パチスロで最高のパフォーマンスを!

勝利に徹しつつも熱く打ったパチスロ、日本一周、株式投資、小説、世界一周、世界遺産マイスター

『世に棲む日日(二)』

"日本人にとって、遣唐使の上古から二十世紀にいたるまで、洋行というのはそれ自体が異変でありつづけている。個人がそれによって大衝撃をうけ、思想が一変し、ときには一国の文化までが変化した。"(285P)
洋行しなければ・・・。

『世に棲む日日(一)』

“人間の運命をきめるものは、往々にしてその能力であるよりも性格によるものらしい”らしい。(95P)

有閑マダム

酔っ払ってテレビをつけたまま、うたた寝していると『アンパンマン』が始まった。毎回ゲストキャラクターが出てくるようで今回は”有閑マダム”だという。有閑とは暇やお金があることで、総じて有閑マダムだと社交ダンスやパーティー、浮気など遊びに時間を使う夫人のことになる。

最近ではなかなかアダルトなキャラクターが出てくるものだなと、うつらうつらしながら聞いていると確かにどんぶり系のキャラクター達を手玉にとっている。なるほどと思いつつもそんな訳ないよなと、テレビを消して正式な寝場所に移行するために起き上がり、怪しいマダムの正体を確認すると、”ようかんマダム”だった。羊羹のキャラクターでお茶と羊羹を振舞ってお茶の作法を指導するという設定だった。一応は有閑の条件を満たしてはおり、なかなかのネーミングセンスだと感心したのだった。

大阪編

仕事で大阪へ行く。ついでにいろいろと行きたい所があったので消化しておく。大阪港まで電車で移動し天保山公園へ。天保山は日本一低い山と言われている。
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国土地理院発行の地形図で、山名と共に記載のある山の中では日本一低いということらしい。(帰宅してから調べてみると現在では仙台の日和山が一番低いらしい。震災の影響で一端は消滅したものの再度3mという標高で認定された。)
近くの商店街の店へ行くと登頂証明書を発行してくれるというので行ってみる。適度な店が見当たらず結構ためらったものの定食屋へ入店。午前中なのに焼酎やらビールを飲んでいる先客が2人。そう言えば私も普段は朝から喫茶店で飲んでいたりするのでこれはお互い様の日常なのである。しょうが焼き定食750円、旨い。そして無事に登頂証明書を頂く。
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目の前が河口で天保山大橋が対岸に向けて架かっている。鳥羽伏見の戦いのあと、この天保山沖から軍艦開陽丸で徳川慶喜と松平容保が江戸へ向かったのである。
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この海遊館がある天保山側からUSJのある対岸の桜島地区の間には大阪市公営の天保山渡船という渡し舟がある。水都大阪と言われただけのことはある。料金は無料である。日中は30分刻みで運行していた。
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自転車に乗った人も多数いた。自転車もそのまま載せることが出来る。これに乗って対岸のUSJがあるエリアへ。
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その後、大阪市役所のある中之島へ。中之島に架かる大江橋と淀屋橋は重要文化財に指定されている。ただ御堂筋がそれらの橋の上を走るため、相当の交通量である。御堂筋は南行きの一方通行なのだそうだ。
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大阪府立中之島図書館。こちらも重要文化財である。
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大阪市中央公会堂。こちらも重要文化財指定されている。
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この後はホテルへ。付近の焼鳥屋で鳥刺しなどを頂き、早めに就寝。翌日は仕事へ。

天保山渡船でUSJ側へ渡ってから中之島へ向かうまでの間、結果的にはさほど印象には残ってはいないのだが、ここに今回の中心的な目的地があったのである。実は一人でUSJへ行ったのである。目的はEVA 4Dのみである。当初は5月10日までだったのだが、6月28日まで延長された期間限定のアトラクションである。1day・スタジオ・パス7200円。夕方からのみ入場可能なのは1600円ほど安かったのだが、並びがキツいということもあり、これをケチって見逃すと目も当てられないし、出来れば2回見たいというのもあったので1dayの高い方にしたのである。もう何千円か払うとEVA他人気アトラクションに並び無しで入場出来る優先権を得られるチケットもあったのだが、EVA以外に用も無く、2〜3時間並べば良いだけだったので、これはケチっておく。14:00開演ということで12:30頃USJへ入場する。

とりあえず並ぶ前に喫煙をということで喫煙所へ直行。したいところなのだが見当たらない。園内の地図が掲示されている看板にも喫煙マークが見当たらない。まさか全面禁煙かと思いつつ、ドキドキしながら係員に聞いてみると意外とすぐ近くにあった。おそらく解りにくい場所に設置されているのだろう。係の人いわく「ここから一番近いのは・・・」という話しぶりだったので何箇所か充分に設置されているのだろう。無事にタバコを吸えたのでEVAの入場口へ。案の定、長蛇の列である。パチンコ屋のグランドオープン並みである。子供が多いのはパチンコ屋と違うところだが。12:50から並び始めて14:30くらいまで並んだだろうか。予定の14:00よりも早く開演しているようで、所要時間の30分おきくらいに収容人数の100人強分くらいぐんぐん進んでいく。

いよいよEVA 4Dへ。あとはネタバレなので続きへ。








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初しぼり

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母上から頂く。天狗舞の大吟醸なんて生まれて初めて飲んだぜよ。

東京編−北へー

上野の寛永寺は芝の増上寺と並んで徳川将軍家の菩提寺だった。最盛期には上野公園一帯を境内としていたため、付近には様々な建物が残る。
輪王殿の旧本坊表門(黒門)は公園から出た国立博物館の横にある。
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また歴代徳川将軍の霊廟が残る。その勅額門。勅額門とは天皇直筆の額を賜った門のこと。
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ただこの門以外は霊園内にあり檀家の人以外は入らないようにということだった。静かに眠っている人々とその子孫たちの場所であるということであろう。私は先人たちの思いや営み、優れた技術などの一端に触れるためにこうも様々な場所に行っている訳であり、こういった決まり事は尊重されるべきであると思った。

他に行きたい場所がまだあり、既に夕方に近かったので迷ったのだが東京都美術館の大英博物館展に入場してしまう。事前にチェックしていて、ちょうどこの日から開始だったのだ。大英博物館は私の世界中の行きたい場所リストに入っているし、今回は良いのではないかとも思ったのだが、この手の企画展示は世界中を周るのである。いざ大英博物館に行った時に、お目当ての例えばルイス島のチェス駒が海外に出張中ということがある訳である。そんな取りこぼしを防ぐためにも、また「あーあれはあの時東京で見たよな」という一言をつぶやきたいがためにも、大英博物館展に入場したのだった。

ルイス島のチェス駒の撮影用のデフォルメ版。本物は全て撮影禁止だった。
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ロゼッタストーンはレプリカだったのだが、その大きさと3つの言語で書き残されている先人の叡智に驚く。それ以外は全て本物で古代エジプトの棺やウルのスタンダード、ミトラス神像、アッシリアの戦士のレリーフなど見所多数。案の定、退館すると既に夕暮れだった。

最後に上野東照宮へ。その唐門。
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これにて今回の東京ツアー終了。焼肉屋で飲んで帰宅。帰りの金沢行きの北陸新幹線内では「いい日旅立ち」が到着駅を知らせるアナウンスに合わせて流れていた。行きの東京行きでは流れていなかったような気がするので、『北の空へ』向かう時にだけ流しているのかも知れない。北陸新幹線の金沢区間開業に合わせて運転廃止になったトワイライトエクスプレスの車内でも同じ曲が流れていたことを思い出したのだった。

東京編−地獄門をくぐって無限成長ー

東京2日目、上野公園へ向かう。目的地は国立西洋美術館である。国立西洋美術館の本館はル・コルビュジエの建築作品の一つとして2016年の世界遺産員会で登録の可否を審議される。ル・コルビュジエは近代建築の三大巨匠の一人に数えられ、申請国のフランスを中心に6カ国にある建築物を世界遺産に登録しようとされているのである。国境を越える遺産ということでトランスバウンダリー・サイトと呼ばれるものなのだが、ヨーロッパ、アジアだけでなく申請される資産がアルゼンチンにもあることから、大陸を越えるトランスコンチネンタル・サイトとなる可能性もある。
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一見、普通の建物のようだが、建物全体は正方形で内部は回廊のような構造になっている。
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これはル・コルビュジエの「無限成長建築」というコンセプトに基づくもので、巻貝のように外側へ建物を拡張していくことを目論見としている。ただ今回の世界遺産への登録推薦を受けて、2007年に重要文化財指定をされたことや既に本館に隣接して新館が建設されてしまっているので、この構想通りの成長建築が続けられることはない。

日本の文化財保護法では重要文化財に指定される建造物は築50年以上のものを対象としている。国立西洋美術館本館は指定を受けた2007年当時は築48年だったのだが例外的に重要文化財指定された。世界遺産登録されるためには、その資産が遺産保有国の法律で保護を受けていることが必要であるためである。

この国立西洋美術館の入口の前にはロダンの「考える人」や「地獄の門」などの彫刻がある。ここは無料エリアなので近くまで行ったら是非立ち寄っておきたい。
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そんなに美術作品に関心がある訳でもないので、西洋美術館の常設展だけ見て次へ行こうと思っていたのだが、「グエルチーノ展」という企画展示もされており、こちらも一周してしまうことになる。グエルチーノはバロック期の画家でイタリアのチェントとボローニャを中心に作品を残した。チェントが2012年に震災に遭い、絵画の展示が困難になっていることと震災復興のための事業として、国際的な展示会が行われるようになっているということだった。

東京編−日本橋−

現在の職場が加入している保険組合がITS(関東ITソフトウェア健康保険組合)というもので、その健保会館の付属施設がなかなかリーズナブルで使わなきゃ損だと言うので、夕食は寿司となった。江戸前寿司はともかく、至れり尽くせりのサービスでした。その後はまた健保会館付属のバーへ。スパイかと思いつつマティーニを頂く。バーからは赤坂日枝神社の鳥居が見える。日枝神社の鳥居の形は山王鳥居という独特の形をしている。通常の鳥居の上に山のような三角形が付属している。その形が手を合わせた合掌の形に似ていることから合掌鳥居とも言われるらしい。既に外は暗く写真は撮れなかったので、次回の健保会館利用時には早めに来て日枝神社に行こうと思ったのだった。

翌日は早起きしてホテル近くの日本橋へ行く。
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ここは日本の道路の起点とも言える場所であり、歌川広重の東海道五十三次の一枚目にも描かれている。重要文化財にも指定されているのだが、現在は東京オリンピックに際して建設された首都高速が橋の上空を通過している。

日本の道路の起点であるということで、橋の中央には道路元標が埋められている。
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道路元標は車道の真ん中にあるので、これは橋の付近にあるレプリカの写真である。道路元標の真上には首都高速に肉迫して道路元標地点を示す柱が取り付けられている。
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また橋の中央には4体の麒麟の像が置かれている。『麒麟の翼』という映画で中井貴一が血だらけになっていたのがこの場所である。
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この麒麟は想像上の神獣で動物園やパチスロ『獣王』のありがたいキリンとは別ものである。本来は無い翼があるのは首都東京の飛翔と繁栄とを祈念したものらしい。橋の橋脚部には関東大震災の時の焼け跡が残されているということだったがおそらくこれだろう。
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反対側と比べると石が黒く焦げ落ちているのが解る。
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ホテルへ戻り、朝食後に出発。

東京編−生きることとはー

北陸新幹線で関東からやってきた観光客を偽装して金沢観光を満喫するという企画で、入場券を買って新幹線のホームに入ったばかりだったのだが、ひょんなことで北陸新幹線に本当に乗ることになった。今度は金沢から北陸新幹線に乗って首都東京へやって来た観光客を演じなければならなくなってしまった。生きること、人生とは私自身を演じ続けることなのかも知れない。

金沢駅で駅弁と珍しいビールを購入し、意気揚々と新幹線に乗り込む。『グランアグリ』という地ビール、小麦の甘味をダイレクトに感じる。旨い。
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『特製牛肉弁当』には大福つき、なかなかである。
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座席の両脇にコンセントがついているのでこんなことも可能。
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快適である。3人掛けの席で、両サイドの人にコンセントを使われたら使用不能になるのが難点だが、万に一つもその可能性は無いだろう。

上野駅で下車し、地下鉄に乗り換えホテルへ向かう。東京メトロの地下鉄はSuicaで払うと1円刻みの料金になる。現金だと170円区間なのにSuicaだと165円使用の表示になっていることで気付く。これはお得だと言うよりも、普段から多く徴収しすぎているのではないのかと思ったりもする。切符の自販機に1円玉を投入するというのが色々大変だからなのだろうが。

うまい酒は旅をしない

「酒というのは、それがどんな酒であっても、その産地で飲むのがいちばんうまいような気がする。それが造られた場所に近ければ近いほどいい。」
「そこから離れれば離れるほど、その酒を成立せしめている何かがちょっとずつ薄らいでいくように感じられる。」(118P)

『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』、毎日こんなに酒を飲まなくても済むのかも知れない。
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