと判断した。これに空軍は事故の責任に対してKAI側に賠償を要求して交渉を進行したが、両者は遂に妥協点を見付けることができなかった。空軍は航空機の設計が間違っていたと主張したが、KAI側はこれを認めていないことが分かった。

空軍関係者は「事故の1次的な責任が整備士のミスにあるという点は正しい」としながらも「整備エラーがあった部分に対してセンサーが作動して表示をしていれば事故は起きなかっただろうし、空軍はその点に対して設計上のエラーがあったと見ている」と話した。

これに対してKAIの関係者は「法院は強制調停決定を通じて106億ウォンを賠償せよと決定したが、会社はこれに不服として異議を提起した」としながら「法的な手続きによって積極的に対応する予定」と説明した。

2012年に発生した墜落事故で操縦桿を握っていたキム・ワンフィ大尉(当時32)が4歳年下の妻と8ヶ月になる娘を置いて殉職した。また、整備ミスが事故の原因であることが明かされた後、担当整備士の上士が自責感を振り払うことができなくて自ら命を断ったりもした。

一方、事故の2年後である2014年に事故が発生した航空機の操縦席射出装置に当初欠陥があって、キム大尉が脱出を試みたが失敗したというメディアの指摘が提起されたりもした。空軍とKAI側は事故の調査でこれを発見したが外部に知らせず、その後問題になった射出装置に対する交換作業を進行した。このような問題が明らかになるとキム大尉の遺族らがKAIに損害賠償請求訴訟を提起したりもした。


しかし、追加調査の結果を進行した空軍は致命的な整備ミスを操縦士が認知することができるように警告するシステムがきちんと作動しなかったと判断した。

整備モード?を警告表示するシステムが本当に作動しなかったのなら機体の欠陥だろうね。