前回
パイオニアのAVアンプ VSA-LX51を買いました Part2(PS3でCDを聴いてみる)
映画のソフトを買っても2、3回見たら終わりだろうから、音楽のソフトで何かイイのがないかと色々検索で見ていたらありました。水樹奈々のライブBD!
NANA MIZUKI LIVE FIGHTER BLUE×RED SIDE
何でもブルーレイの音楽部門ではコレが1番売れているそうで、これなら曲を聴くのに何回も楽しめそうという事でコレを買いました。
パッケージを開けると赤と青のケースとブックレットがそれぞれ入っていて、2日分のライブ映像が楽しめるという優れものです。
<<視聴環境>>
試聴環境を一応書きますと、使用機器は
AVアンプ パイオニア VSA-LX51
スピーカー パイオニア S-A4SPT-PM
HDMIケ-ブル ソニー DLC-HD10HF
スピーカーケーブル SPACE&TIME Prism OMNI ST-8N
電源ケーブル AVアンプ、PS3共に付属のケーブルを使用
コンセント WN1318
でテレビは恥ずかしながら、まだ昔ながらのブラウン管のテレビです。ブルーレイの再生にはPS3を使用しました。
<<リニアPCMで再生>>
PS3にまずRED SIDEの方のブルーレイディスクをセットして再生開始。音声はメニュー画面でとりあえずリニアPCMの2チャンネルの方を選択。
オープニングが始まりズンズンと重低音の音から、心臓の鼓動の音、金属を叩いてるような音とどれも生々しくて迫力がある。
映像はDVDの解像度になっているんでしょうけど、十分綺麗です。音声の方もライブという事でイマイチかなと思っていたんですが、音質も十分クリア だしドラムが生ドラムという事が嬉しい。バックの演奏もヨレヨレした感じもないし、水木奈々の歌いっぷりもスタジオ版と遜色ない見事な歌唱です。
<<ドルビーTrueHDで再生>>
さあ待望のドルビーTrueHDを聴いてみようと、メニュー画面でドルビーTrueHDの5.1chの方を選択して聴いてみたところなんともハッキリしない音に。リニアPCMと比べるとだいぶ音量レベルが下がるみたいです。
音量を上げて聴くと、それでもリニアPCMの方が音が派手と言うか、メリハリがあると思う。ボーカルはより自然な感じなドルビーTrueHDの方がイイと思う。
リニアPCMの方がデジタルっぽい音なら、ドルビーTrueHDは全体的に音がしなやかで情報量の多いアナログ的な音なんでしょうね。しばらく聴き続けているとやっぱりドルビーTrueHDの方がよくなってくる。
聴き所を上げていきますと、イントロのギターのフレーズが心地よい「空時計」、しっとりとした歌声を聴かせる「ヒメムラサキ」、松田聖子のカバーの「赤いスイトピー」あたりが個人的にはお気に入りです。
女性陣(水樹奈々とバックダンサー)のお着替えタイムの間、男性陣のバンドバトルが行われているのですが、Red Sideの方はギター、Blue Sideの方はドラムと両方でリアルで生々しい音が聴けます。
文章中ではリニアPCMとドルビーTrueHDと表記しておりますが、PS3の方でドルビーTrueHDはリニアPCMにデコードされてHDMI ケーブル経由ででAVアンプに出力されております。
PS3でCDを聴いている時はAVアンプのディスプレイにサンプリングレートが表示されたのですが、今 回の場合はただPCMと表示されるだけでした。
オーディオ雑誌によるとドルビーTrueHDのデータをそのままビットストリーム出力してAVアンプ側でデコードする方が音質はイイそうです。
次回に続く
<<関連記事>>
パイオニアのAVアンプ VSA-LX51を買いました Part1(PS3でSACDを再生させてみた)